flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

輪廻と魂

2006-02-05 21:22:33 | 天祐語録
 私は全ての人間が必ず生まれ替わるとは思っていない。
体は無くなっても死の世界に魂が向かっていない者、甦りを拒む者もいるだろう。
輪廻転生があるのなら、魂の数は限られている筈である。
だが人口は増加した。

最近の人類の中には、社会生活に支障をきたす者を多く見かける。
つまり魂の経験の浅い者、再生されてない新規の魂が存在すると言ってもいいだろうと考える。
それらの魂には、しっかりとした人間的教育を施さないと、何回生まれ替わっても、徳の積まれない、また、いつまでも子供のような精神を持った、自己を客観視できない大人ばかりになってしまうことだろう。
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富士

2006-02-05 00:01:33 | 漂い紀行
(静岡県富士市)
 駿河の富士山麓の街に初めて降り立つ。
富士川を渡るまで、空は雲で覆われていたが、ベールをめくるように富士の山が現れた。駅前の通りから見える山に引き寄せられるように歩く。気がつくと、駅を四駅分ほど歩いていた。
 潤井川を越え、台地に差し掛かると、円墳に対し前方後円形の周濠を持つ、伊勢塚古墳があり踏査してみることとした。寺の境内にある古墳は、頂には「三光天子」を祀る堂宇があり、墳丘周囲は墓地となっているが、極最近墳丘上の木々が伐採されたようだ。地面からは、タガ(突帯)の低い刷毛目調整の円筒埴輪片が散見していた。
 更に北進し、広見公園ふるさと村へと向かった。
そこには博物館があり、産業の製紙の機械をもとにした歴史を知ることができ、豊かな水による富士の文化が理解できた。村内には歴史的建造物が数棟移築保存され、バラ園からは、雄大な富士を間近に見ることができる。

続いて、東海道吉原の町へと向かう。
        

(関連記事:田子の浦 岳南原田 比奈 岳南富士岡 富士鷹岡
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