南城市(なんじょうし)は、2006年に佐敷村、知念村、玉城村、大里村が合併して誕生した新しい市です。
※ 旧玉城村役場の庁舎を転用した南城市の市庁舎です。
新しい市名をなぜ「南城」と名付けたのか、はっきりしたことは分かりませんでした。私が調べたことと想像したことをもとに推察すると、沖縄本島の南部に位置し、過去にたくさんのグスク(城)が存在した歴史ある町であることを市の名として表したかったのではないか、というのが私の推察です。
私が調べたかぎりにおいて、南城市下には四つのグスク跡が史跡として整備されています。
南城市では文化王国・玉泉洞おきなわワールドというなんだか沖縄のいろいろなものを詰め込んだようなテーマパークを訪れました。(これもクーポンがあったからなのですが)
つまりここは、玉泉洞という鍾乳洞、ハブのショー、黒糖や薬草酒の工場、伝統工芸の工房、その他さまざまな沖縄を体験できる施設でした。
その中でも、エイサーの舞いを見ることができましたが、なかなか見応えがありました。(後述します)
南城市のsomethingは、玉泉洞の入り口で、【琉球王朝の正装をした女性と撮られた記念写真】を出口のところで買わされてしまい、それを記念の品としました。
沖縄観光「エイサーの舞い」
エイサーとは、沖縄のお盆の時期に先祖の霊を供養するために踊られる伝統的な沖縄芸能の一つだそうです。
主に青年たちが主体で、太鼓を抱えながら飛んだり、跳ねたり、回転したりと、ダイナミックで勇壮な踊りです。
※ ダイナミックで勇壮なエイサーの舞いです。
私は上記したように、おきなわワールド内の観光客のために施設内の広場で披露するいわばプロのエイサーの舞いを見物しました。
以前に経験ある妻が「すごいよ~」と言っていましたが、その言葉に違わずなかなか迫力のある舞いでした。
太鼓の音が鳴り響く中、観光客用とはいえ踊り子たちは全身汗びっしょりになってエイサーの舞いを披露してくれました。
沖縄では全島の各地で地域ごとのエイサーの催しがあり、それぞれの地域が特色ある舞いに進化し、またそれを競っているとも聞きました。
歴史あるエイサーの舞いはダイナミックで勇壮なことが沖縄の若者に支持され、さらには地域ごとに進化発展することで、今や沖縄中を熱狂させる夏の風物詩となったようです。