■ヴェルニー公園
航空機一つとってもラファールにハリアーとF-35Bがならぶという国際色豊かな夏となりました。
横須賀基地をみる、どうみるか。ヴェルニー公園というのは標準的な回答なのかもしれません、それはJR東日本の横須賀駅前から京浜急行汐入駅前まで、ちょっとだけ汐入駅前からは距離があるけれども、広い空間がウッドデッキでつながっていて歩くと楽しい。
ヴェルニー公園は、横須賀基地をみたいのだけれども時間がどうしてもないんだよねえ、という厳しい状況でも駅前でなんとか3分あれば、ちょっと厳しいか、それでも5分あればなんとか撮影できる。久里浜行きを降りて、逗子行きが戻ってくるまでの時間で。
カブール横須賀入港、カブールはイタリア海軍の主任務地中海と大西洋での航空母艦としての運用を念頭に洋上迷彩となる塗装なので、太平洋の暗さとくらべて白っぽい塗装が印象的でして、それは太陽の光を浴びれば浴びるほど印象的に白さが際立つ。
台風10号が接近している状況ではどうしても薄暗いといいますか、曇りが目立つ気象条件となっていますから、しかし完全な曇天ではなく時折の雲の狭間から太陽が覗いて、その瞬間に空母が照らされた瞬間を撮影するには、多少根気が必要となっているが。
イタリア海軍の空母が日本にやってきた、というのはけっこう大きな出来事で、BSの報道番組やNHKの全国ニュースでも報じられていまして、それは確かに入港の際、ヴェルニー公園は身動きが難しいほど海に面したウッドデッキは混雑していたけれども。
逸見岸壁で数日間停泊しているさなかには、もちろん混雑はいつもよりも人通りは、三脚を担いでいる人たちなど、多かったものの、それでも撮影に支障を来すほどではなく、譲り合い譲り合いで殺伐とした雰囲気はない、行き交う人々犬の散歩とかもいつも通り。
ブルターニュ、フランス海軍のフリゲイトも入港していて、奥の方には散々苦労して東京で撮影したドイツ海軍のフリゲイト、その少し前にはカナダ海軍のフリゲイトが入っていたというし、この少し後にはオーストラリア海軍のミサイル駆逐艦もやってきた。
カブールの入港は、こうしたなかで格別といえます。普段はフネしか撮影しないのですよ、という方と並んで写真を撮ったのもこのカブールなのですけれども、それじゃあ今日はフネもヒコーキも一緒に撮影できますね、となにかほんわかした空気が流れ。
ヴェルニー公園、最近はイタリアンのレストランとフランス館、なにかこの表現は別のものを連想する人がいるそうだけれども、雰囲気が賑やかになりました。一方でむかしからありましたカフェは閉店したまま、お手頃にカレーを食べるのは難しくなった。
一国屋旅館、ヴェルニー公園といえばわたしにとって首都圏での定宿となっていた旅館があったのですが、こちらもコロナのさなか、2021年に廃業してしまいました。あの旅館、建物だけは残っているのですがもう旅館業ではなく、建物が利用されています。
旅館は文字通りヴェルニー公園に面していまして、ちょっと高い階に宿泊しますと、出入港がしっかりと見えていたのです。横須賀での定宿、というだけではなく東京で所用があった際の定宿、一杯どうです、と招かれても呑んだ後は一国屋に泊まりました。
ヴェルニー公園を一望できるホテル、となりますと、汐入駅前に高層ホテルはあるのですが、基地を一望できる部屋を確実に確保できるとは限らないわけで、COVID-19の前と後かあ、と考えつつ、カブールとか撮影しながらまだ暑い夏の散策としました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
航空機一つとってもラファールにハリアーとF-35Bがならぶという国際色豊かな夏となりました。
横須賀基地をみる、どうみるか。ヴェルニー公園というのは標準的な回答なのかもしれません、それはJR東日本の横須賀駅前から京浜急行汐入駅前まで、ちょっとだけ汐入駅前からは距離があるけれども、広い空間がウッドデッキでつながっていて歩くと楽しい。
ヴェルニー公園は、横須賀基地をみたいのだけれども時間がどうしてもないんだよねえ、という厳しい状況でも駅前でなんとか3分あれば、ちょっと厳しいか、それでも5分あればなんとか撮影できる。久里浜行きを降りて、逗子行きが戻ってくるまでの時間で。
カブール横須賀入港、カブールはイタリア海軍の主任務地中海と大西洋での航空母艦としての運用を念頭に洋上迷彩となる塗装なので、太平洋の暗さとくらべて白っぽい塗装が印象的でして、それは太陽の光を浴びれば浴びるほど印象的に白さが際立つ。
台風10号が接近している状況ではどうしても薄暗いといいますか、曇りが目立つ気象条件となっていますから、しかし完全な曇天ではなく時折の雲の狭間から太陽が覗いて、その瞬間に空母が照らされた瞬間を撮影するには、多少根気が必要となっているが。
イタリア海軍の空母が日本にやってきた、というのはけっこう大きな出来事で、BSの報道番組やNHKの全国ニュースでも報じられていまして、それは確かに入港の際、ヴェルニー公園は身動きが難しいほど海に面したウッドデッキは混雑していたけれども。
逸見岸壁で数日間停泊しているさなかには、もちろん混雑はいつもよりも人通りは、三脚を担いでいる人たちなど、多かったものの、それでも撮影に支障を来すほどではなく、譲り合い譲り合いで殺伐とした雰囲気はない、行き交う人々犬の散歩とかもいつも通り。
ブルターニュ、フランス海軍のフリゲイトも入港していて、奥の方には散々苦労して東京で撮影したドイツ海軍のフリゲイト、その少し前にはカナダ海軍のフリゲイトが入っていたというし、この少し後にはオーストラリア海軍のミサイル駆逐艦もやってきた。
カブールの入港は、こうしたなかで格別といえます。普段はフネしか撮影しないのですよ、という方と並んで写真を撮ったのもこのカブールなのですけれども、それじゃあ今日はフネもヒコーキも一緒に撮影できますね、となにかほんわかした空気が流れ。
ヴェルニー公園、最近はイタリアンのレストランとフランス館、なにかこの表現は別のものを連想する人がいるそうだけれども、雰囲気が賑やかになりました。一方でむかしからありましたカフェは閉店したまま、お手頃にカレーを食べるのは難しくなった。
一国屋旅館、ヴェルニー公園といえばわたしにとって首都圏での定宿となっていた旅館があったのですが、こちらもコロナのさなか、2021年に廃業してしまいました。あの旅館、建物だけは残っているのですがもう旅館業ではなく、建物が利用されています。
旅館は文字通りヴェルニー公園に面していまして、ちょっと高い階に宿泊しますと、出入港がしっかりと見えていたのです。横須賀での定宿、というだけではなく東京で所用があった際の定宿、一杯どうです、と招かれても呑んだ後は一国屋に泊まりました。
ヴェルニー公園を一望できるホテル、となりますと、汐入駅前に高層ホテルはあるのですが、基地を一望できる部屋を確実に確保できるとは限らないわけで、COVID-19の前と後かあ、と考えつつ、カブールとか撮影しながらまだ暑い夏の散策としました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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