北大路機関

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-北大路,大宮通の街中喫茶店で頂くレモンスカッシュの甘酸っぱさ

2024-11-06 07:01:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 京都は変わっていないようで変化するものも多い。

 北大路機関草創期を知る方であれば、汚点紫とか京都という街は変化がないようなふりをしていて、流石に五重塔が京都タワーに建て替えられるという事は無いけれども日々実は小さな変化があることには気づかされています、それも否応なき変革の波にのまれて、ですね。

 大宮通、大宮交通公園というところがありますので、埼玉の大宮に鉄道博物館ができた際には駄菓子屋で新幹線の駄菓子を買って祝った子がいるそうですが、そんな駄菓子屋もいつの間にかイタリアンレストランになっているような、そんな変化の波が訪れている。

 大宮通商店街最後の書店が閉店したのはもう15年ほど前ですが、商店街の大事なコンビニエンスストアもついに閉店してしまいまして、昔はここでしか買えないぶどうジュースがあって、汚点紫という謎の店で一杯やったあとに、買って帰ったものでしたが、さて。

 喫茶店、ここはいうほど老舗ではないのですがすっかりなじみまして、レモンスカッシュをちょっと疲れた際にいただいてみたりします、レスカ、と略される飲み物は、そうですね子供の頃はあまり意識した飲み物ではなかったのですけれど、いまは、かわりました。

 レモンスカッシュは、レモンチューハイなんかの呑み心地を昼間に思い出すようなものでして、そう変なたとえなのですが、レモンサワーというものを知った際に、レモンスカッシュを知っているからこそ馴染んで行けた、なんて背景があったのかもしれないなあ。

 レスカ、と格好よく書くのですけれど、炭酸のしゅわっとした部分にレモンの、果汁の味わいよりはかおりを愉しんでいるのでしょうねえ、重なって、少し後でシロップの、ガムシロップの甘みがレモンの自己主張を強すぎない水準まで抑えてくれるというかんじ。

 コーヒーのように一杯をじっくりと楽しむよりは、炭酸が抜けないうちに素早く飲んでしまうもので、休息の時間が限られている現代人の飲み物、という感じで文明開化以降に日本で広がったのかなあ、そんなことに思いめぐらせ、午後ひとときをすごすのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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