■能登復興と観光業
元日能登半島地震で大打撃を受けたJR七尾線が本日から羽咋駅と和倉温泉まで復旧し特急運行も再開されることとなりました。
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能登半島の災害復興を考えた場合、一日に一往復でも二往復でもいいので和倉温泉駅まで、しらさぎ、サンダーバード乗入れを継続できないか。現在はIRいしかわ鉄道が金沢駅から和倉温泉まで、681系や683系特急を用い、能登かがり火号を運行中となっています。
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能登かがり火号は、厳密には能登半島地震を受け七尾線の状況などから運休中となっていましたが、羽咋駅と七尾駅の復旧完了し運転可能となった事を受け本日22日から運行再開となります。サンダーバードでそのまま和倉温泉まで行けるというのは観光再開に資する。
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北陸新幹線敦賀開業により、しかし現在の体制は、特急サンダーバードで敦賀駅まで、敦賀駅から金沢まで新幹線はくたか、金沢駅で能登かがり火号乗換、と乗換を二度も挟む事となります。旅行してみると判るともいますが乗換というのは荷物を持ち、体力を使う。
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金沢から和倉温泉は71km、特急に乗車しましたらそのまま目的地まで座席でくつろげる、ということは意外と重要で、速達時間よりも直通運行というものは、目的地に金沢周辺の和倉温泉というのではなく和倉温泉という明確な選択肢を示す事になるのではないか、と。
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京都から神戸三宮までが73kmですので、能登半島では中央部で奥能登までまだ先という和倉温泉と金沢が案外遠いということが認識できるでしょう、すると直通運転を維持する事は意外と旅客需要を掘り起こす。故に新幹線敦賀延伸後も、運行維持できないか、とね。
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能登半島は未だ観光客を受け入れられない段階と云いますか、奥能登では事実上の孤立地域も残り広域避難を進めている段階です。けれども復興しなければならない、その復興に着手できる復旧は、三月の北陸新幹線敦賀延伸の時点では未だではないか、と思うのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
元日能登半島地震で大打撃を受けたJR七尾線が本日から羽咋駅と和倉温泉まで復旧し特急運行も再開されることとなりました。
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能登半島の災害復興を考えた場合、一日に一往復でも二往復でもいいので和倉温泉駅まで、しらさぎ、サンダーバード乗入れを継続できないか。現在はIRいしかわ鉄道が金沢駅から和倉温泉まで、681系や683系特急を用い、能登かがり火号を運行中となっています。
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能登かがり火号は、厳密には能登半島地震を受け七尾線の状況などから運休中となっていましたが、羽咋駅と七尾駅の復旧完了し運転可能となった事を受け本日22日から運行再開となります。サンダーバードでそのまま和倉温泉まで行けるというのは観光再開に資する。
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北陸新幹線敦賀開業により、しかし現在の体制は、特急サンダーバードで敦賀駅まで、敦賀駅から金沢まで新幹線はくたか、金沢駅で能登かがり火号乗換、と乗換を二度も挟む事となります。旅行してみると判るともいますが乗換というのは荷物を持ち、体力を使う。
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金沢から和倉温泉は71km、特急に乗車しましたらそのまま目的地まで座席でくつろげる、ということは意外と重要で、速達時間よりも直通運行というものは、目的地に金沢周辺の和倉温泉というのではなく和倉温泉という明確な選択肢を示す事になるのではないか、と。
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京都から神戸三宮までが73kmですので、能登半島では中央部で奥能登までまだ先という和倉温泉と金沢が案外遠いということが認識できるでしょう、すると直通運転を維持する事は意外と旅客需要を掘り起こす。故に新幹線敦賀延伸後も、運行維持できないか、とね。
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能登半島は未だ観光客を受け入れられない段階と云いますか、奥能登では事実上の孤立地域も残り広域避難を進めている段階です。けれども復興しなければならない、その復興に着手できる復旧は、三月の北陸新幹線敦賀延伸の時点では未だではないか、と思うのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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さて、今回の敦賀延伸の場合、延伸区間の敦賀〜金沢は区間が短く(営業キロで130km強)、管理人氏が仰るとおり福井や和倉温泉までの乗り換え無し直通需要はあると考えますが、壁となるのが並行在来線問題。JR各社は儲かるところしか抱えたくないという意識が強いため歯牙にもかけてくれませんね。北陸3件の県庁所在地付近なら在来線もダイヤ次第で近郊需要を取り込み経営できると思うのですが、全くやる気無し。こんなところにも分割民営化の弊害として現れています。う〜ん、日本では鉄道復権は難しいようで、何とも悲しいですね。