歴史を勉強していると、日本史の中でも大事なときに当時の政治の中心人物が、縄文人の系譜を強く漂わせるような集団と交流する場面があるのが気になってくる。持統天皇と役小角など。足利義満と観阿弥・世阿弥。そして、その集団の文化が花開いていく。縄文時代を勉強すればするほど、10,000年以上の歴史の重みが精神文化という意味で、日本の中に復活していくように思える。しかも、それが根のある文化として。
その背景にある、宗教や哲学。縄文文化は文字が無かったようで、その思想は直接的に残されてはいない。しかし、何等かの形で伝わり継承されているのだろう。「幽玄の美」、「侘びと寂」、「もののあはれ」、「恥の文化」、「汚れと禊」、「甘えの構造」。日本の文化を象徴しているような6つの言葉であるが(U先生に教えていただいた)、これらと縄文の文化、どのように繋がっているのだろうか?
まだ、勉強不足で判らないことばかりだが、解明していきたいと。日曜の朝から元気に妄想させていただいている。
古代人は美を大切にした 5/10