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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

くらやみ祭りに出かけて感動したり!(仕事とか家庭とか 3/10)

2015-05-05 | 第八章「魂と聖霊」

 昨日は一日府中であった。一年に一回くらやみ祭りがある。私は府中に住んだことはないが、職場が一時府中だったこともあり、府中に行くとなにか落ち着く気がする。そして、友人が府中のくらやみ祭りで神輿を担いだりすることもあり、この十年くらい毎年くらやみ祭りにでかけるようになった。特にこの2年は大太鼓を叩かせてもらえるという甘い誘いに乗って、疑似府中の民となり祭りを楽しむようになった。

 今年も大太鼓を叩かしていただいたが、太鼓を叩くにもコツがあるようだ。体重の移動とかで、腕で太鼓を叩くというより全身をつかって無理なく叩く。うまい太鼓の叩き手は、観ていて美を感じる。真善美は西洋の思想家と思っていたが、東洋にもその思想はあり、恐らくホモサピエンスの古層の思想に真善美は根付いているのだと思う。

 因みに、荘子の次の言葉は湯川秀樹先生が愛した言葉だ。(岩波文庫「荘子」第三冊 金谷 治訳注)

天地有大美而不言 天地は大美あるも言わず

四時有明法而不議 四時は明法あるも議せず

萬物有成理而不説 萬物は成理あるも説かず

聖人者原天地之美 聖人なる者は天地之美に原(もと)づきて

而達萬物之理    萬物之理に達す

 そして、会所で私も太鼓を叩いたが、様々な人が叩く。驚いたのは102歳のおばあ様も叩いたことだ。

 世話をし世話をされる人の集まり、それは学校だったり仕事場だったり、そして祭りだったりする。停滞感を感じるとき、ちょっと、出かけてみる。そして、そこで真善美にであったりする。良いもんだ。

仕事とか家庭とか 3/10

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