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【京都幕間旅情】京阪8000系特急電車,昭和最後の年に完成した京阪特急の顔は平たい

2024-11-23 07:00:03 | コラム
■京阪8000系
 1989年と云えば昭和64年で平成元年だ。

 京阪8000系電車、エレガントサルーンという京阪電鉄の看板特急です、京阪神地区は地下区間がありますので、京阪電鉄はもちろん阪急電鉄も、そして近鉄電車も地下鉄乗り入れの車両は貫通扉を非常用に非常口として使用できるよう、標準化されている。

 貫通扉、というものを採用するからにはどうしても先頭車は、こう、ひらぺったい、顔が平たい、というテルマエロマエのルシウスさんのような表現では無いのだけれども、先頭車というのはこう、貫通扉を繋ぎやすい形状しかないものだ、とおもっていて。

 しかし、東急2020系電車や特に東急6000系、あとは京成のスカイライナーAE系なんかも、あんなに凄い流線型なのに貫通扉を配置できていたり、ロマンスカーにも貫通扉を車両デザインを配置したものが出ているようになると、なんとかなるものなのかなあ。

 流線型というのは、鉄道車両の車体規模であればほとんど空気抵抗というものは影響しないといいます、もちろんトンネルに入るときなどの衝撃波などの影響はあるものだけれども。すると結局優先されるのは、車両デザイン、ということになるのかもしれない。

 京阪8000系電車が導入されたのは1989年となります、そして京阪は特急車両、というものを8000系以降設計していません、3000系電車はもともと中之島線の快速急行用でしたからね、それもライトなどの設計は別として、車体はやはり、平らだったのですが。

 特急車両が次世代として導入される頃には京阪電鉄も流線型設計を取り入れるときがくるのだろうか、例えば阪急2300系とか1300系は特急以外に普通電車として運行されることもあるのだけれども、京阪の場合は塗装が特急だからなあ、と思ったりするのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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