■開戦三年!
あの日から今日で三年となります。
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本日は2月24日、ロシアウクライナ戦争開戦から三年目となります。三年前、色々な事を考えさせられる事となりましたが、結局、権威主義国家が政治的に外国へ軍事行動を決意した場合、その理由がナチス排除とかロシア系住民虐殺という方便を建てられて、如何に見実を証明しようとも、方便は方便であるので検証可能な結果如何に関わらないという。
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平和的な政策を進める事はひじょうに大切な事ですが、重要なのは周辺国が軍事力による現状変更を試みた場合、その国が権威主義国家であった場合、軍事力による現所変更が可能である、と認識させてしまった時点で、如何に平和的手段を講じようとも戦争が始まるという事は変らう、戦うか併合され敵国の一員として戦わせられるかしか選べなくなる。
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軍事力による現状変更を一旦許してしまいますと、権威主義国家はその果実を繰り返しもぎ取ろうとします、そんなことあり得ない、と平和主義的な反論は無意味です、2022年ロシアウクライナ戦争は、世界が反省すべき点として2014年クリミア併合を看過した時点で、ウクライナのNATO加盟などの施策を執っていたならば防げたのですから。
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平和主義を標ぼうするには、平和主義を行動により周辺国からは外国へ侵攻しない軍事力というものを外交で説明させつつ、しかし抜け目のない防衛力整備により、同時に外国からの侵攻に対しても、周辺国を焦土にする戦力までは不要にしても、指導部に対して決定的痛打を浴びせられるような水準の防衛力整備が無ければ無意味となってしまいかねない。
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開戦三年、世界は安全和尚と平和について諸国民の対話と協力により担保するという冷戦以降の構造から大きく後退し、平和は軍事力と集団安全保障枠組みによって守られる、もしくは一国だけでも充分な戦力を保持する事により守られる事となりました。充分な戦力とは通常戦力以外を含まなければならない時代であり、専守防衛には厳しい時代なのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
あの日から今日で三年となります。
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本日は2月24日、ロシアウクライナ戦争開戦から三年目となります。三年前、色々な事を考えさせられる事となりましたが、結局、権威主義国家が政治的に外国へ軍事行動を決意した場合、その理由がナチス排除とかロシア系住民虐殺という方便を建てられて、如何に見実を証明しようとも、方便は方便であるので検証可能な結果如何に関わらないという。
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平和的な政策を進める事はひじょうに大切な事ですが、重要なのは周辺国が軍事力による現状変更を試みた場合、その国が権威主義国家であった場合、軍事力による現所変更が可能である、と認識させてしまった時点で、如何に平和的手段を講じようとも戦争が始まるという事は変らう、戦うか併合され敵国の一員として戦わせられるかしか選べなくなる。
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軍事力による現状変更を一旦許してしまいますと、権威主義国家はその果実を繰り返しもぎ取ろうとします、そんなことあり得ない、と平和主義的な反論は無意味です、2022年ロシアウクライナ戦争は、世界が反省すべき点として2014年クリミア併合を看過した時点で、ウクライナのNATO加盟などの施策を執っていたならば防げたのですから。
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平和主義を標ぼうするには、平和主義を行動により周辺国からは外国へ侵攻しない軍事力というものを外交で説明させつつ、しかし抜け目のない防衛力整備により、同時に外国からの侵攻に対しても、周辺国を焦土にする戦力までは不要にしても、指導部に対して決定的痛打を浴びせられるような水準の防衛力整備が無ければ無意味となってしまいかねない。
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開戦三年、世界は安全和尚と平和について諸国民の対話と協力により担保するという冷戦以降の構造から大きく後退し、平和は軍事力と集団安全保障枠組みによって守られる、もしくは一国だけでも充分な戦力を保持する事により守られる事となりました。充分な戦力とは通常戦力以外を含まなければならない時代であり、専守防衛には厳しい時代なのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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