物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

『学力喪失』はまだ読んでいないが、

2024-12-17 11:27:38 | 本と雑誌
『学力喪失』はまだ読んでいないが、同じ著者の岩波新書『学びとは何か』を読み始めた。といっても私の読み方はちょっと変わっている。

終章 「探究人を育てる」をまず読んで、つぎにその前の章である、第7章の「超一流の達人になる」の終わりの方から読んでいる。

これらの章も終わりの方から前に少しづつ帰ってくるという風に読んでいる。なんだかおかしな読み方だが、まともに読むには私は根気が続かない。こういうことだから中途半端な研究者で終わったということだろう。

もしこれがミステリーを読むのならば、こういう読み方はいけないだろうから、どういう本でもこんな読み方をするわけには行かない。

1989年だったかに岩波新書の遠山啓著『数学入門』上を約30年ぶりくらいに読み返したことがあったが、このときも最終章の「複素数ー最後の楽章」から、一つづ前の章に帰るという読み方をしたのを覚えている。

どうしてそんな読み方をしたのかというと、第1章「数の幼年期」という章を読む気が全く起こらなかったからである。

根気がなくて、かつ好奇心にかけているので、こういうことになる。よくないのはわかっているのだが、なかなか好奇心と根気が続かない。それでこういう読み方になる。

もっとも『数学入門』上の場合には各章では章のはじめから読んだと思う。今の読み方はもっと破格になってしまったということだろうか。


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