Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

オオイヌノフグリ~雪融けと同時に咲いた青い花

2016-03-08 | ウォーキング

雪融けと同時に、小さな青い花が一面に咲き出しました。 ウォーキングコースの1つ、
国道352号線の歩道です。
 
この綺麗な花の名がなんと「オオイヌノフグリ」(大犬の陰嚢)という野草です。。
複数の別名があり、「星の瞳」とも呼ばれるようです。 
 
 
 
晴れて気温が上がった3月6日、すっかり雪が消えた国道脇の歩道です。
街路樹の並木が続きますが、落葉樹の下は日当たりが良く、一斉に開花しました。 
 
  
 
オオバコ科(又はゴマノハグサ科)の越年草です。 
 
 
 
ヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。 
在来種にイヌノフグリという草(花径3mm程、実の形が犬の陰嚢に似ていた)があり、
それよりも大きい花(花径1cmほど)を咲かせることから、オオイヌノフグリと名付けられた
そうです。 ただし実の形は犬の陰嚢には似ていません。 
 
 
 
秋に発芽し、早春に開花する。 春の終わりには枯れて、夏は種子で過ごします。 
 
 
 
3月6日の長岡の最高気温は20℃(平年より13度も高い)、ミツバチも飛来しました。 
 
  
 
ウオーキングで持ち歩くカメラは、
ポケットに入る小さなコンデジ(SONY DSC-HX5V)ですが、
 
 
 
私がいくら接近しても関係なく、一生懸命、花から花へと飛び回ります。
この花は、基本1日花ですから、お前に拘わっている暇は無いといった感じです。 
 
 
 
昨日は曇り、今日3月8日は霧雨となりました。
コバルトブルーの4枚の花弁は太陽の光を受けて開き、曇雨天では開花しません。 
 
  
 
明日から、また雪が降る予報・・・・・3月中は仕方ないです。 

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庭の春~マンサクが春を告げ

2016-03-07 | 花木

庭で最初に春を告げる花木が「マンサク」(満作・万作)です。
名の由来は「まず咲く」からとも、たくさん咲く花に「豊年満作」を願ったとも言われます。
 
2月中旬、蕾がほころび始めましたが、
 
 
 
開きかけた花が雪に埋もれた、2月16日です。 
 
 
 
鉢植を庭に移植して20年くらい?、一部の葉が開花期にも残る(昨夏強選定したので
今年は少ないが)、シナマンサクの園芸種と思われます。 
 
  
 
子供の頃慣れ親しんだマルバマンサクと比べると、濃色です。
昨年の実の殻が、まだ付いたままです。 
 
 
 
赤茶色のガク片4枚、細長いひも状の花弁が4本、メシベの周りに4個のオシベです。 
 
 
 
一度雪が消えた庭に、3月2日また積雪が・・・、でもマンサクの花は平気です。
また、マンサクの枝はしなやかで、山で雑木を縛る(囲炉裏で燃やす薪作りで)時、
この枝を使っていました。 だから万作に雪囲いはしません。
 
  
 
例年群れでやってきたミツバチ ですが、今年は僅か1匹だけでした。
散歩コースの街路樹、コブシの樹の洞に巣があったようで、処分されました。 
 
  
 
3月5日、春の陽射しを受けて、最後の輝きを放ちます。 
 
  

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フキタンポポ

2016-03-06 | 山野草

フキタンポポ」は、ユーラシア大陸(中国~ヨーロッパ)に広く分布するキク科の多年草で、
明治中期に渡来しました。

花後に出る葉は大きめでフキに似ています。 地下茎で増殖し、小鉢では育ちません。
大きい鉢では年々花数が増えますが、昨夏に枯死し、代わりにホームセンターで小さな
ポット植えを買いました。 
 
花茎3cmほどでタンポポに似た黄花です。
 
 
 
正月飾り用に、根を殆ど切り取って、小さなポットに入れて売られています。
1月に咲いた花はいじけて変形し、2月22日に咲いてきたものです。 
 
  
 
2月28日です。 外玄関で寒暖差が大きく、咲き揃いません。 
 
  
 
3月4日ですが、次の花がなかなか開けません。
花後に大きい鉢に植え替えても、この株は育たないかもしれません。 
 
 
 

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雪割草(1)~白花標準花

2016-03-05 | 山野草

雪割草」(ゆきわりそう)はキンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、
日本に自生する4種の内、「オオミスミソウ」が、新潟県を中心とした日本海側に分布し、
花色や花形の変異が多く、多くの園芸品種が生まれています。 (実生が容易です)
 
新潟県の草花に指定され、長岡の西山丘陵も代表的な自生地の一つです。
しかし、街中で鉢栽培しようとすると、夏の暑さに弱く、長く維持するのは難しいです。
 
2月中旬、最初に咲いた白花、オシベ・メシベが揃った標準花です。 
 
 
 
南に面した外玄関に置いたので、2月上旬から蕾を開き始め、 
 
 
 
中旬から全開して来ました。 
 
 
 
3月4日、遅れて立ち上がった蕾が、現在開花中です。 
 
 
 
  
 
実はこの雪割草には「立羽蝶」というラベルが付いていて、斑入り葉の品種のようです。
花後に展開する新葉には、どんな紋様が出るのだろうか?

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庭に来たアブ(1)~ハナアブ2種

2016-03-04 | 昆虫

アブの仲間で、花の蜜や花粉を食べるハナアブです。
 
体長11~16mmの「オオハナアブ」は、春から秋までよく庭に来ています。
 
  
 
上は秋咲きの小輪ツバキ「炉開き 」で、蜜と花粉を食べ、 
バラの花で休んでいます(下)。 
 
  
 
暖かかった12月初め、サザンカ「慶雲 」で花粉まみれになっていました。 
 
  
 
次は、オオハナアブよりも少し大きめですが種名が分かりません。 
 
 
 
6月のヤマアジサイ「くれない 」で食事中で、 
 
 
 
後脚に大きな花粉塊を付けています。 
 
 

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