
母の兄弟、私の伯父さん、伯母さんは全員80歳以上である。最高齢は95歳。最近会う機会も減ってしまったが、先日母と都内の伯母さんを訪ねた。
楽しい語らいのときを過ごし、母と夕食を共にして帰ったが、老いるということを考えさせられた。
老いれば身体的、精神的にだんだん弱り、生き続けることが大事業となってくる。時には認知症になったり、最後の時も薬で朦朧としてしまうこともあるようだ。大変だなと思ったり、実際に自分もそうなったらと恐怖感を覚えたりする。
私は30-40歳台のころは、60歳ごろまで働き、あとは自由気ままな定年後の生活といったイメージをもっていた。要は退職してからはおまけの人生といった考えである。
ただ、今となってはその考えはちょっとおかしいと思う。年をとればだんだんできることは少なくなる。しかし、人生の総決算、死を前にますます充実した人生を歩まねばならないのだ。
人生最大の重要な時を控え、やるべきことはいろいろある!
そして、ふと考えて、老い支度も所詮「今ここで」をより生きることだと気づく。
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