事例紹介レポです。
また、川崎なの?と思うかもしれませんが、とにかく川崎さんと湘南さんは紹介するものが多すぎて、いつもどのタイミングで紹介しようか迷います。今回も別の情報を探していた時に、あれっそうきたか・・・と唸ってしまった事例です。とにかく川崎さんと湘南さんは異次元のレベルで他のJクラブよりも1歩も2歩も先を歩んでいます。100年余裕で続くのはもちろん、200年続くクラブでしょう。今回はスタグルです。川崎さんのスタグルは、川崎ちゃんこなどまあ面白いメニューがあるなぁという感じですが、最近はスタグルも異次元のレベルに達している事がよくわかりました。以下、抜粋して紹介。
【「追分まんじゅう」販売開始】
ホームゲームで川崎市にある様々な名店に協力をもらい、川崎市に縁あるグルメの出店を実施。クラブ創立20周年の2016シーズンにこれまた満を持して登場するのが、川崎市川崎区では知らない人はいない、昭和31年創業の川崎区追分で大変有名な和菓子屋「多摩川菓子店」の全面協力のもと販売する「追分まんじゅう」。
クラブスタッフが初めて「追分まんじゅう」に出会った7年前から、「いつかホームゲームでこの追分まんじゅうを販売して欲しい」と切に願っていた川崎が世界に誇るおまんじゅう「追分まんじゅう」がメインスタンドファンキーズ売店に登場。
・名 称: 追分まんじゅう
・協 力: 多摩川菓子店
・場 所: 等々力陸上競技場メインスタンド「ファンキーズ」売店
・時 間: スタジアム開門時~ 300食限定で売り切れ次第終了。
・価 格: 追分まんじゅう 200円
・多摩川菓子店コメント
『川崎フロンターレサポーターの皆さんに少しでも喜んでいただければ嬉しいです。ぜひこの機会に追分まんじゅうをご賞味ください。今年こそタイトルを勝ち取りましょう!』
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2016/0307_11.html
【新百合ヶ丘メゾンYuki.のカレーパン」販売開始】
クラブ創立20周年の2016シーズンに満を持して登場するのが、新百合ヶ丘エリアで大変有名なパン屋「ブーランジェリーメゾンYuki.」の全面協力のもと実施する「新百合ヶ丘メゾンYuki.のカレーパン」。テレビ東京系列「TVチャンピオン」で優勝2回を誇るメゾンYuki.代表が作る添加物を極力使わない体にやさしい天然酵母のパンはやわらかモチモチ、そして大人気のカレーパンは自家製ルーに大きな具がゴロンと入った食べごたえたっぷりの一品。これまでも、麻生青玄祭の際に出店があり、サポーターに馴染みの大人気「メソンYuki.のカレーパン」が今シーズンから毎ホームゲームで販売。
・名 称: 新百合ヶ丘メゾンYuki.のカレーパン
・協 力: ブーランジェリーメゾンYuki.
・場 所: 等々力陸上競技場前 場外イベントスペース「フロンパーク」
・時 間: フロンパーク開園時間(通常スタジアム開門1時間前〜キックオフまで) 500食限定で売り切れ次第終了。
・価 格: カレーパン 300円
・ブーランジェリーメゾンYuki.代表コメント
『いつも川崎フロンターレを応援しています。応援に行く時は必ずフロンパークでお腹を満たしていました。そのフロンパークに参加出来ること、とても嬉しく思っております。たくさんの美味しいパンを提供出来るように頑張ります。よろしくお願いします!』
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2016/0222_12.html
という内容でした。対戦相手にちなんだメニュー、フランクフルトや焼きそばなどの大昔からスタグルメニューとは違うメニューだと思います。決して前者が劣るとは思っていませんが、ファン・サポーター目線で考えたら、興味と食欲が普段よりそそるし、さすがJクラブと思わせる行動になると思います。当ブログでは、望ましいスタグルはご当地グルメののれん街であり、相手にちなんだメニューが主役になる形は個人的には疑問に感じております。地域のJクラブは地域の盛り上げ役の旗振り役。まずは地元メニューをPRせずして何があるのかと思います。たぶん、地元行政や財界もご当地メニューを全面的にPRして欲しいと願っているはず。
あと、どのカテゴリ、どこか忘れましたが、店名を表に出さず、ブランド名で売ろうとする「ブランド化」を行うところがあったようですが、疑問を感じます。実店名は信頼の証拠。自分ところの名前が出るから、責任感のもとでいい仕事をするはず。実店名が出なかったら、緩みが出るかもしれないし、本人のモチベーションも店名が出るよりも下がるのは当然の事。川崎さんは「協力店」という存在。川崎さんは「お互い協力して、ともに地域を盛り上げましょう」であって、「販売条件を飲んでルールを守れば、売ってもいいですよ」という感覚ではないと思います。
そんな中で川崎さんは、「いつかホームゲームでこの追分まんじゅうを販売して欲しい」と願い、交渉し、実現されました。たぶん、レギュラーの販売店よりも業者寄りの条件なのかもしれません。そうであれば、そこには商業主義や売上・利益至上主義は存在しません。「ファン・サポーターに喜んでもらうため」「ホームタウンを盛り上げるため」そこが大きな目的なのではないでしょうか。当ブログで言う「心で人を動かす」というのがまさに川崎さんの行動だと思います。どっちを向いて興業しているのか、ファン・サポーターは敏感なので、気が付いたらすぐに数字に表れているのではないでしょうか。次の名物メニューの東条が待ち遠しいです。
スタグル関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131228
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130310
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121130
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120921
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120812
J1川崎関連:61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①