2年ぶりに人間ドックに入ってきた。2泊3日のコースである。費用は6万5千円と安いとはいえないが、比較的ゆったりと検診をしてもらえるので、好んでいる。
しかし、このコースも危機が来ているという。昨年2泊3日のコースを募集したら、収容人員として7ー8名なのに2名しか参加者がなかったときもあったという。そのために今年は2泊3日のコースは6月と8月の2回だけに限られていた。
2年前くらいまでは何回もこの2泊3日のコースは開かれていた。その減少の原因は公立の学校の先生方の加入している共済組合が補助を出す額を減らしたためらしい。
地方交付税か何かの予算の減少の影響で、これらの共済組合が補助の予算を削減したらしい。それで、多くの学校の先生方は1泊2日のコースに変更をしたという風に聞いた。
確かに数字の上で補助を削減すれば、眼の前の予算を削減することはできるが、これは回りまわって医療保険の支出増を引き起こすのではないかと考えられる。それはそのときのことと考えるのだろうが、あまりにも近目に過ぎないのだろうか。学校の先生方が夏休みも出勤しなくてはならなくなっていることも原因かもしれない。年休を取るのが難しくなっているのかな。
しかし、ともかくもいろいろな影響がでていることを感じた今回の人間ドック入院であった。