flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

馬絹神社

2016-10-02 00:00:00 | かみのやしろ

(川崎市宮前区馬絹 旧村社)
 元々は女体権現と称し、創建時期は不明であるが、元禄時代の古文書に「女体権現社地五反二畝歩」と記載が見える。また、第二次世界大戦時に切り倒されたという境内の松は、源頼朝が松に馬の袖絹を掛けたことから、地名が馬絹になったという伝説がある。祭神は伊邪那美命(いざなみのみこと)であり、神体の神像に嘉永四年(1851)辛亥年九月吉日と記銘されている。明治43年(1910)この女体神社、熊野神社、白山神社、八幡神社、三島神社を合祀し神明神社と改称した。その後、昭和61年(1986)に至り、社殿改築を機に社名を地名をとって馬絹神社と改称した。本殿の背後には富士塚(富士信仰)がある。
        

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