今日のマッサンでは、自己実現のために汗をかく・・・そんな重いテーマがあったようだ。厳しい現実のなかで、こころを安定することは大事である、生き甲斐の心理学では14の防衛機制を学ぶが、就職という重いテーマでこころが辛くなると、例えば趣味的なものに逃げたり(逃避)、居直ったり(反動形成)、八つ当たりしたり(反動形成)、まあいろいろ人それぞれであろう。
それにより、一時的にこころが軽くなったりする効用は大切だとも思うが、やはり根本的な問題を先送りにするネガティブな一面もあり、本質的な解決からは遠ざかってしまう。時には、気合をいれて汗を流す努力をする必要があるのだろう。
さて、私も生き甲斐の心理学の勉強会の講師であることから、この2-3か月博物館や資料館、時には地域のセミナーに参加して、特に縄文文化の勉強に時間を竟やしてきた。それも半分、防衛機制の合理化や昇華少々、補償かなと思えるところも、マッサンを笑えない状況かもしれない。私にとって汗をかくこと。それは何だろう。
昨日は、縄文土器の勉強から知った、マリヤ・ギンブタスさんの『古ヨーロッパの神々』を入手した。日本の縄文土器などの図像の解読などにも転用でき、また日本が世界の新石器文化と通底するかもしれないという理論や仮説を学びたかったからである。
写真の日本の有名な土偶も『古ヨーロッパの神々』の本の写真でみると同時代のルーマニアやブルガリアの土偶に似ていたりで驚いたり。しかし、妄想のようにつぎつぎに切れた凧のように想像の羽を羽ばたかすのも良いかもしれないが、とりあえずはU先生への心理学の論文にまとめる汗が必要なのだろう。現実に戻り、五感・体感で思考しなければならない。
魂で感じる ② 3/10