北大路機関

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【G3X撮影速報】岐阜基地日常俯瞰風景,岐阜航空祭撮影穴場は愛宕神社と寂光院?(2023-10-03)

2023-11-11 20:12:32 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■明日は岐阜航空祭
 航空祭を前にまんねりしていない撮影位置を考えたいという方々の為のちょっと無茶な撮影位置情報を。

 岐阜基地航空祭、幻の穴場を探して。基本的にこの写真は三井山で撮影したものなのですが、残念ながら三井山は有名な撮影スポットであり航空祭当日には物凄い混雑となります、もう一カ所佛眼院、山頂の寺院という撮影スポットが有るのですが、ここも混雑は必至です。

 愛宕神社奥の院付近はどうか。急に京都の話をされても、と思われるかもしれませんが愛宕山の愛宕神社ではなく、岐阜県にも愛宕神社がありまして、東海自然歩道の岐阜基地を俯瞰風景に収められる立地に愛宕神社が在る、この当たりは隠れた撮影スポットだということ。

 名古屋市中心部の名駅摩天楼と呼ばれる高層ビル群を一緒に収められる穴場的撮影地となりつつありますが、難点は岐阜基地を俯瞰風景に収めてしまう、という事、つまり標高が高いのだ。上る時間は二時間、健脚ならば90分程度といいまして、機材が多いと厳しい。

 寂光院へ行ってきました。いきなり大原の紅葉の話をされても、と思われるかもしれませんは、京都は奥座敷の寂光院ではなく愛知県犬山市にも寂光院があるのです、ここは駐車場から山頂の展望台まで有料のモノレールがありまして、上るのにくろうがありません。

 犬山城と岐阜城と小牧城が見えた、これこそ穴場、といえるのです。実際編隊飛行などはかなり遠方の可児市上空で組み終えて岐阜基地まで飛来しますので、寂光院の弘法大師展望台、凄い名前だなあと現地で驚いたのですけれども、いい感じに頭上をひこうしました。

 寂光院、ではお勧めか、と問われますと、微妙、と。頭上を飛行するのですが、背後の山の稜線から一気に飛来しますので、エアバンドレシーバーなどでそうとうしっかりと編隊の飛来を事前に検知しておかないと、稜線を超えれば直ぐ気付いた時には飛び去っている。

 モノレールと云いますかリフトといいますか、鉄道事業者ではなくあくまで斜行エレベータというかたちなのですが、わたしは名鉄の犬山モノレールが廃止になったのちに、犬山市は市内で全てのモノレールを廃止したものとばかり思っていたのですが、一つはあった。

 寂光院、ただ、面白い写真が撮影できるのは確かです。小牧基地を離陸したKC-767空中給油輸送機が小牧基地でタッチアンドゴーの発着訓練を行った後に、視界から消えると十数分後に、いきなり稜線を超えて頭上から岐阜基地へ飛び去って行ったというかんじ。

 急に飛んできたか、と聞かれれば、急や、としか言いようが有りません。ただ、タッチアンドゴーを始めますと頭上の稜線までは戻らず、犬山城の手前あたりで旋回してしまうので、迫力ある頭上行く航空機という構図は、一回限り、上記の通りタイミングが難しい。

 三井山山頂で撮影していた際に、気にはなった構図です、稜線に休憩場がみえていて、地図とコンパスで確認するとそこに寂光院があったから。ただ、寂光院の展望台から見ると、三井山から見えた場所は実は寂光院の後ろの稜線の、多分東海自然歩道の休憩所のひとつ。

 航空祭なのだから穴場とか考えずに基地に入って北側会場か南側会場かを考えた方がいいよなあ、というのは確かです、しかし、三井山もそうですが岐阜基地周辺は普通に上る事の出来る山が多く、もちろん多少準備が必要な場所はあるが、モノレールなんてのもある。

 清水寺、愛宕神社は知っていたが寂光院まであるのか、と移動している最中に清水寺というのを寂光院から2km位のところに見つけてしまいまして、なんでもあるのだなあ、と感心してしまった次第です。犬山城を背景にとるならば蒼龍寺、いろいろ場所があるのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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