田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市近郊スキー場巡り №9 フッズ(Fu’s)スキー場(札幌市)

2024-02-24 20:04:06 | スポーツ & スポーツ観戦
 当初予定はしていなかったのだが、数日来の降雪もあってコンディションが良いのではと考え、急遽出かけることにした。けっして大きなスキー場ではなかったが、バラェティに富んだ斜面が広がっており、リフト料金も良心的(?)でかなり満足度の高いスキー場だった。
   
  ※ フッズスキー場のコースマップです。

 札幌市内にあるスキー場で唯一も未体験だったのが「フッズ(Fu’s)スキー場」だった。
 このスキー場に併設されているオリンピックのリュージュコースにはずっと以前に「体験教室」があった時に一度来ていたが、スキーは未体験だった。
 このスキー場は国道からも良く見え、妻が大学時代にスキー授業で体験し「大変な急斜面がある」と言っていたので「体験しなくては!」と思いながらも何故か未体験だった。

  
  ※ フッズスキー場のセンターロッジです。(コースマップでは「コアキウス」と表示されています)

 土曜日ということで混雑が心配されたが、スケジュールも空いていて、大量の降雪でコンディションも良いと判断し、藤野まで車を走らせた。
 スキー場はゲレンデ下のロッジからコ―ス全体が見渡せるほどの規模で、けっして大きなスキー場とはいえない。しかし、スキー場上部の急斜面は少しオーバーに云えばそそり立つように聳えて見える。

   
   ※ センターロッジからはスキー場全体が見渡せます。

 リフト券を購入する際に「2時間券」という券種があったのが嬉しかった。これまでの体験から、私の場合は体力的にも2時間程度がちょうど良いと思っていたからだ。(他のスキー場では短くても4時間券である)
 私はまずいつものように足慣らしから始めるために、ゲレンデ左の「第一ペアリフト」を利用した。このリフトを降りたところはゲレンデ左の第一ペアリフトを利用した。このリフトを降りたところは「ファミリーコース」と称して、完全な緩斜面だった。スキーやスノーボードの初心者には最適の斜面である。かなり多くの人たちが利用していた。

  
  ※ こちらは「第一ペアリフト」でリフトの右に広がるのが「ファミリーコース」です。

 ここを一本だけ滑り、すぐに「第一ロマンスリフト」、「第二ロマンスリフト」を乗り継いで山頂に立った。そして「パノラマコース」を滑り降りたのだが、ここの斜面が期待していた斜面とはまったく違っていた。
 なんと斜面が氷化していてガリガリだったのだ。僅かに雪が降った形跡はあるのだが、それは先に滑ったスキーヤーによって削られ、最大斜度28度の「パノラマコース」は恐怖の斜面となっていた。こうなると今の私の体力・技術ではお手上げである。恐る恐る滑り降りた。その後は「マイルドコース」に移り、楽しく滑った。

  
  ※ 上部は「ダイナミックコース」、下部は「クリスタルコース」、柵で囲まれたところはモーグルコースです。

 体験のためにその後にこのスキー場の最大斜度38度の「ダイナミックコース」も状況は「パノラマコース」以上に酷かった。

  
  ※ ダイナミックコースの最上部から藤野の市街地を一望したところです。

 その後は、この二つのコースを避けて滑り続けた。一部の若い上級者を除き、多くのスキーヤーは私と同じ中級レベルの斜面を滑る人が多かったようだ。
札幌都心からは少し離れているが、土曜日とあって多くのスキーヤーが訪れていてスキー場は賑わっていたが、さまざまな斜面が揃い、それぞれのレベルに応じたスキーを楽しむことができるフッズ(Fu’s)スキー場だった。

【フッズスノーエリア(Fu’s Snow Area) 概要】
◇〒047‐0023  札幌市南区藤野473-1
    我が家から約16km。国道230号線を定山渓に向かって走り、藤野地区の外れにスキー場の看板があり、そこを左折して直進するとスキー場に到達する。 
 ◇リフト    3基(全てペアリフト)
 ◇リフト券   2時間券(シニア)1,000円
 ◇体験日       2月24日(土)

《追記》
 今回のスキー場巡りで、札幌市内のスキー場5つ(札幌国際、サッポロテイネ、藻岩山、ばんけい、フッズ)のスキー場を全て体験することができた。と同時に札幌市以外の近郊7つのスキー場も体験した。これで私の今回のプロジェクトは一応の完成をみた。あるいはこれで私のスキー人生の完了となるかもしれない…。