それはまさしく講演会ではなく、トークショーそのものでした。
現在、道立近代美術館では「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」(2/19~3/23)が開催されています。
その開催を記念して吉村作治氏のトークショーが開催されました。
入場者を抽選で募集していたので応募したところ、運良く入場券を手に入れることができました。
会場は美術館内にある固定席が備わった講堂です。
初めて入りましたが、150~160人くらい入れる小ホールといった感じです。
私は吉村氏のお話を聴くことで、40年展を観覧する際により理解が深まる助けとなるのではと期待していたのですが、見事にそれを裏切られました。
トークショーはHBCのベテランアナの舟越ゆかりアナを相手にトークを展開するという形で進められました。
吉村氏はTBS系列の「世界ふしぎ発見!」の回答者吉村さんそのものです。
発掘展示されているものの学術的価値などにはほとんど触れず、聴いている私たちをいかに喜ばせようかということに心を砕いているかのようでした。
「ここはみなさん、笑っていただくところですよ」といったように振る舞う吉村氏は、考古学者であるとともに、優れたエンターティナーでもありました。
そうした中で、一つだけ吉村氏の考古学者魂のようなものを垣間見せてくれました。
それは、吉村氏のような外国の発掘隊が発掘した事物にについては、原則的にその国と発掘隊とがその成果を折半するのが普通のルールのようです。
ところが、吉村氏は発掘した成果については全てエジプトに帰することを約束しているそうです。
いろいろないきさつがあるかもしれませんが、そうした姿勢がエジプト側からも評価され、40年もの長きにわたってエジプトでの発掘が可能だったということでしょうか。
吉村氏のサービス精神はトークだけに止まりませんでした。
著書を購入した方には、著書にサインをし、一緒に写真に収まり、握手までするというサービス精神を発揮されていました。(ミーハーな私ももちろんそうしました)
40年展については、その日はかなり混雑している様子だったので、後日ゆっくり観覧することにしました。
現在、道立近代美術館では「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」(2/19~3/23)が開催されています。
その開催を記念して吉村作治氏のトークショーが開催されました。
入場者を抽選で募集していたので応募したところ、運良く入場券を手に入れることができました。
会場は美術館内にある固定席が備わった講堂です。
初めて入りましたが、150~160人くらい入れる小ホールといった感じです。
私は吉村氏のお話を聴くことで、40年展を観覧する際により理解が深まる助けとなるのではと期待していたのですが、見事にそれを裏切られました。
トークショーはHBCのベテランアナの舟越ゆかりアナを相手にトークを展開するという形で進められました。
吉村氏はTBS系列の「世界ふしぎ発見!」の回答者吉村さんそのものです。
発掘展示されているものの学術的価値などにはほとんど触れず、聴いている私たちをいかに喜ばせようかということに心を砕いているかのようでした。
「ここはみなさん、笑っていただくところですよ」といったように振る舞う吉村氏は、考古学者であるとともに、優れたエンターティナーでもありました。
そうした中で、一つだけ吉村氏の考古学者魂のようなものを垣間見せてくれました。
それは、吉村氏のような外国の発掘隊が発掘した事物にについては、原則的にその国と発掘隊とがその成果を折半するのが普通のルールのようです。
ところが、吉村氏は発掘した成果については全てエジプトに帰することを約束しているそうです。
いろいろないきさつがあるかもしれませんが、そうした姿勢がエジプト側からも評価され、40年もの長きにわたってエジプトでの発掘が可能だったということでしょうか。
吉村氏のサービス精神はトークだけに止まりませんでした。
著書を購入した方には、著書にサインをし、一緒に写真に収まり、握手までするというサービス精神を発揮されていました。(ミーハーな私ももちろんそうしました)
40年展については、その日はかなり混雑している様子だったので、後日ゆっくり観覧することにしました。