榛名さんの総監部グルメ日誌
蕎麦屋で一杯やりました蕎麦屋呑みの話題をこの昼下がりの今からでもできそうな時間帯に紹介してみます、場所は北大路通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f4/367050cbc3437a1148d8cfea208691e0.jpg)
祭事というのはそのお祭りそのものよりも準備の方が愉しいという話機を聞くのですが、わたしの場合はこんなに急に身動き取れなくなるとは思わなかったものですから今年も葵祭を撮影しようと考えていて撮影位置を散策していた頃が愉しかったといえばそういう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f0/72d76ab6507b2d24d64fce346a3c90c6.jpg)
ここだなここしか撮影場所はないよなあ、という定番の撮影位置を下見した際に、三千盛という日本酒をひやで一杯やったお話。ここはどこかというと北大路橋、有名なのかは先学にして知りませんが、ちょっといいかな、と勧めたくなるところのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/97/0507ed699a1fb331f9ff7071903f6196.jpg)
なめこおろしを肴に。気軽に昼さけ嗜むここは、葵祭の歴史行列を撮影する下見という名前のお散歩を、あれだけ重装備でも巡幸できるのだからカメラバックだけのお散歩でも余裕だろうと歩き始めて、しかしカメラバック意外と重いと気付いた最寄りの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/86/6796236a43cf53be311f335dfc2e7f0d.jpg)
蕎麦屋さん、北大路橋をわたったすぐのところにありまして、一見して蕎麦うどん的な看板ながら肴といいますか蕎麦屋呑みにはこれでもかといろいろ充実している品ぞろえのお店、雲ヶ畑から出町柳へ鴨川堤防の散策に立ち寄るのもすてきかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/52/819311ed07396cca23c0dfbb428e0166.jpg)
三千盛のほかにも日本酒の品ぞろいはなかなかのもので、蕎麦を手繰りにという方も、すこししっぽりしようというかたも、要するに理想的な街角のお蕎麦やさんという印象で雰囲気を楽しめるお店なのですが、日はたかいもののもうすこしなにか頂こう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b5/8e72df9316240ca66217b6fe8b4df82c.jpg)
牛ヒレ肉のタタキ。一気に蕎麦屋の領域を飛び越えて割烹のほうへ向かうような。まず薬味からして旨いものなのですから、さっとまぶされている白ポン酢とおろしに葱の薬味でちょっとだけのこった清酒をさらりと呑んでしまおう、そして次は。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/48/4d93bab72ddf397c9d9ce8e1adab579e.jpg)
炙った牛肉を一つ口に含みそしてじわり染み出る旨味と肉汁と満足感、そして清酒を口に運び、そして。蕎麦屋の一品というと板わさとかの定番もあるのですが、ここは一人鍋で湯豆腐から牡蠣まで頂ける、すると長居してもよさそうなというか許されそうな雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/ec/f375ca2296d2319eac87e36a942aa672.jpg)
シードル、蕎麦屋でシードルというのは、お好み焼き屋でベルギービールみたいな感じ、いや実際あるけれども。いぶし銀のようなカウンターと奥にこあがりがありますが、昼下がりの葵祭三週間前では店内はわたしひとり、昼さけをたのしもうじゃないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/32/9d1a6eb4f42e99d27744456b95044dfd.jpg)
ビーフとシードル、シードルというのはリンゴの発泡酒で、弘前産の国産シードルは口当たりも軽く果実酒というよりも酒気をたくわえた清涼飲料水のような口触りでリンゴの甘酸っぱいしゅわしゅわがほのかに酒精を感じさせるもの、暑い日にはうれしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/6a/6ef5890a2236e7d7951daba0570c5f4d.jpg)
蕎麦の〆はこんなかんじで和風洋風が続いたものだから、最初はざるそばをさっと手繰ろうとおもっていましたが、そろそろ暖かいではなく暑くなった、が熱くなったほどではないものですからいましか無いと熱いにしん蕎麦を熱々のまま手繰ることとしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/75/507706d36d7f31eb298bf70d4160f0ef.jpg)
にしん蕎麦、熱い蕎麦よりも実は歯ごたえのしっかりしている冷たい蕎麦のほうがすきではあるんですよ、熱くしますとぼそぼそ感がでてしまって噛みしめたときのぶちぶち感が弱まってしまう、けれども旨い蕎麦やは茹でたてのときにこれを乗り越えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/13/09c8050d915b7a5b760d88cab4dace9a.jpg)
棒煮のにしんを添えた蕎麦、うむそれだけ、薬味もなにもよぶんなものはなく、出汁に染み出るにしんの旨味で味の変容をしかし素早く手繰って啜る蕎麦のそのもの本来の風味とともに次第な味変を楽しみながら頂く、これが蕎麦屋のみの〆なのだなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/a6/2951a2c21e9dd00769d33e827a8cc7a6.jpg)
みなもとさん、奥に見えるのは北大路橋、その向こうが北大路駅だ。このあたりは割烹もビストロも洋食もワインBARもイオンさえある一角なのですけれども、けっこう夜遅くまで橋を見守るようにお蕎麦やさんが暖簾を掲げてまっていてくれるのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
蕎麦屋で一杯やりました蕎麦屋呑みの話題をこの昼下がりの今からでもできそうな時間帯に紹介してみます、場所は北大路通り。
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祭事というのはそのお祭りそのものよりも準備の方が愉しいという話機を聞くのですが、わたしの場合はこんなに急に身動き取れなくなるとは思わなかったものですから今年も葵祭を撮影しようと考えていて撮影位置を散策していた頃が愉しかったといえばそういう。
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ここだなここしか撮影場所はないよなあ、という定番の撮影位置を下見した際に、三千盛という日本酒をひやで一杯やったお話。ここはどこかというと北大路橋、有名なのかは先学にして知りませんが、ちょっといいかな、と勧めたくなるところのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/97/0507ed699a1fb331f9ff7071903f6196.jpg)
なめこおろしを肴に。気軽に昼さけ嗜むここは、葵祭の歴史行列を撮影する下見という名前のお散歩を、あれだけ重装備でも巡幸できるのだからカメラバックだけのお散歩でも余裕だろうと歩き始めて、しかしカメラバック意外と重いと気付いた最寄りの。
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蕎麦屋さん、北大路橋をわたったすぐのところにありまして、一見して蕎麦うどん的な看板ながら肴といいますか蕎麦屋呑みにはこれでもかといろいろ充実している品ぞろえのお店、雲ヶ畑から出町柳へ鴨川堤防の散策に立ち寄るのもすてきかもしれない。
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三千盛のほかにも日本酒の品ぞろいはなかなかのもので、蕎麦を手繰りにという方も、すこししっぽりしようというかたも、要するに理想的な街角のお蕎麦やさんという印象で雰囲気を楽しめるお店なのですが、日はたかいもののもうすこしなにか頂こう。
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牛ヒレ肉のタタキ。一気に蕎麦屋の領域を飛び越えて割烹のほうへ向かうような。まず薬味からして旨いものなのですから、さっとまぶされている白ポン酢とおろしに葱の薬味でちょっとだけのこった清酒をさらりと呑んでしまおう、そして次は。
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炙った牛肉を一つ口に含みそしてじわり染み出る旨味と肉汁と満足感、そして清酒を口に運び、そして。蕎麦屋の一品というと板わさとかの定番もあるのですが、ここは一人鍋で湯豆腐から牡蠣まで頂ける、すると長居してもよさそうなというか許されそうな雰囲気だ。
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シードル、蕎麦屋でシードルというのは、お好み焼き屋でベルギービールみたいな感じ、いや実際あるけれども。いぶし銀のようなカウンターと奥にこあがりがありますが、昼下がりの葵祭三週間前では店内はわたしひとり、昼さけをたのしもうじゃないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/32/9d1a6eb4f42e99d27744456b95044dfd.jpg)
ビーフとシードル、シードルというのはリンゴの発泡酒で、弘前産の国産シードルは口当たりも軽く果実酒というよりも酒気をたくわえた清涼飲料水のような口触りでリンゴの甘酸っぱいしゅわしゅわがほのかに酒精を感じさせるもの、暑い日にはうれしい。
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蕎麦の〆はこんなかんじで和風洋風が続いたものだから、最初はざるそばをさっと手繰ろうとおもっていましたが、そろそろ暖かいではなく暑くなった、が熱くなったほどではないものですからいましか無いと熱いにしん蕎麦を熱々のまま手繰ることとしよう。
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にしん蕎麦、熱い蕎麦よりも実は歯ごたえのしっかりしている冷たい蕎麦のほうがすきではあるんですよ、熱くしますとぼそぼそ感がでてしまって噛みしめたときのぶちぶち感が弱まってしまう、けれども旨い蕎麦やは茹でたてのときにこれを乗り越えられる。
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棒煮のにしんを添えた蕎麦、うむそれだけ、薬味もなにもよぶんなものはなく、出汁に染み出るにしんの旨味で味の変容をしかし素早く手繰って啜る蕎麦のそのもの本来の風味とともに次第な味変を楽しみながら頂く、これが蕎麦屋のみの〆なのだなあ。
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みなもとさん、奥に見えるのは北大路橋、その向こうが北大路駅だ。このあたりは割烹もビストロも洋食もワインBARもイオンさえある一角なのですけれども、けっこう夜遅くまで橋を見守るようにお蕎麦やさんが暖簾を掲げてまっていてくれるのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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