昨夜には豪雪かと思おうほどの大粒のゆき
畦を残し田表だけを白く 年明けを意識させるが如く
元旦だからと 日の出を待つわけではないが 東の窓で待つ
秋や夏の朝とはことなり 春を想わせる 淡い紅の光は水墨画
一年の計は元旦に・・・元旦の計満月の如し ゆっくりやりやしょう
昨夜には豪雪かと思おうほどの大粒のゆき
畦を残し田表だけを白く 年明けを意識させるが如く
元旦だからと 日の出を待つわけではないが 東の窓で待つ
秋や夏の朝とはことなり 春を想わせる 淡い紅の光は水墨画
一年の計は元旦に・・・元旦の計満月の如し ゆっくりやりやしょう
大晦日と言えど何もなく時が過ぎる
夕方 日の入りを過ぎた頃 太鼓の音とともに囃子声が
3歳の男の子と5歳のおねえちゃん 二人の年始のご挨拶
獅子のご年始です あけましておめでとうございます 声が響く
次に その上の小学2年生のお姉ちゃんの先払い
風の神叩き出せ 福の神舞い込め と梵天をふる
梵天の垂がちぎれ舞うに合わせ太鼓が鳴る
太鼓と後見役の大人たちの囃子で獅子が登場し舞う
俺がここに移り住んでから生まれた子どもたち
小さな集落ならが立派な行事を持つ
子供が体験し大人になってそれをつなぐ
伝統というに値する絆をもつ集落
ここに移り住んだ俺 この土地にありがたく思う