長々と沖縄シリーズを綴ってきましたが、まだテーマは残っているようにも思われます。
例えば、レンタカーの旅、車載ナビの威力、旅の費用、DFSギャラリア、あるいは観光業者の商魂などなど…。
しかし、いつまでも沖縄にこだわるわけにはいきません。(読んでいただいているみなさんは辟易しているのにねぇ…)ここらで打ち止めといたしましよう。
さて、私の今回の旅で自らに次の三条件を課しました。それは、
①沖縄本島の全26市町村を巡り、その市町村庁舎前で記念の写真を撮ること。
②市町村に関する資料を1部以上収集すること。
③市町村に関するsomethingを収集すること。
以上を自らに課し、そのことにこだわり続けた私はなんとかその三条件をクリアすることができました。
それらは今、各市町村毎にファイルブックに整理され、収まっています。
ファイルブックは、写真、市町村のガイドブック、somethingなどを飲み込んでぱんぱんに膨れ上がっています。
※ 旅の思い出を閉じ込めた2冊のファイルブックです。
ところで今回の旅は私にどのような影響を与えただろうか、ということについてちょっと真面目に振り返ってみようかな、と思います。
限られた時間の中で最大効率を目ざした今回の旅はいつも慌しく、落ち着いてゆっくり沖縄を満喫するという旅からはかけ離れていました。
しかし、沖縄本島の全ての市町村を巡る旅は、一般の観光旅行では見えない部分も垣間見せてくれたように思っています。
そこで感じたことは「地方によって風俗や習慣がずいぶん違っているものだなぁ」ということに気付かされました。(北海道とは最も離れた沖縄ですから、当たり前と言えば当たり前のことなのですが…)
その結果、私の中に「日本も面白いなぁ」という思いが湧きあがってきました。
これまで、「本格的にリタイアした後は外国へ!」というのが私の思いの大半を占めていました。しかし、諸外国の表層の上の表層をかすめるような外国旅行よりは、日本の中をもっとじっくりと見て回るようなたびにも意味があるかな、と思い始めています。
40年前に訪れたノルウェーのフィヨルドやプラハの古い町並みなどを再訪することにも惹かれますが、日本の各地を蟻のような目線で見て回ることにも大いに興味が湧いてきました。
本格的なリタイアは直ぐそこに来ています。
真剣に悩んでみたいと思います。
沖縄5日間の旅は、充実した時を過ごしたという満足感と、2冊の膨れ上がったファイルブックを残し、さらには私の中に一つの課題を生起させてくれた旅でした。
桜、桜、桜が・・・
ぽかぽか陽気に誘われて近所を散歩している時、札幌気象台の前庭に植わっている桜が開花しているのを目撃しました!
※ 札幌気象台の前庭で開花した桜です!
素人の目からはすでに「五分咲き」といった感じです。
休日でしたが気象台に電話をして尋ねたところ、気象台前庭に植わっている桜の木は標本木ではなく、あくまでも開花宣言の対象となる標本木は北海道神宮に植わっている「ソメイヨシノ」だということでした。
それにしても、桜前線はもう直ぐそこにあるという感じです!