イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の一部が欠けたような・・・(自己実現、昔も今も 7/10)

2020-11-18 | 第一章「意識と知覚」

 当たり前のことができなくなる、当たり前の存在が消えてしまう。年末のスケジュールをそろそろ考える今頃にになってそんなことをブツブツ言っている。それから、縄文から続く日本の文化の問題も。日本人として生まれ甘えの文化の感性をもつこと。それが良いのか悪いのか。コロナ禍の世界の中の不思議な国日本。

 コロナ禍は禍なのではあるが、どうも当たり前の自分のあり方について気づせてもらうことが多いようだ。

 今年の5月のコロナ禍の中で小学校の同級生が亡くなっていた。11月になって訃報が届いたのだった。

 自分の生育史を考えると、幼稚園、小学校という時代は、自分の世界が広がって行く感じである。自分は当然一人なのであるが、自分が分化して拡大するところがある。これは自転車の乗り方を覚えると自転車が自分の一部になるように感じるのに似ている。彼も当然一人の独立した人間であるが、私の中では自分の頼りになる出張所のようなところがあった。自分の小学校といえば彼のイメージだった。

 青春は波瀾万丈・混乱の時期ではあるが、西部開拓史ではないが基調は拡大。学業を身につけたり、車の運転免許を取ったり、結婚したり・・・自分が拡大・分化していく。そんな時代を経て、還暦から随分だった今、確実に自分の一部が少しずつ失われていくようだ。特に今年はコロナ禍で訃報も半年も遅れる事態だ(優しい気遣いがあったのかもしれない)。

 ただ、私は信仰を持っていて、天国の存在を信じているので、あの世に私の出張所ができたと想えばよいのかもしれない。自分の一部がなくなると考えるか、自分の一部があの世に生まれると考えるか、いずれにしても彼の幸せを祈りたい。でも寂しい。

(自己実現、今も昔も 7/10)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

 

 サンプルもあります。

 
縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂
森 裕行

 

  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら!

 ------------------------------------------------------------