昨年庭に来たチョウの、最終回です。
「モンシロチョウ」は、春から秋まで庭で見かけるので、昨年の画像は5月下旬の庭植え
ナデシコで吸蜜中の1枚だけでした。
ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜に産卵し、幼虫の青虫退治に苦労させられます。
4月中旬、黄花カタクリ (洋種のエリスロニューム・パゴダ)で吸蜜している「キチョウ」は、
どこで越冬していたんでしょうか?
そういえば11月中旬、庭石の上でジッと暖をとっていたキチョウは、
この冬を上手く越せただろうか? 春の花が咲いたら戻ってきてくれるかな?
「キアゲハ」の画像が1枚だけありました。 8月下旬のカノコユリ の花で吸蜜中でした。
( かつては毎年アシタバの葉に産卵し、たくさんの幼虫が育ったのですが、
昨年は産卵が無く、飛来しなかったものと思っていました。)
昨年、庭に来た小型のチョウ2種です。
「イチモンジセセリ」は、15~17mmと小型ですが、体が太くがっしりとしています。
秋の庭に多く来ます。 9月の鉢植えオケラ の花で吸蜜中です。
白点が4個一文字に並んだ紋様です。 9月は菜園周りのニラ も花盛りになります。
次の「ヤマトシジミ」は更に小さく12~15mm、ホトトギスの花蕾で休憩中です。
翅裏は地味な斑点模様ですが、表は美しく高温期には濃色になります。
10月の菜園でホーリーバジル の花蜜を吸っています。
( ホーリーバジル は、インドの古代医学アーユルベーダで聖なるバジルとされ、
種々の薬効を持つといわれるハーブ(シソの仲間)です。
私の潰瘍性大腸炎にも効くからと、コメントを通して薦められ、ホーリーバジル茶を
毎日飲用し、栽培も始めました。 効果の程はまだ?です。)
冬の間、吹雪が吹き込む時もある外玄関で、咲き続けた最後のサザンカ(山茶花)です。
庭植えしても雪囲いされて、吹雪の中で咲くことになるので、我家ではすべて鉢植で、
本種も12月から3月まで、寒い時期は休みながらも咲いていました。
「立寒」(たちかん)という品種は、真っ直ぐ伸び立って、私の身長を超えました。
12月中旬の花、幅広の花弁の枚数が多く、赤花の半八重咲きです。
12月下旬、積雪が無く暖冬で、黄色いオシベとの対比も一段と鮮やかな赤色です。
1月末、寒波に見舞われ、葉も茶変しながら、開花しています。
時折、ヒヨドリが来て、花弁ごと食べています。 花蜜を吸うだけではありません。
2月下旬、ヒヨドリの食難から逃れて咲き始める花です。
晴天の3月11日、思いっきり春陽を浴びて、山茶花のシーズンを終わろうとしています。
信濃川の支流の一つ栖吉川(すよしがわ)堤防まで自宅から歩いて数分、
主に左岸堤防をウォーキングします。
雪融けした堤防では、草木が萌え出るにはもう少し時間が必要です。
3月9日、朝のウォーキングで、今年始めてケンケーンという雄キジの鳴声を聞きました。
人があまり通らない右岸堤防上にいました。 昨年12月下旬に見た場所です。
コンデジのズームで対岸を写します。 縄張りを主張した後、走り出し、
護岸ブロックに降りてきて、
餌を探し始めました。
翌3月10日 午前9時過ぎ、右岸河川敷で前年の枯葦の中から首を伸ばしていました。
肉眼では黒くしか見えませんが、コンデジでズームアップした画像で確認です。
昨日は左岸堤防で、私の足音に驚いたようで、目の前を駆け足で堤防道路を横切って
信越線の線路西側に飛び立ち見えなくなりました。 素早すぎて撮影できません。
今日3月13日 朝、堤防道路脇の緑が少し濃くなって来ました。
今シーズン4度目の雄キジとの出会いです。
右岸堤防の護岸から、河川敷へと移動しています。
まだメスの姿は確認できません。 立ち止まっている私を睨んで、威嚇?
今シーズンも、無事に子育てできるように、見守るだけですよ!