北大路機関

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【G3X撮影速報】岐阜基地航空祭2024事前訓練,飛実団イーグル航空自衛隊70周年記念塗装(2024-11-07)

2024-11-07 20:03:22 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■岐阜航空祭事前訓練
 素晴らしい青空に恵まれた岐阜基地とともに繰り広げられたのは予行というべきでしょうか事前訓練というべきでしょうか。

 岐阜基地航空祭予行へ、行って参りました。今年は航空自衛隊創設70周年ということで全国津々浦々で様々な特別塗装機が飛行していますが、岐阜基地で特別塗装といえば、これでしょう、とイーグルが試作機塗装をまとってひこうしていました。

 FSXと同じ試作機塗装のF-15戦闘機は、先月から飛行していますが、飛行開始した際にはちょっとした騒ぎとなっていました、それは試作機塗装だったためです、噂のジャパンスーパーインスペクターイーグル、改造型イーグルの試作機なのでは、と。

 北大路機関ではF-15近代化改修の話題、ボーイング社が進める改良計画の話題は幾度も紹介していますので、実際のところこの特別塗装機が飛行開始した頃から、記事を閲覧された際に末尾に表示される人気記事にずいぶん昔の改良計画の話題が上っていて。

 試作機塗装、イーグルⅡとしてボーイング社が開発したストライクイーグルの改良型とは別に航空自衛隊のF-15Jを改修しているもので、この開発は三菱重工案とボーイング案が提示され、総合入札方式の結果はボーイングが選ばれていました、が。

 ボーイング社はマクダネルダグラス社時代のような現場重視技術者重視ではなく、経営と効率重視、逆に言えばマクダネルダグラスがボーイングに吸収合併された背景はこの部分にあったのですが、結果論として、防衛部門を含めコスト管理が不得手に。

 三菱重工案よりも安価に近代化改修を行うという総合入札結果は、しかしコスト見直しと原材料費高騰により、当初見積もりの四倍に価格を修正すると日本へ通知され、当時の岸防衛大臣が激怒、一時計画を凍結すると発表しましたのはご記憶のとおり。

 イーグルは、航空自衛隊が1981年の初号機岐阜基地到着以来、航空自衛隊が40年以上にわたり使い倒し、三菱重工がライセンス生産をすることで好いところも悪いところも熟知しているものなのだから、無理に近代化せず改良型を新造しては、とも思う。

 航空祭特別塗装機が登場したのはまさにこんな時節でもあったわけですから、驚いた方が多かった、と。三菱重工独自の改良型、無難なものであったともいいますが、スタンドオフミサイルや改良型の空対空ミサイルの運用能力が付与されていたはずだった。

 小牧南工場のイーグル関連生産ラインは大昔に無くなっているのですが、工場そのものは残っているのですから、イーグルⅡのライセンス生産、という形で生産しても好いのでは、と思うのですよね、特にイーグルはいろいろな装備が搭載できるのですし。

 F/A-18Eスーパーホーネットが今年から海軍のスタンダードSM-6艦対空ミサイルを空対空型とした射程がAMRAAMよりも遙かに長い370kmというミサイルの運用試験を開始、大きすぎてF-35には搭載できないものですがこれもF-15ならば充分、搭載可能です。

 予行、話を航空祭予行に戻しますと、岐阜基地HPにはその日の航空祭予行が掲載されています、案外素早く偏向されてしまいますので、毎日見ておく必要があるのですけれども、青空の非難かは無理をしてでも撮影に、とおもうほど良い写真が撮影可能だ。

 本番の航空祭では、地上展示機や群衆などなど、航空祭の雰囲気を画角に収めようとしますとどうしても撮影位置が制限されます、予行といいますか事前訓練ではもちろん基地内に立ち入ることは出来ないのですが、基地の周りからは自由な構図で決められます。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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アメリカ大統領選挙2024-回避された分断と暴力,トランプ前大統領はハリス副大統領に一定以上の獲得選挙人優位

2024-11-07 07:01:01 | 国際・政治
■素早い当確,拮抗報道一転
 今回の大統領選は当選確実までが比較的短時間であったということが重要なのかもしれません。

 今回のアメリカ大統領選挙、杞憂であったのは僅差では無く圧勝、というには若干温度差があるかもしれませんが、最終形が必要なほどの僅差では無かった、ということでしょうか。これは結果的に短期間でハリス副大統領とトランプ前大統領の獲得選挙人数の明暗がはっきりしまして、これが不正投票論など陰謀論のとりつく島を圧したという構図で。

 ペンシルベニア州などは前回の選挙では僅差でしたので、再度集計の必要など、その日のうちに選挙結果が出ず、実に四日間を要して正確な投票数を調べることとなったのは記憶されるところですが、今回の選挙は日本時間2000時まえには、つまり現地時間深夜には大勢が、というよりも当確情報までこぎ着けられたというのが、印象的というところ。

 分断、と選挙において前回の2020年選挙ののちの議会襲撃事件のような事態が怒ることが懸念されていたのですが、当初はほぼ拮抗、という選挙前報道とは全く異なり明確な差が出ているため、要するに再集計した場合は結果が覆る可能性、というものを封じたという点で、つまり双方の支持者が残念ではあっても受け入れられるという意味で重要でした。

 拮抗報道、双方支持率が拮抗していると多くのメディア、全米だけでは無く日本のメディアも含めてこうした事前報道がありましたが、これは前回の選挙のトランプ大統領という現職優位報道、前々回のクリントン候補優位報道というものがありましたので、メディアには予想予測というものがわかりにくくなっているという印象がないでもありません。

 捏造報道は報道から追い出されるべきではありますが、本邦メディアを含めますと願望報道のようなものも含まれているようで、これは有権者が決めるものなのですからメディアは世論構築というものと、分析報道というものを別個に分けて考えるべきなのかもしれません。それ故に、分断は有権者間というよりメディアと有権者の間に生じている。

 民主主義の危機、という表現があるようですが、アメリカが定めた選挙により成立する政権交代は、これ以上に民主的なものはありません、例えばバイデン大統領が任期満了を拒否することはないでしょうし、トランプ大統領が次の選挙へ法制度をそのままに三選をめざすようなことがなければ、アメリカの民主主義が機能している証左なのです。

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