田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

冬に向けての準備(2)薪割り

2006年10月20日 | 日記
10月20日(金)ややクモリ
 ストーブ用の薪を5月に山から切り出し積んだままになっていた。薪を割らなくてはと思いながらも今日まで持ち越してしまった。毎年梅雨明けに割って夏中干すようにしていたが今年は7月から体調が思わしくなかったので延び延びになっていた。
 薪割りも若いときには斧を振り上げて勢いよくやっていたが、腰や背中を痛めた身体では重い斧を持つことに拒否反応が現れる。しかし、昨年からの薪割りはエンジン式の油圧でくさびが動くものに替えたので楽だ、エンジンさえ簡単に掛かれば座ったままでもできる。
 今までは斧を振り上げていたので身体を休めるために、薪材をセットし直したり割れた薪を片付けるのもそれなりに気分転換で心地よかった。しかし、今では簡単に薪が割れる代わりに身体も使わず手でレバーを動かすだけだ。これがいけない、薪割の途中で立ちあがるのに腰が痛いのだ。全く怠けた身体になったものだ。そうは言っても、セットする薪材は常に個性があり同じ物はない。今日の薪材は林檎、ニセアカシアの二種類だった。ニセアカシアは簡単に真っ直ぐ割れるが、林檎の老木は割りにくい。斧で割っていたときには何本ものクサビを入れ替えて割ったが、機械では一本の材料を何回かに分けて割るようにする。特に枝が重なっていたところや節が瘤のようになっている材は往生する。
 午前中から割り初めて予定の分は全て割り、運び、冬場の薪置き場に並べたら五時半になっていた。薪を片付けながら思うのは燃やすときの何とも言えない暖かさと薫りだ、木によって異なる薫りが薪割りの疲れを癒してくれる。まだ山桜の薪材が残っているが、これは長さも半分にチェンソーで切ってから割るようになる。
いつの作業になるのかなぁ・・・
コメント (1)
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