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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-四条高倉,マルゲリータピザとアイスティーと遅い紅葉

2024-11-23 14:11:23 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 寒さは急にやってきたものですが果たして秋が来るのかと数週間前までは訝しんでいたものなのですよね。

 今年は紅葉の季節がおそかった、というよりは夏が長すぎて、これ秋という季節はどうなったのだろうかと訝しむほどでしたが、漸く秋の、というよりも紅葉の季節を迎えまして、さあ冬はどんな気象となるのだろうかと若干危惧しつつ。

 ダニエルズソーレ、京都河原町駅前の、というには少しだけ歩いた先のイタリアンなお店なのですが、このお店のうれしいところはCOVID-19がもの凄い時代に、店内にテラス席が用意されていまして、気軽に外で食べれた、もっとも冷房無いけれども。

 パテとキッシュとボロニアハムのサラダと。ランチタイム、このお店はこんな感じの前菜とともにメインメニューが愉しめるところでして、さてそろそろCOVID-19も下火に、厚労省の数字を見ると驚くが、なんとか店内で飲食を愉しめる頃合いではある。

 じゃがいものスープとともに、ここのお冷やはしゅわっとくる炭酸水で供せられていまして、一口含むと泡の由来の二酸化炭素の独特の味があるような無いような風味が爽快感のかけらのようなものを醸して、その合間に滋味あふれるスープを啜り、さて。

 マルゲリータピザがやってきました。お肉のプレートという、もうこれ肉食時代到来、というようなランチメニューが、なぜかこの日は見当たらなかったのでピザをいただいたのですが、シンプルなトマトベースのソースとともに分厚く焼き上げられていて。

 ピザっていうのはシンプルなだけに個性が出てくるのだよなあ、と思いつつさてワインでも頼むべきだったか、思いつつもまず熱々を頂いて、難しいことはその後で考えよう、となる。なにしろ分厚いピザ、ナポリ風だったか、冷めると猛烈に固くなるゆえ。

 ミラノ風が薄くて、ナポリ風が分厚いのだったか、ガンスリンガーガールというイタリアの文化紹介漫画で昔知りました、1980年代なのに駆逐艦がカルロベルガミーニ級だったり1990年代なのに戦闘機がユーロファイターという不思議な世界観の。

 アイスティーを食後に。いやなんかね、こゆいエスプレッソを苦みとか感じないほど大量のお砂糖を入れて飲むことも考えたのだけれども、そのあとに注ぐグラッパを考えた結果、これは無難に紅茶を頂こう、となったわけですよ、ここは京都なのだし。

 パンナコッタがデザートのドルチェとしてついてきまして、乳成分の濃厚な甘みにジャムのブルーベリーの酸味が不思議な調和を醸す、こういうところまで計算に入れれば珈琲の苦みがあっても良かったのかな、とこの日の選択肢の妥当性を振り返ったりする。

 ダニエルズソーレさん、初めて探訪した際はちょうど小松左京の"見知らぬ明日"を書架から見つけて読んでいて重要な場面に原潜ダニエルブーンが登場、その関係で入ってみたお店なのだけれども、気軽なイタリアンを愉しめる、隠れ家的なお薦めのお店だ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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