ラベンターが見ごろを迎えているとの情報から、札幌市内でラベンターが見られる主なところを巡り歩いた。真駒内霊園の頭大仏、幌見峠、そして西区の街のど真ん中「二十四軒手稲通」の中央分離帯、と…。ところによって咲き具合に違いが見られたものの、一面の紫色は何かを掻き立てられる色である。
富良野地方ほどのスケール感はないが、札幌にもラベンダーの名所が各地に散在している。昨日、「見ごろでは?」という妻の一言もあって、上記3か所のラベンダー畑を巡り歩いた。
真駒内霊園「頭大仏」
広大な真駒内霊園はもちろん先代供養を行う霊園なのだが、公園的要素も兼ね備えていることから市民の間で隠れた人気スポットとして知られているところである。(特に33体ものモアイ像が有名)その真駒内霊園に小高い丘がラベンターで埋め尽くされ、その中央部から大仏様の東部がぽっかりと見える「頭大仏」と称するところがある。その丘には札幌市内では最大の15万株のラベンターが植わっている。
昨日行ったところ、札幌市内よりは標高が高いためだろうか?まだラベンダーは2~3分咲きといった状態だった。最盛期は2週間後くらいか?できればその頃もう一度行ってみたいと思わせるスケール感である。
※ 写真中央部にぽこんと見えるのが、「頭大仏」です。
※ もう少し近寄ってみると、「頭大仏」がはっきりしますね。
※ 真駒内霊園で有名なモアイ像33体です。
幌見峠
幌見峠のラベンダーは最近脚光を浴びてきたスポットである。札幌市内からも近く、曲がりくねった道をドライブして峠に到達する。すると園内には多くの見物客がラベンターを楽しんでいた。市内を一望できるロケーションが人気を呼んでいるようだ。ラベンダー園は入場料は徴収しないが、駐車料が昼間500円、夜間は800円かかる。街からけっこうスリングな細く曲が楽しんでいた。
ラベンダーは札幌市内を一望できる斜面一面に広がっていたが、種に早生(わせ)と晩生(おくて)があるようで、早生種がちょうど見ごろを迎えていた。全体が満開となるのはもう少し時間が必要のようだった。
※ このロケーションが幌見峠の売りなのでしょう。
二十四軒手稲通の「中央分離帯」
道路に設けられた中央分離帯に植えられたラベンダーを「名所」とは誰も呼ばないが、意外にもこの分離帯のラベンダーが鮮やかである。マップ上で測ってみると、その長さ約6km。幅2mほどで延々と続くのだから、その総面積も相当なものである。わき見運転は慎まねばならないが、この時期にこの二十四軒手稲通をドライブするのは楽しいものである。この日巡り歩いた中では、最もラベンダーが鮮やかに咲き誇っていた。
紫色のイメージ
数ある花の中でラベンダーの紫色というのは花の色としてはかなり特殊な色である。それだけに印象深いラベンダーであるが、いったい紫色にはどのようイメージがあるのか調べてみるとあるは、あるは…。羅列してみる。
・エキゾチック · 感性 · 芸術 · 繊細 · はしたない · ムード · 哀れ
・意地悪 · 永遠 · 下品 · 華麗 · 古風 · 孤独 · 高貴 · 高級
・豪快 · 上品 · 心配 · 神聖 · 神秘 · 粋 · 崇高 · 知的
・中性的 · 二面性 · 不安定 · 不吉 · 不思議 · 複雑 · 魔法
・魅力 · 癒し · 優雅 · 欲 · 欲求不満
あなたが抱いたイメージといくつ合致しただろうか?私は10個程度だろうか?私的には濃い紫色よりは、明るい紫色が好ましく思うのだが、色だけはそれぞれ人それぞれなのだろうなぁ……。