第四日目の最後の訪問地は、沖縄の最後の宿泊地でもある那覇市でした。
県都那覇市(なはし)は、沖縄本島南端に位置していますが、あらゆる意味で沖縄の中心です。
沖縄全体を見ても、やはり南部を中心に発展しているように感じました。
その那覇市役所は、那覇市の繁華街の国際通り近くに沖縄県庁と並ぶように建っていました。
※ 沖縄県庁の側に建つ那覇市役所の庁舎です。
施設が狭隘化していると聞きましたが、そのせいでしょうか、それとも退庁時間が近かったせいでしょうか、なんとなく庁内全体がざわついていた感じがありました。
市役所には新庁舎準備室が設置され、近い将来には県庁と並ぶ立派な庁舎が出現するのかも知れません。
那覇市では、クーポンの関係で貝細工教室「匠」というところで貝細工の体験をすることになっていましたが、お店の人の勧めもあって完成品の【貝細工のストラップ】をいただいて、それを那覇市の記念の品としました。
翌日は、最後の訪問市町村となる南風原町と首里城公園を訪れて、私の沖縄の旅は完成となります。
沖縄観光「ゆいレール」
私は当初、那覇市の「ゆいレール」に乗車する予定はありませんでした。
ところが同行者(妻)がぜひ「DFSギャラリア・沖縄」に行きたい!ということでゆいレールを利用することになりました。
ゆいレール駅の「県庁前」駅から、DFSギャラリアのある「おもろまち」駅(おもしろい駅名ですね)まで5駅ほど乗車しました。
※ 頭上にあるレールを写したところです。車両が通過するところを撮ることができませんでした。
ゆいレールとは、ご承知のとおりモノレールなのですが、ちょうど道路の中央分離帯のところを利用して設置されています。
少しオーバーに言えば、幅2メートルくらいの分離帯があればモノレールの設置は可能のように思えました。走行帯や駅は空中にあり、それらを支える柱の幅は2メートル程度に見えたからです。
モノレールは今後の都市における交通機関としての可能性が大きいように思えました。(建設費用が地下鉄に比べて格段に安い!?)
車両はわずか2両連結と積載人数は少ないのですが、人口30数万人の那覇市では適当なのかも知れません。
速度は、以前乗った神戸市の新交通システム「ポートライナー」よりは速く、那覇市の街並みを眼下に眺めながらの十数分間はなかなか快適でした。