榛名さんの総監部グルメ日誌
第1空挺団降下訓練始めを撮影するには朝早く並ぶ必要がありますので千葉に一泊するのが良く中でも八千代台がお勧めなのです。
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八千代台、千葉県の京成沿線にある駅前を巡った際、昨年は東葉高速鉄道の八千代台周辺で素敵なイタリアンなんかを巡ったのですが、京成線沿線ですと古き良き昭和の時代という感じの千葉が広がり、要するにイタリアンなんてところは無いか閉店していました。
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居酒屋探訪と行くこととしましょう、こう切替えたのち、一喜さんというビルの一階ながら通りに面して間口を開けていまして、その奥に和気藹々たる酔客の議論が聞こえるという、これぞ日本の居酒屋的な一軒を見つけましてさて時計を見ればいい時間、暖簾を潜る。
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旬彩一喜、焼き鳥とお刺身に地のものと手製の肴に美味しい地酒、一言で説明しますと装いはこんなところで、カウンターの入り口付近はいい感じの酔客紳士三人組、ご近所さんらしい方々がボトルを囲んで談笑、わたしはカウンターの端に陣取り先ずは清酒を頂く。
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一ノ蔵だったか、千葉の清酒というわけではないのですがビールは瓶ビールのみと云われましたので生中一発、という機運がそもそも無かった故に先ず優しい清酒を冷やで頂きますと御通しはおでん、お麩と大根に竹輪その他がビールより清酒と合っていてこれ旨い。
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刺身三点盛り、と考えずに先ず適当な美味しいものをいただけるならばとお任せしてみましたが、その前に瓶ビール、ありきたりな麒麟が来るとかアサヒではなく、ベルギービールがあるではないか、心機一転清酒をのみ干しヒューガルデンを注文すると直ぐに来た。
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いなだ、まぐろ、あじ、だったか。三点盛りは一人晩酌にはちょうどいい大きさなのです。さて、清酒をのみ干して急遽ベルギービールとグラスを傾けていますと、入り口界隈の酔客は酒場談義となっていまして、その談義の話題はズバリ、羽田日航海保機衝突事故の。
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成田空港行京成電車が行き交う京成沿線、京成は羽田にも乗り入れていますから空の話題なのですが、議論の最大の点はペットの安全だ、というセンシティヴな話題です。乗客乗員全員脱出成功の日航機ですが、残念ながら貨物室のペットさんは脱出できず機と運命を。
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令和の現代なのだからペットの生命はもっと尊重されるべきだ、という意見の可否が議論という。確かに。国土交通省の通達では緊急脱出時にペットは同伴できない、というよりも手荷物は持ち出し不可で、しかもペットは貨物室に収納されていて、逃げられないのだ。
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千葉県で、この議論を聞いたのは、全国でもこういう議論があるのだろうけれども、考えさせられるところが有りまして、そう、千葉と云えばお隣茨城県の常総市、鬼怒川水害において浸水孤立家屋からUH-60が住民と共にペットを救出したことはまだ記憶される。
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東日本大震災では福島県沖でイージス艦が漂流者を救助した同じころ、海上保安庁巡視船が漂流家屋上のペットを救出した話題もあり、東日本大震災と鬼怒川水害においてペットを救出した事例は既にあり、これが2010年代の価値観だ、と世界には示していますが。
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旅客機の設計を見直す段階ではないのか、例えばペット区画を脱出用膨張式スロープの区画に隣接させて自動で切り離すとか、ダイマーカーをペットケージに一体化させ浮力材で包みペットケージそのものを救難装備の一つに応用するなど、設計再考の余地はないか。
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エアバスなどは、寝台の追加という長距離路線用に数時間単位で追加料金を支払い用いる寝台を貨物室部分に追加する設計を行っているところであるし、シェーズロングシートというエコノミークラス用二階建て座席などの開発が進められ旅客機は変革期を迎えている。
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シェーズロングシート、長椅子状にエコノミークラスでも足を延ばせる座席を試みていて、実用化はまだ先のようだけれども、機内の形状は今後変り得る。一方で日航機の全員脱出をアメリカの客室乗務員団体などは奇跡的とした上で、アメリカでは可能か、と危惧する。
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手荷物やパソコンを持ち出そうとすることで避難が遅れるのではないかという危惧と共に現在の手荷物を持たず脱出するという規則は70年前のものであり、そろそろ手荷物やペットの存在を考えた設計や規約とすべきではないかという指摘といい、なるほどともおもう。
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旅客機を、緊急時の脱出に新しい視座を加える様な設計のものを、旅客機のなかでのオプションとして提示し、安全性と共に万一の際の最後の安全性を高めた次世代旅客機の規格を、命が大事とされ定着している日本からエアバスやボーイングに提示する意義は無いか。
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旨いお酒と美味しい焼き鳥の串をかさねつつ、酔客の御仁紳士方の話題を流し聞きしただけでも、ふとそんな事を思いました。現行の機種では不可能だけれども、新規格の次世代機にオプションとして、と。酒場談義はお酒や料理の他、こういう雰囲気がいいのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
第1空挺団降下訓練始めを撮影するには朝早く並ぶ必要がありますので千葉に一泊するのが良く中でも八千代台がお勧めなのです。
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八千代台、千葉県の京成沿線にある駅前を巡った際、昨年は東葉高速鉄道の八千代台周辺で素敵なイタリアンなんかを巡ったのですが、京成線沿線ですと古き良き昭和の時代という感じの千葉が広がり、要するにイタリアンなんてところは無いか閉店していました。
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居酒屋探訪と行くこととしましょう、こう切替えたのち、一喜さんというビルの一階ながら通りに面して間口を開けていまして、その奥に和気藹々たる酔客の議論が聞こえるという、これぞ日本の居酒屋的な一軒を見つけましてさて時計を見ればいい時間、暖簾を潜る。
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旬彩一喜、焼き鳥とお刺身に地のものと手製の肴に美味しい地酒、一言で説明しますと装いはこんなところで、カウンターの入り口付近はいい感じの酔客紳士三人組、ご近所さんらしい方々がボトルを囲んで談笑、わたしはカウンターの端に陣取り先ずは清酒を頂く。
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一ノ蔵だったか、千葉の清酒というわけではないのですがビールは瓶ビールのみと云われましたので生中一発、という機運がそもそも無かった故に先ず優しい清酒を冷やで頂きますと御通しはおでん、お麩と大根に竹輪その他がビールより清酒と合っていてこれ旨い。
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刺身三点盛り、と考えずに先ず適当な美味しいものをいただけるならばとお任せしてみましたが、その前に瓶ビール、ありきたりな麒麟が来るとかアサヒではなく、ベルギービールがあるではないか、心機一転清酒をのみ干しヒューガルデンを注文すると直ぐに来た。
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いなだ、まぐろ、あじ、だったか。三点盛りは一人晩酌にはちょうどいい大きさなのです。さて、清酒をのみ干して急遽ベルギービールとグラスを傾けていますと、入り口界隈の酔客は酒場談義となっていまして、その談義の話題はズバリ、羽田日航海保機衝突事故の。
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成田空港行京成電車が行き交う京成沿線、京成は羽田にも乗り入れていますから空の話題なのですが、議論の最大の点はペットの安全だ、というセンシティヴな話題です。乗客乗員全員脱出成功の日航機ですが、残念ながら貨物室のペットさんは脱出できず機と運命を。
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令和の現代なのだからペットの生命はもっと尊重されるべきだ、という意見の可否が議論という。確かに。国土交通省の通達では緊急脱出時にペットは同伴できない、というよりも手荷物は持ち出し不可で、しかもペットは貨物室に収納されていて、逃げられないのだ。
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千葉県で、この議論を聞いたのは、全国でもこういう議論があるのだろうけれども、考えさせられるところが有りまして、そう、千葉と云えばお隣茨城県の常総市、鬼怒川水害において浸水孤立家屋からUH-60が住民と共にペットを救出したことはまだ記憶される。
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東日本大震災では福島県沖でイージス艦が漂流者を救助した同じころ、海上保安庁巡視船が漂流家屋上のペットを救出した話題もあり、東日本大震災と鬼怒川水害においてペットを救出した事例は既にあり、これが2010年代の価値観だ、と世界には示していますが。
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旅客機の設計を見直す段階ではないのか、例えばペット区画を脱出用膨張式スロープの区画に隣接させて自動で切り離すとか、ダイマーカーをペットケージに一体化させ浮力材で包みペットケージそのものを救難装備の一つに応用するなど、設計再考の余地はないか。
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エアバスなどは、寝台の追加という長距離路線用に数時間単位で追加料金を支払い用いる寝台を貨物室部分に追加する設計を行っているところであるし、シェーズロングシートというエコノミークラス用二階建て座席などの開発が進められ旅客機は変革期を迎えている。
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シェーズロングシート、長椅子状にエコノミークラスでも足を延ばせる座席を試みていて、実用化はまだ先のようだけれども、機内の形状は今後変り得る。一方で日航機の全員脱出をアメリカの客室乗務員団体などは奇跡的とした上で、アメリカでは可能か、と危惧する。
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手荷物やパソコンを持ち出そうとすることで避難が遅れるのではないかという危惧と共に現在の手荷物を持たず脱出するという規則は70年前のものであり、そろそろ手荷物やペットの存在を考えた設計や規約とすべきではないかという指摘といい、なるほどともおもう。
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旅客機を、緊急時の脱出に新しい視座を加える様な設計のものを、旅客機のなかでのオプションとして提示し、安全性と共に万一の際の最後の安全性を高めた次世代旅客機の規格を、命が大事とされ定着している日本からエアバスやボーイングに提示する意義は無いか。
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旨いお酒と美味しい焼き鳥の串をかさねつつ、酔客の御仁紳士方の話題を流し聞きしただけでも、ふとそんな事を思いました。現行の機種では不可能だけれども、新規格の次世代機にオプションとして、と。酒場談義はお酒や料理の他、こういう雰囲気がいいのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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