昨年、庭に来たハチ(蜂)の最終回です。
先ずは、春から夏の間、ブ~ンブンブンと羽音を鳴らしながら、
忙しそうに吸蜜して回る「クマバチ」からです。
4月下旬、小輪の香り椿 の花に頭を突っ込み、花粉と蜜を食します。
コシブトハナバチ科に属す、丸っこい大きめなハチですが、愛嬌があります。
同じ頃、「ふじリンゴ 」も満開なので、忙しそうでした。
次に、7月末のミソハギ の花に止まっているのは、ダアレ?
8月中旬のオミナエシ の花で、花粉にまみれている、君も?
更に、開花前の鉢花「ヘリアンサス 」に止まったハチは、
ツユムシなどを狩り、地中に巣穴を掘るという「クロアナバチ」ですか?
終いは、9月中旬、ニラの花 で蜜と花粉を食べる毛深いハチは、
「キンケハラナガツチバチ」でしょうか。
ツチバチ科のメスは、土や朽木を掘ってコガネムシの幼虫を探して、
針で刺しマヒさせて産卵するのだそうです。
3月11日、悲惨な災害から5年が過ぎます。
朝のウォーキングは途中で小雨から小雪がちらつき、早めに帰宅しました。
気温は低かったのですが晴れ間が出た午後、2時46分に合わせて、
妻と一緒に蔵王地区の金峯神社まで歩いて参拝して来ました。
拝殿前には1対の「神馬」像が配置され、隣に城跡があって長岡発祥の地でもあります。
学生時代に「新潟地震」を、右脚の癌手術後に「中越地震」を体験しましたが、
3.11の津波や原発事故は、想像を絶するものでした。
多くの犠牲者の冥福を祈り、除染も進まず、復興が進まない現状に怒りと悲しみを感じます。
震災の1年前には初孫の誕生がありました。 お蔭様で大阪にて6歳の誕生日を迎え、
4月から小学生となります。 金峯神社拝殿では孫の健やかな成長も祈りました。
庭や菜園周りに、雪融けと同時に芽生えるフキノトウ(蕗の薹)です。
葉が伸び出す前に、花茎が出て花を咲かせますが、その蕾を山菜として利用します。
全くの放任で、空き地畑の奥に、ミョウガとフキが育っています。
日当たりの良い自家製堆肥の集積地脇に、地下茎を伸ばして移動してきました。
今年は少雪で、雪融けが早かったので、花蕾が開くのも早く、
開花直前では食べるには適しません。
丸々とした蕗の薹を摘み取って、
一部を天ぷら にし、フキノトウ味噌 を作って、苦味と共に春の味を噛み締めています。
自宅北側のブルーベリーやアケビの木の下にも、植えたわけではないのに小型のフキ
が芽生えています。 フキノトウも小さいです。
この後に、葉が伸び出します。 その葉柄をいわゆるフキとして利用出来ます。
昨年、庭に飛来したアブの仲間です。
3月下旬、「雪割草 」の花蜜を吸う「ビロードツリアブ」(ツリアブ科)です。
ホバリングしながら、長い口吻で蜜を吸います。
次は、ハナアブの1種と思われますが、名前は?
5月下旬の「ピラカンサ 」の花で、蜜を吸っていました。
9月中旬の「ツユクサ 」では、ハナアブ科の「ホソヒラタアブ」が、蜜や花粉を食べています。
11月に咲いたボケ(東洋錦 )で吸蜜するのは「クロヒラタアブ」でしょうか?
終いは、睡蓮鉢として利用している古い大火鉢に、静止する「シオヤアブ」です。
ムシヒキアブ科の仲間はアオメアブも時々見ますが、昆虫を捕らえて体液を吸い ます。
昨年は昆虫捕獲の写真が無かった代わりに、8月中旬、交尾中のペアが撮れました。