夢を明け方に見た。もうかなり以前に亡くなった父と母と何の用事か分からないが、東京に出てホテルか旅館に泊まっていたのだが、父母を置いて所要に出かけ、東京駅に行こうとしているのだが、その行きかたがわからず、なかなか行き着けないという夢である。
震災後か戦後かはわからないが、工事現場のようなところが随所にあり、起伏に富んだところを階段や坂を上がったり、下がったり、最後にエレベーターに乗ろうとしているところで目が覚めた。
また、途中私のすぐ前を歩いていた人が私の出た高校の卒業生であり、私の先生の一人と親しかったということが判明した。私がその先生に対して生前批判的であったことをその卒業生から暗に批判されたという夢である。
後段の部分ははじめてだが、前段の部分については同じような夢を以前にも見たことがあるので、深層心理としての自分の奥底に眠っている何かが夢の中で出てくるのであろう。
現実にあったこととしてはJRの新宿駅で、東口に出ようとしてうろうろしたことがある。東京在住の子どもたちと待ち合わせをしていたので、あわててしまったのだ。それで、東口と書いた方向に行こうとしたのだが、ちょっといったところで誤解を招くような標識があり、うろうろしたのだ。
このときは近道をしようとして迷ったのだが、現実のこの経験が夢に反映しているとは思えない。自分でも意識していない何かがあるのだろうか。