京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

13時、「いっしょに」

2008年10月06日 | 日々の暮らしの中で
人間の耳は必要と感じるものだけを選別して聴いてしまう器官なのだろうか。それも都合のよいように。

娘の初舞台の公演日程が決まったという連絡をもらったのでした。東京公演もあるのだという、はずんだ声を耳に、時間をメモして…。大阪京橋の○○ホール。
「17時では帰りが遅くなりますよねえ」
「じゃあ、13時に取りましょうか」
日曜13時、OKです。

娘の姿を見てほしくて都合を打診されたのであろう。
〈一緒に・同行で〉と当然のことながら理解しました。
少しおしゃべりを、月末の嵐山散策の希望コースを聞いたりして切ったのでした。

「13時に取りましょうか」が気になりだしました。
〈日曜13時一緒に〉、この条件が私の常識としての先入観であり、それを前提にして「じゃあ13時に」を選別しているわけです。

一人で行けと?!
「不慣れなところ心細いよ~」と理由をつけて丁重に見合わせる旨を送信した。
私の関心もその程度だったのかということになりそうですが。、

どうしてずれてしまったのだろう。怒っても無駄ですが…。
彼女の頭のなかの関心事が、観客動員数なんてことでは決してない…はず。



コメント (4)
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