「青葉緑地」はレポすべきかどうか迷った緑地である。というのも、私はこの青葉緑地にほとんど足を踏み入れていないのだ。それには訳があった。そのことも含めて私の基準である50,000㎡以上の緑地ということでレポートすることにした。
※ 緑地らしい雰囲気を醸し出している一枚です。
青 葉 緑 地(厚別区) 85,186㎡(ドーム約1.5個分)
※ 「青葉緑地」緑地マップです。上のマップが下のマップの左に接続するようです。
「青葉緑地」は厚別区役所からも近い住宅地の中にある緑地である。ナビで緑地の近くに着いたのは分かったのだが、緑地の入口が分からない。緑地の周りをぐるぐると周り、ようやく車の通りが少ない緑地横の路側帯に車を停めた。
現在地を確かめると、上に示した緑地マップの下側の緑地マップの真ん中付近に「注意板」、「看板」、「トイレ」、「水飲み場」など施設設備が固まっているところと判断した。おそらくここが緑地の中心地なのだろう。
※ トイレや水飲み場がある緑地の中心地ではと思われる場所です。
私は早速南側を探索することにした。小さな階段を下りると、そこは多目的的に利用される広場のようだった。特別な設備はないもない。その広場を横切って森の中に入って行くとまたまた階段があった。そこを上り詰めると、そこはもう緑地の端だった。
※ そうした施設の直ぐ近くに多目的的な広場が広がっていました。
※ 広場の片隅には階段があり、最初に提示した写真に繋がります。
しかたなく階段を折り返して、広場のところに戻り、緑地の端のところにできていた通路らしきところ南に進むも、直ぐに突き当りにぶつかった。
※ 住宅地と接しているため、緑地が金網で囲まれていました。
車を停車したところまで戻り、今度は反対側の北に向かって進もうとした。ところが通路(散策路)らしきものが見当たらない。それでもどこかから通路が現れるだろうとの希望的観測のもと森の中を進んだが、住宅の裏地を通っている感じがして前へ進むのを止めた。
私はあきらめて撤退しようと車を動かしたところ、停車したところからそれほどいかないところで入口らしきところを見つけ、そこから森に入ってみた。石を積み重ねた階段が続いて、今度こそ散策路に入ったのか、と思ったのだがその階段を上り詰めてみると、先ほどと同様、緑地の端となってしまい目の前には住宅が現れた。
※ あきらめかけた時に見つけた、二つ目の緑地への入口でしたが…。
※ この石の階段を上り詰めたところはもう緑地の端で、住宅地でした。
私はすっかり「青葉緑地」を探索する意欲を失ってしまい、帰路に就いた。
帰宅して「厚別区土木センター」に問い合わせたところ、「青葉緑地は崖地に造られた緑地で、特に散策路は設けていない」とのことだ。う~ん。また新たな都市緑地の形態を見た思いだった…。