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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

めだか会議 放談会「北海道内のお勧めスポット」

2025-01-15 16:43:54 | 「めだかの学校」関連
 北海道の定番の観光地を挙げる人、身近な札幌の魅力にスポットを当てた人、あるいは自分が生まれ育った故郷の魅力が語る人、……それぞれが北海道内のお勧めスポットを紹介し合い、北海道の魅力を再確認しました。

 昨日午後、新年最初の「めだかの学校」を実施しましたが、今回のテーマ「北海道内のお勧めスポット」に基づいて会員同士が自由に話し合う「めだか会議 放談会」を行いました。
 そして今回は司会を私が行うこととし、ゲストに道民カレッジ事務局の課長さんを招待して参考意見を聞かせていただくことにしました。
 各人が挙げた「お勧めスポット」を順に記していくと…
 ◇Iさん  ・知床五湖 ・ナイタイ牧場
 ◇Ojさん ・大雪山 赤岳銀泉台
 ◇Osさん ・神の子池(摩周湖)
 ◇Otさん ・摩周湖 ・屈斜路湖
 ◇Kaさん ・黄金湯温泉
 ◇Kyさん ・奥尻島
 ◇Ktさん ・下川町
 ◇Sさん  ・大倉山ジャンプ競技場 ・神威岬
 ◇Nさん  ・襟裳岬 ・旭岳の頂上
 ◇Hさん  ・黒い森美術館(北広島市)
 ◇Ykさん ・大倉山ジャンプ競技場 ・札幌地下街
 ◇Ytさん ・神威岬 ・奥尻島
 そして私は北海道の離島(天売島・焼尻島・利尻島・礼文島)を挙げました。

     
    ※ 札幌の中心街を見下ろすように大倉山ジャンプ競技場は位置しています。

 実に多彩です。北海道がそれだけ魅力に満ちた大地であることを示しているようです。発表の中では、それぞれがなぜその箇所を推すかについて、それぞれがその思い入れを語ってくれました。
 なかにはKtさんのようにご自身の生まれ故郷の町のパンフレットを取り寄せて配布される方がいたり、Ykさんのようにご自分が推すところを写真で配布して紹介していただくなど、用意万端にして今回の学習に臨んでくれた方もおり、真剣に学ぼうとする姿勢を見せてくれたことは私にとっては嬉しいことでした。
 
    
   ※ 神威岬の先端からは、さらに岩塊が点々と続き、独特の風景を描いています。

 そんな中、私は司会として2名の方が推薦されたスポットにスポットライトを当てて、深堀してみました。その箇所とは「大倉山ジャンプ競技場」であり、「神威岬」「奥尻島」の3ヵ所でした。
 なるほど3ヵ所ともに道外からの観光客からも人気のスポットです。その中でも「あっ!」と思わせてくれたのが、「大倉山ジャンプ競技場」です。我が国には数か所しかないラージヒルのジャンプ台であり、選手たちがまるで札幌の中心街に向かって飛び降りるようだと人気のジャンプ台です。大都会の直ぐ近くにこうした大きなジャンプ台があるのは「大倉山」だけだと言われています。そうした意味では札幌っ子にとって、自慢の観光施設と言えるのかもしれません。

    
    ※ 奥尻島観光のシンボル「なべつる岩」です。

 そして今回、ゲストとして招請した道民カレッジ事務局の課長さんからのコメントが私たちが日本人であること、道民の一人であることを誇りに思えるような素晴らしいコメントをしていただきました。
 課長さんはまず、1890(明治23)年に日本との交流を推進するために来日したトルコの客船エルトゥールル号が、帰国する際に暴風雨のため和歌山県・串本町沖で座礁し多くの死者を出したのですが、命が助かったトルコ人に対して串本町の人たちが自分たちの困窮な生活も顧みず遭難した方々を懸命に救助したというお話を紹介された。
 また1939(昭和14)年、ポーランドに在住するユダヤ人はドイツ・ナチス軍の侵攻により命の危険に晒された際、日本人の外交官・杉原千畝によって、当時に違法だったビザを発給し続け多くのユダヤ人の命を救ったこと。
 そして同じく1939(昭和14)年、北海道猿払村沖では敵軍(?)でもあったソ連船のインディギルカ号が座礁した際に、村人たちは懸命にソ連人の救命に励んだ。
 というようなエピソードを紹介していただき、そうした素晴らしい行いをした先人たちの末裔である私たちをくすぐり、猿払村を訪れてみることを勧めてくれました。

 さらに最後には、北海道がいかに魅力に満ちた、将来性のある大地であるかを、様々な角度から掘り下げていただき、私たちに夢と希望を与えてくれるようなお話満載のコメントをしていただきました。
 課長さんからのお話は「現状に対して不満や愚痴を言っていてもしょうがないよ。それよりは夢や可能性について語り、前向きに生きるほうがより楽しいのじゃないですか?」とエールを贈られたような気持ちにさせていただきました。
 残り2回となった「めだか会議 放談会」を楽しみたいと思います。




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