月下美人は、メキシコの熱帯雨林地域が原産の孔雀サボテン
の原種です。
挿し木苗を、冬は無加温の室内で水を切って管理するも3年間は
花が咲かず、期待していなかった今秋に初めて開花しました。
草丈60cmほどで2個の花をつけました。
花言葉:儚い美 の通り、強い香りを伴う大輪の一夜花 です。
次の1枚目、10月1日に他の孔雀サボテンとは違う、長い柄を
持って垂れ下がる蕾に気付き、ビックリしました。
2枚目は10月6日で、蕾が膨らんできましたが、まだ開花せず、
3枚目の10月9日 夕5時、蕾の先が少し開き、開花を確信して居間に入れました。
4枚目が夜8時30分、開花し始めました。
下段は、今の蛍光灯下で撮影した30分毎の花の様子です。
1枚目は9時、2枚目が9時半、3枚目は10時、4枚目が10時半です。
翌10日 朝6時には、花弁を閉じて花首を垂れ下げてしまいました。夜には2つ目の
花が開き(文頭の写真1枚、9時半)、2日間で神秘的なショーは幕を引きました。
中国原産の常緑小高木で、秋の芳香花
木を代表します。
雌雄異株なのですが、江戸時代に渡来した
のが雄株だけのため、実がなりません。
9月下旬から10月上旬の犬散歩は、風に乗って来るこの香りで秋を知らされます。
上のキンモクセイは庭植えでまだ小木ですが、やはり庭には欠かせない1本です。
中心部には香りの番ガエル・自家産アマガエルが・・・。
下はギンモクセイで、白花はキンモクセイ
ほどの密度にならず、香りも少し落ちますが、
四季咲き性があって春にも開花します。
ホームセンターに、大きなポット植え苗木が
安価で置かれていたので入手し、庭のどこに植えようかと思案中です。
両種ともに花を散り敷いて、秋が一歩深まりました。