雪融けと同時に、小さな青い花が一面に咲き出しました。 ウォーキングコースの1つ、
国道352号線の歩道です。
この綺麗な花の名がなんと「オオイヌノフグリ」(大犬の陰嚢)という野草です。。
複数の別名があり、「星の瞳」とも呼ばれるようです。
晴れて気温が上がった3月6日、すっかり雪が消えた国道脇の歩道です。
街路樹の並木が続きますが、落葉樹の下は日当たりが良く、一斉に開花しました。
オオバコ科(又はゴマノハグサ科)の越年草です。
ヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。
在来種にイヌノフグリという草(花径3mm程、実の形が犬の陰嚢に似ていた)があり、
それよりも大きい花(花径1cmほど)を咲かせることから、オオイヌノフグリと名付けられた
そうです。 ただし実の形は犬の陰嚢には似ていません。
秋に発芽し、早春に開花する。 春の終わりには枯れて、夏は種子で過ごします。
3月6日の長岡の最高気温は20℃(平年より13度も高い)、ミツバチも飛来しました。
ウオーキングで持ち歩くカメラは、
ポケットに入る小さなコンデジ(SONY DSC-HX5V)ですが、
私がいくら接近しても関係なく、一生懸命、花から花へと飛び回ります。
この花は、基本1日花ですから、お前に拘わっている暇は無いといった感じです。
昨日は曇り、今日3月8日は霧雨となりました。
コバルトブルーの4枚の花弁は太陽の光を受けて開き、曇雨天では開花しません。
明日から、また雪が降る予報・・・・・3月中は仕方ないです。
庭で最初に春を告げる花木が「マンサク」(満作・万作)です。
名の由来は「まず咲く」からとも、たくさん咲く花に「豊年満作」を願ったとも言われます。
2月中旬、蕾がほころび始めましたが、
開きかけた花が雪に埋もれた、2月16日です。
鉢植を庭に移植して20年くらい?、一部の葉が開花期にも残る(昨夏強選定したので
今年は少ないが)、シナマンサクの園芸種と思われます。
子供の頃慣れ親しんだマルバマンサクと比べると、濃色です。
昨年の実の殻が、まだ付いたままです。
赤茶色のガク片4枚、細長いひも状の花弁が4本、メシベの周りに4個のオシベです。
一度雪が消えた庭に、3月2日また積雪が・・・、でもマンサクの花は平気です。
また、マンサクの枝はしなやかで、山で雑木を縛る(囲炉裏で燃やす薪作りで)時、
この枝を使っていました。 だから万作に雪囲いはしません。
例年群れでやってきたミツバチ ですが、今年は僅か1匹だけでした。
散歩コースの街路樹、コブシの樹の洞に巣があったようで、処分されました。
3月5日、春の陽射しを受けて、最後の輝きを放ちます。
「フキタンポポ」は、ユーラシア大陸(中国~ヨーロッパ)に広く分布するキク科の多年草で、
明治中期に渡来しました。
花後に出る葉は大きめでフキに似ています。 地下茎で増殖し、小鉢では育ちません。
大きい鉢では年々花数が増えますが、昨夏に枯死し、代わりにホームセンターで小さな
ポット植えを買いました。
花茎3cmほどでタンポポに似た黄花です。
正月飾り用に、根を殆ど切り取って、小さなポットに入れて売られています。
1月に咲いた花はいじけて変形し、2月22日に咲いてきたものです。
2月28日です。 外玄関で寒暖差が大きく、咲き揃いません。
3月4日ですが、次の花がなかなか開けません。
花後に大きい鉢に植え替えても、この株は育たないかもしれません。
「雪割草」(ゆきわりそう)はキンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、
日本に自生する4種の内、「オオミスミソウ」が、新潟県を中心とした日本海側に分布し、
花色や花形の変異が多く、多くの園芸品種が生まれています。 (実生が容易です)
新潟県の草花に指定され、長岡の西山丘陵も代表的な自生地の一つです。
しかし、街中で鉢栽培しようとすると、夏の暑さに弱く、長く維持するのは難しいです。
2月中旬、最初に咲いた白花、オシベ・メシベが揃った標準花です。
南に面した外玄関に置いたので、2月上旬から蕾を開き始め、
中旬から全開して来ました。
3月4日、遅れて立ち上がった蕾が、現在開花中です。
実はこの雪割草には「立羽蝶」というラベルが付いていて、斑入り葉の品種のようです。
花後に展開する新葉には、どんな紋様が出るのだろうか?