(横浜税関新港埠頭保税倉庫 横浜市中区新港)
1911年、横浜税関施設として赤レンガ2号倉庫を建設し、1913年、赤レンガ1号倉庫が竣工した。設計は、横浜正金銀行本店、丸三麦酒工場等を設計した妻木頼黄である。
1923年9月、関東大震災により1号倉庫が損壊したが、1927年から1930年にかけて、震災復旧工事が行われた。
1945年、米軍により接収されたが、1956年接収解除され、1号倉庫は税関倉庫として、2号倉庫は横浜市管理倉庫として復活した。
1989年、取引量減少により倉庫が使用されなくなり、1992年3月、横浜市が全棟取得。1994年から、1号倉庫構造補強工事、2号倉庫屋根改修工事が行われ、1996年からは外壁等改修工事、2000年からは内部改修工事が行われた。そして2002年4月には、1号倉庫が文化施設、2号倉庫が商業施設として生まれ変わり、現在に至っている。
(クリックすると拡大します)
(HP版: http://www.d1.dion.ne.jp/~tenyou/structure/yokohama-customshouse-warehouse.htm)
(関連記事:横浜税関倉庫’09 開港記念横浜会館 横浜税関本関庁舎 安田銀行横浜支店)