イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

戦闘態勢にケチをつけない!

2007-01-23 | 第一章「意識と知覚」

7歳の頃、アラスカのシトカで父が撮ってくれた写真である。防寒服を着てショットガンのおもちゃを手にした私と私の影、そして良く見ると写真を撮る父の影も見える。

異文化に触れ、心も鎧兜をつけていたのかもしれない。このころの写真は、おもちゃの鉄砲、ピストルそして相撲のスタイルが眼を引く。

心理学の用語では防衛機制といい、抑圧、抑制、昇華、同一化、摂取など14種類あるという。人間の心を安定させるための心の仕組みである。例えばお守りを持つなどの摂取、お相撲さんになったつもりの同一化はその例である。

心の防衛機制は、いろいろな働きがあるが、やはり心を安定させるという大きなメリットがあることは事実だ。そんな防衛機制を働かせているときに、周りが無理に暴き立てることは良くないことも多い。

中学校3年の冬、模擬試験であせって殆ど0点をとったとき、T先生は私に後で、「どうした?」と聴いてくれたが、私が「風邪薬のせいです。」と合理化的な回答をしても、それを丸ごと信じてくれた。そして「試験のときは、風邪薬に注意すること。」とクラスの全員に周知徹底した。

T先生ありがとう!

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2 コメント

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初めまして・・・。 (木更木)
2007-01-23 22:54:43
 写真が良いですね。
特にお父さんがカメラを構えておられる影が
最高・・・芸術ですね。
 この種の写真がお好きだったのですかね。

先生の粋な計らい好きだな・・・。
私も高校生の頃、試験当日バイトで寝不足の為
頭が真っ白になり、O点を取った科目がありま
したが、次回のテストで80点を取ったら、
 努力と評価され、成績表では5にする・・・
と、皆の前で公表された事を思い出しました。

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Unknown (八王子の森)
2007-01-24 11:22:57
木更木さん、お立ち寄りありがとうございます。先生の温かいまなざし、最近学校の先生が悪く言われることがありますが、良い話をお聞かせいただきありがとうございます。
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