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【京都幕間旅情】祇園祭二〇二四-前祭り宵宵々山,長刀鉾先頭に本日前祭り山鉾巡行間もなく進発

2024-07-17 07:00:21 | 日記
■前祭り山鉾巡行を前に
 本日は、前祭り山鉾巡行で、まもなく長刀鉾を先頭にこう意外に早い歩調とともに山鉾が四条通を一周と巡り続く神幸祭へと清めるのですね。

 祇園祭宵宵々山、前祭りの情景です。祇園祭が山鉾の増大、復活などによる増大から江戸時代のように前祭りと後祭りに分けてからしばらく経ちましたが、どうしても人間、今というか生まれた時代から育つまでの記憶が鮮明に思えるのですからねえ。

 長刀鉾からはじめまして、ゆっくりと函谷鉾や月鉾の前を巡ってゆく、鉾立が水曜日でしたから数日間でよくぞここまでく曲げたものだ、と感心しつつ、しかしできるだけ混雑を避けて山鉾の出来栄えなどをみてまわるのですが、それでも人は多い。

 活気が戻ってきた、という段階は2022年頃なのか、2023年には活気よりも危険な混雑で、韓国でも兵庫県でも将棋倒しの事故が起きていますので、この人口密度は果たして安全なのか、と考えてしまい祭事よりも安全確保を考えたことも。

 KBS京都で山鉾巡行の様子などは中継されるものですから、あれは観光客の祭事、という認識もあったのですが、この情景をつたえてみると興味のある方が多く、それならばしっかりとしたカメラで撮影しよう、そんなこんなで京都再発見、というわけ。

 山鉾巡行は、神威の神輿が八坂神社から御旅所まで巡る神幸祭に先駆けての露払いが目的なのですから、かんがえてみると神輿の方をお参りに八坂神社へ行く事こそが肝要なのでしょうけれども、町衆の祭として発展した祇園祭では山鉾の意味も重い。

 府警のおまわりさんが、立ち止まらないようにたちどまらないでゆっくりとでも進んで、と声をからして注意喚起します、たしかに滞留すると危ないのですが、カメラのシャッター速度を不空して、歩きながら手を伸ばして片手で撮影し、ひとときは見る。

 宵山は、前祭り宵山では歩行者天国を設定して模擬店などがならんでゆくのですけれども、その分入場者が、阪急特急に京阪特急と東海道新幹線でピストン輸送されるので立錐の余地もないというか、混み具合は横断歩道ひとつわたりきるのに20分かかるほど。

 土砂降りなどに恵まれれば多少は混雑緩和となるし暑さも緩和されるのかもしれないけれども、荒天が好天というほどに宵山は混雑して、長刀鉾に近寄ることさえ難しく、脇道も一方通行で警察の方などに制止されるために逃げ場が無くなってしまう。

 宵宵々山はそのぶん、交通規制は宵々山からのようですから、的屋さんの準備などもなく、言い換えれば、未知全部通行のために、天下の行動を堂々と利用して歩き回れる、そして、山鉾を飾るタペストリーを、たしょうゆっくりゆったりと眺められるのですね。

 前祭りと後祭りに山鉾巡行を分けて、そしてもっともらしいいい分に、山鉾巡行があまりにも数が多いと飽きてしまうから、という。いやいや、例えば山鉾の代わりに戦車が行進する今津駐屯地祭なんかは、戦車大隊の数が減っても、いいことはない。

 戦車がたくさんならんでいるようすは、大規模だなあ、という換装の次に壮観という感想が来たものですが、部隊が減ってコンパクトになったとして、寂しいとか大丈夫なのかと思う事はあっても、よくなったとはちっともまったく思わないものですよ。

 宵宵々山、さて。祭事は休日や日曜日に併せて執り行われることがおおいのですが、祇園祭は日にちが決まっているので、今年の山鉾巡行は祭日でも乳児つでもない水曜日、姫路港で護衛艦まや一般公開が行われている日が前祭り山鉾巡行となっています。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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