(横浜市中区海岸通 横浜市認定歴史的建造物)
大正12年(1923)関東大震災によって倒壊した二代目庁舎を、昭和9年(1934)3月に再建した、SRC造地上5階塔屋付、延床面積12,184㎡の建物である。設計者は国会議事堂を設計した吉武東里で、ロマネスク様式を採用している。
平成13年(2001)に、老朽した建物の修繕改装を行い、横浜税関資料展示室を併設させた。
塔屋の付いた開港記念横浜会館をジャック、神奈川県庁舎をキング、この横浜税関をクイーンと呼び、横浜三塔と呼んでいる。
(HP版 http://www.d1.dion.ne.jp/~tenyou/structure/yokohama-customshouse-public-office-building.htm)
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