“高血圧” というと他人事ではない。一昨年の一斉検診で “高血圧” と診断され、以来薬の服用を続けている私である。講座名を聞き、留意点などは心掛けているつもりだが、おさらいのつもりで聴いてみようと参加してみた。
昨日午後、中央区民センターにおいて中央区が主催する「市民健康教育講座」が開催されたので参加した。今回は前記したように「高血圧のお話」と題して北海道循環器病院の柏木雄介医師が講師を担当された。
お話の内容は、これまで耳にしたこととほとんど変わりはなかったが、私自身のために改めて整理して記録しておくことにしたい。
その前に柏木医師が「高血圧は “死の四重奏” の一つである」と話されたのは初耳でありちょっとショックだった。その四重奏とは「高血圧」、「糖尿病」、「高脂血症」、「内臓脂肪型肥満」の四つだそうである。
※ 講師の北海道循環器病院の柏木雄介医師です。
さてお話の方だが、「高血圧の発症は深く生活習慣と関わっている」として次の6つを挙げた。それは「過食と肥満」、「塩分の過剰摂取」、「運動不足」、「喫煙」、「ストレス」ということだ。自らの生活を振り返った時に頷かざるを得ない。できるかぎりそれらの要素を排除したいと思いつつ実践できていない自分がいる。
その中で、次のようなことをケアしながら生活してほしいとして4点挙げられた。その4点とは、①血圧を毎日測定・記録をすること、②食事の減塩を最優先し、魚・野菜中心のメニューにすること、③一日30分以上の軽い有酸素運動を習慣化すること、④薬の服用は医師の指示に従うこと、の4点を示した。私の場合は②の減塩を特に心掛けねば…。
この日の柏木氏のお話で唯一新しく耳にしたのは、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の人は高血圧症になりやすいというお話である。実は日本人の4人に1人がSASとのことである。テレビを見ていたり、講義を受けていたりする時に無意識に眠ってしまうような人は要注意とのことだった。私は今のところ該当しないと思っているが…。
本日の講義を受講して、改めて日常のケアに心掛け、家庭の血圧計で高齢者の場合最高血圧135、最低血圧85未満となるよう自分自身を管理したいと思った。なお、糖尿病患者の場合は最高血圧125、最低血圧75未満を目ざすべきだと柏木氏は強調された。
この日の講義を受講し、改めて自らの生活習慣を改善しなければならないことを痛感させられた。
頑張ろうぜ!田舎オヤジ!