事例紹介コラムです。
最近、フェイスブックでもネットでも、「スポナビライブ」なるページをよく見かけるようになりました。これは新しいスポーツシーンの到来だと思います。そろそろ記事にしようかどうしようかと思っていたところに、「Bリーグ チーム「呼称」に親会社名入れず、地域名+愛称で」という記事が出ました。やはりそうきたかと思いました。まずはスポーツ報知とスポナビの記事を抜粋して紹介。
Bリーグは6日、都内で理事会を開催し、'16-17年シーズンに使用する各チームの呼び名を決定。Bリーグが公式で使う「呼称」は親会社企業名を入れず、地域名+愛称で構成。大河チェアマンは「地域名で応援してもらえるように、各地域に密着していくのが大事」と説明。開幕に向けては企業名使用の可否が注目されていたが、Bリーグは各クラブ公式サイトや印刷物で使用される「チーム名」にだけ使用を承認。また、各試合の外国籍選手の出場ルールも決定。1試合(全4クオーター)6枠を上限とし、各クオーターごと0~2人の範囲で各チームが自由に外国籍選手を配分。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20160406-OHT1T50217.html
BリーグはB1、B2各クラブのチーム名・呼称・略称を決定。チーム名は企業名が消えて改められた一方で、B1・B2のうちリンク栃木ブレックスも含む計4クラブがチーム名に企業名を残す事となった。また、浜松・東三河フェニックスは「三遠ネオフェニックス」に、大分・愛媛ヒートデビルズは「愛媛オレンジバイキングス」に、レノヴァ鹿児島は「鹿児島レブナイズ」へと大幅にチーム名が変更。
「呼称」はBリーグの公式WEBサイト、印刷物で使用されるもので、「地域名+愛称」もしくは「愛称+地域名」の組み合わせ。大河チェアマンは「(リーグ側が)正式に発表するときは呼称を使用。企業名が外れるということには若干の抵抗もあり、チーム名という別の概念を作って、自分たちが名乗るときは名乗っていいということを認めている」と述べ、「新しくB1、B2に入るクラブが企業名を入れて新規参入することは認めない」と今後の方向性を提示。略称は報道などで用いられるもので「A東京」「三河」「名古屋D」「SR渋谷」「川崎」など原則としてホームタウン、地域名が採用。
スポナビ該当記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000100-spnavi-spo
という感じでした。興味があったので、個人的にチーム名、呼称、略称に加えてマスコミ使用名と思われるネーミングと、同じホームタウンでのJクラブの有無を併記してみました。J○はJ1もしくはJ2あり、J●はJ3ありとなります。
【全チーム名・呼称・略称・マスコミ使用名・Jクラブの有無】
〔B1〕
[東地区]
・レバンガ北海道、レバンガ北海道、北海道、B1北海道、J○
・仙台89ERS、仙台89ERS、仙台、B1仙台、J○
・秋田ノーザンハピネッツ、秋田ノーザンハピネッツ、秋田、B1秋田、J●
・リンク栃木ブレックス、栃木ブレックス、栃木、B1栃木J●
・千葉ジェッツ、千葉ジェッツ、千葉、B1千葉、J○
・アルバルク東京、アルバルク東京、A東京、B1・A東京、J○
[中地区]
・日立サンロッカーズ東京・渋谷、サンロッカーズ渋谷、SR渋谷、J1・SR東京、J○
・東芝川崎ブレイブサンダース、川崎ブレイブサンダース、川崎、B1川崎、J○
・横浜ビー・コルセアーズ、横浜ビーコル、横浜、B1横浜、J○
・新潟アルビレックス バスケットボール、新潟アルビレックスBB、新潟、B1新潟、J○
・富山グラウジーズ、富山グラウジーズ、富山、B1冨山J●
・三遠ネオフェニックス、三遠ネオフェニックス、三遠、B1三遠
[西地区]
・シーホース三河、シーホース三河、三河、B1三河
・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、名古屋D、B1名古屋D、J○
・滋賀レイクスターズ、滋賀レイクスターズ、滋賀、B1滋賀
・京都ハンナリーズ、京都ハンナリーズ、京都、B1京都、J○
・大阪エヴェッサ、大阪エヴェッサ、大阪、B1大阪、J○
・琉球ゴールデンキングス、琉球ゴールデンキングス、琉球、B1琉球、J●
〔B2〕
[東地区]
・青森ワッツ、青森ワッツ、青森、B2青森
・岩手ビッグブルズ、岩手ビッグブルズ、岩手、B2岩手J●
・パスラボ山形ワイヴァンズ、山形ワイヴァンズ、山形、B2山形、J○
・福島ファイヤーボンズ、福島ファイヤーボンズ、福島、B2福島J●
・サイバーダイン茨城ロボッツ、茨城ロボッツ、茨城、B2茨城、J○
・群馬クレインサンダーズ、群馬クレインサンダーズ、群馬、B2群馬、J○
[中地区]
・東京エクセレンス、東京エクセレンス、東京EX、B2東京EX、J○
・アースフレンズ東京Z、アースフレンズ東京Z、東京Z、B2東京Z、J○
・信州ブレイブウォリアーズ、信州ブレイブウォリアーズ、信州、B2信州、J○
・豊通ファイティングイーグルス名古屋、Fイーグルス名古屋、FE名古屋、B2・FE名古屋、J○
・西宮ストークス、西宮ストークス、西宮、B2西宮
・バンビシャス奈良、バンビシャス奈良、奈良、B2奈良
[西地区]
・広島ドラゴンフライズ、広島ドラゴンフライズ、広島、B2広島、J○
・島根スサノオマジック、島根スサノオマジック、島根、B2島根
・香川ファイブアローズ、香川ファイブアローズ、香川、B2香川、J○
・愛媛オレンジバイキングス、愛媛オレンジバイキングス、愛媛、B2愛媛、J○
・熊本ヴォルターズ、熊本ヴォルターズ、熊本、B2熊本、J○
・鹿児島レブナイズ、鹿児島レブナイズ、鹿児島、B2鹿児島J●
※J1及びJ2があるホームタウン(県)でB1及びB2が無い県
16県(45のうち):山梨、埼玉、岐阜、福井、三重、和歌山、兵庫、鳥取、岡山、山口、徳島、高知、福岡、長崎、佐賀、宮崎
JクラブもBリーグチーム両方無い県ですが、3/1弱と思ったよりは多かったですね。'93年のJリーグ開幕時期を今でも思い出します。当時は読売ヴェルディや、日産横浜マリノスというチーム名でしたが、しばらくして企業名は消えました。なので、Bリーグでも企業名が消えるのがすぐでしょう。柏に本拠内がある日立サンロッカーズは、サンロッカーズ渋谷というややお洒落な名前になるのですね。東京の若者に流行るかもしれません。とにかくBリーグ開幕でガラっと空気が変わりますね。どれくらいブームになるのか、どう流行るのか予想がつきません。確かにJリーグにとっては強豪相手ですが、大きな目で見れば国内に3番目のプロリーグができるというのは喜ばしい事です。
あと、最近気になる「スポナビライブ」について、少し紹介させていただきます。くれぐれも宣伝部隊ではありませんので。
【スポナビライブ:スマホ・タブレットで国内外の人気スポーツの生中継が見放題のサービス】
サービス内容:
試合の模様が生中継で視聴できる他、生中継を見逃した場合は、過去1週間分の試合をアーカイブ映像で開始から終了まで視聴可能。ハイライト映像や、スポナビ編集部がピックアップしたニュースやコラムなど、豊富な情報をスマホで利用可。
月額情報料:
利用料金は通常月額3,000円のところ、ソフトバンクのユーザーは月額500円で利用可。ソフトバンク以外のユーザーは、2016年夏前から通常利用料金でサービス提供予定。
対象スポーツ:
プロ野球=セ・リーグ(巨人、広島の全主催試合、中日の一部主催試合は、配信対象外)、パ・リーグの試合生中継。2軍の試合も視聴可。
なでしこリーグ=リーグ1部各節2試合、カップ戦は1部予選リーグ各節2試合、準決勝、決勝
大相撲=序ノ口から幕内まで、6場所全取組
海外サッカー=プレミアリーグとリーガ・エスパニョーラ(ともに'16-17シーズンより)の全試合生中継及び「UEFA EURO 2016」(一部試合は、配信対象外)
MLB=有名日本人選手を中心に1日4試合程度
男子テニス=「ATPワールドツアー250」(一部大会は、ライブ配信対象外)
Bリーグ='16-17シーズンのB1リーグ、B2リーグ全試合
なでしこリーグは湯郷ベルの試合が観られるのかと思って、配信スケジュールを観てみると、INACと日テレ、浦和の試合ばかりでした。湯郷ベルは田舎過ぎて視聴率が悪いという事なのでしょうか。それにしても、ソフトバンクのユーザーは安くこれらの中継が観れるんですね。予想としては、Bリーグが始まったら、スマホを手にする若者世代がBリーグを観る可能性があります。こういう感じでソフトバンクがジワジワと露出度を高めてきていますね。もし、Jリーグがソフトバンクと最初から契約配信していたら、現在とはちょっと違った景色になっていたのかもしれません。どっちが正解だったのかもよくわかりませんが、とにかくラグビーの次はバスケブームが何かしら来ると予想します。
ソフトバンク公式HP該当ページ:http://www.softbank.jp/mobile/service/sportsnavi-live/
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