■本日ハ晴天ナリ
今日は九州では築城基地航空祭という日でしたね。
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小牧基地航空祭、この日の航空祭は天候に恵まれていますが、意外と注意しなければならないのは雨天で、雨だと飛行機飛ばないね、というものよりも貴重な撮影機材をどのように防護するのか、というものは航空機撮影というより次の航空機撮影に備えるものです。
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COVID-19新型コロナウィルス感染症の世界的流行とともに、自衛隊行事は2020年と2021年に全面中止を余儀なくされ、2022年は恐る恐る再開、という状況であり、そして2023年からは、まあほぼほぼ、全面的な再開となったのですが、ここに経験の空白がある。
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自衛隊関連行事は実施する側にも経験の空白はありますが、なにより重要なのは撮影する側にも、なにしろ自衛隊関連行事がない時節には、雨でも撮影に行こう、という選択肢を採るにはなかなか覚悟といいますか、具体的な決断というものが必要になるものでした。
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本日この執筆の時点では雨天ですが、実は同時に同じ愛知県では春日井駐屯地祭が執り行われているものですが、好天予報、いや荒天予報であり、少々後ろ髪を引かれる思いがありつつも断念しました。実際かなりの悪天候で駐屯地は今朝、荒天行事へ変更した、と。
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防滴、この技術ももう一度習慣化しなければならないなあ、とは痛感するところです。自衛隊関連行事は雨天決行のものが多く、強い雨の場合には中止します、といわれましたので、どの程度の雨天が強いのか、と聞きますと、俺より強い、と冗談をおっしゃられた。
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俺より強い雨では中止する、聞けば普通科の方で精鋭をもって知られる京都の普通科連隊の中隊長を務めた、と。まあ、そういうことで、行事内容が変更となることは、航空科部隊や支援部隊などではあることなのでしょうけれども、野戦部隊では中々に稀有という。
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カメラ防滴、そして、防滴ならばジュラルミンケースでも使って一切外に出さなければよい、とカメラ密閉による選択肢を考えるのでしょうけれども、ある程度の撮影を行うというならば防滴機材の適度な運用が必要となります、わたしの場合、これは試行錯誤でした。
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第7師団創設51周年記念行事、もう20年近くむかしの行事ですが、この時の雨天は酷かった、わたしの真後ろでEOS-30D一眼レフで撮影されていた方、高性能で是非にと欲しかったカメラでしたが、わたしはEOS-KissN,やや最新鋭の格下機種で撮影していました。
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EOS-30Dは防滴機種であるという、だからその撮影していました名の知らぬ方も多少は自信があったのでしょう、わたしは、そんな空港ではいい天気だったのに、と天候確認を十分に行わなかったこと、当時まだスマホは発明されていない、少々悔やんだところです。
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EOS-KissNは防滴性能がありませんので、もう手持ちのビニールでカバーしながら傘とともに撮影しましたが、この日は雨天だけでなく防風、という状況でしたので、レンズが水滴でぬれて湿ってしっかり撮影できなくなり、観閲行進はともかく訓練展示の頃はもう。
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EOS-30Dには、異変があったのでしょうか、徐々に調子が悪くなって、そして壊れてしまい、なにか虎の子の機種だったのでしょうか、笑って、これは泣き笑いというか壊れてはならないところが壊れたのかとしか言えない、そんな状況になったことがありました。
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カメラの防滴器具、一応昔からあるにはあったのですが、フィルム式の銀塩カメラとデジタルカメラでは雨滴に対する脆弱性が根本から違うのです、するとそれほど防滴器具は普及していなかったように思う。それを大急ぎで帰宅後揃えに電気街をさ迷ったのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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今日は九州では築城基地航空祭という日でしたね。
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小牧基地航空祭、この日の航空祭は天候に恵まれていますが、意外と注意しなければならないのは雨天で、雨だと飛行機飛ばないね、というものよりも貴重な撮影機材をどのように防護するのか、というものは航空機撮影というより次の航空機撮影に備えるものです。
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自衛隊関連行事は実施する側にも経験の空白はありますが、なにより重要なのは撮影する側にも、なにしろ自衛隊関連行事がない時節には、雨でも撮影に行こう、という選択肢を採るにはなかなか覚悟といいますか、具体的な決断というものが必要になるものでした。
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俺より強い雨では中止する、聞けば普通科の方で精鋭をもって知られる京都の普通科連隊の中隊長を務めた、と。まあ、そういうことで、行事内容が変更となることは、航空科部隊や支援部隊などではあることなのでしょうけれども、野戦部隊では中々に稀有という。
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カメラ防滴、そして、防滴ならばジュラルミンケースでも使って一切外に出さなければよい、とカメラ密閉による選択肢を考えるのでしょうけれども、ある程度の撮影を行うというならば防滴機材の適度な運用が必要となります、わたしの場合、これは試行錯誤でした。
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第7師団創設51周年記念行事、もう20年近くむかしの行事ですが、この時の雨天は酷かった、わたしの真後ろでEOS-30D一眼レフで撮影されていた方、高性能で是非にと欲しかったカメラでしたが、わたしはEOS-KissN,やや最新鋭の格下機種で撮影していました。
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EOS-30Dは防滴機種であるという、だからその撮影していました名の知らぬ方も多少は自信があったのでしょう、わたしは、そんな空港ではいい天気だったのに、と天候確認を十分に行わなかったこと、当時まだスマホは発明されていない、少々悔やんだところです。
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EOS-KissNは防滴性能がありませんので、もう手持ちのビニールでカバーしながら傘とともに撮影しましたが、この日は雨天だけでなく防風、という状況でしたので、レンズが水滴でぬれて湿ってしっかり撮影できなくなり、観閲行進はともかく訓練展示の頃はもう。
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EOS-30Dには、異変があったのでしょうか、徐々に調子が悪くなって、そして壊れてしまい、なにか虎の子の機種だったのでしょうか、笑って、これは泣き笑いというか壊れてはならないところが壊れたのかとしか言えない、そんな状況になったことがありました。
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カメラの防滴器具、一応昔からあるにはあったのですが、フィルム式の銀塩カメラとデジタルカメラでは雨滴に対する脆弱性が根本から違うのです、するとそれほど防滴器具は普及していなかったように思う。それを大急ぎで帰宅後揃えに電気街をさ迷ったのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)