flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

笠松

2007-02-12 00:00:31 | 街道・宿場町

(岐阜街道 羽島郡笠松町)
 尾張黒田から木曽川を渡ると、笠松の湊町である。
昨年秋、岐阜川原町から南下、川手を経て、笠松湊まで歩いた御鮨街道ウォーキングを思い出す。
 美濃守護土岐氏との縁の深い、八幡神社に参った後、町並みを歩く。
そして先回訪れられなかった、歴史民俗資料館に立ち寄る。
川湊を中心に発展してきた商業の歴史等の展示と、企画展「干支亥年展」が開催されていた。
 町の歴史を踏まえた上で、改めて町を歩く。
笠松陣屋及び笠松県庁跡、法伝寺、盛泉寺、蓮国寺等の寺院や、奈良津堤の上には、美濃郡代の娘の縁談がないことを憂い、奥州から陽根形の石を取り寄せ祀ったという魂生大明神、へそ塚を巡る。
またその傍らには、駒の句碑があり、
 春風や 駒の蹄に 土けぶり 清泉  …と刻まれている。
この句碑は木曽川河畔にあった料亭「四季の里」の庭にあったものを移設したものだという。
        

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