田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の都市緑地めぐり⑩ もみじ台緑地

2020-06-22 16:29:23 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 なんともユニークな「もみじ台緑地」だった。というのも、緑地が島状に離れて存在しているのだ。それらが方形に結ばれていて、そこをぐるっと一周すると歩測計は8.5キロを示していた。

   

   ※ 「もみじ台緑地」の散策路はサイクリングロードと共用のような形で存在した。

 もみじ台緑地    374,972㎡(ドーム7.5個分)

    

   ※ 「もみじ台緑地」の全体図です。私はちょうど方形になっている路を一周しました。

 「もみじ台緑地」は札幌テクノパークの傍を走る「ポンノッポロ川」沿い、さらには「熊の沢川」沿い、「野津幌川」沿いと三つの川沿いを結ぶ方形の緑地だった。

 私は「ポンノッポロ川」の左岸の北端、北星学園付属高校近くの駐車場に車を置いて探索を始めた。

   

   ※ スタート地点とした広々とした駐車場です。

   

   ※ ほんの小川という感じのポンノッポロ川です。

 ちょっとガッカリしたことがあった。ポンノッポロ川の北端には「もみじ台緑地管理事務所」があった。私はマップだけではグルっと一周できるのか不安だったので、事務所に寄ってそのことを確かめてみたのだが、事務所にいた女性スタッフはそのことに明確には答えてくれなかった。私のように酔狂な者はあまりいないのかとも思うが、緑地事務所のスタッフであれば、緑地のことについてはどのようなことでも答えられる用意をしておいてほしいと思った。

 このポンノッポロ川の北端には各種のスポーツ施設(野球場、陸上トラック、テニスコートなど)が集中している。

   

   ※ 川向にあった野球グランドです。

   

   ※ 陸上競技のグランドです。

   

   ※ 有料のテニスコートです。

   

   ※ ポンノッポロ川沿いには真っ白なマーガレットが群生していました。

 これらスポーツ施設の横を通り、小さな流れのポンノッポロ川を渡るには豪華すぎるほどに見える「ポンノッポロ橋」を目ざした。すると散策路は「ポンノッポロ橋」の下を潜るサイクリングロードへと変わった。サイクリングロードは「滝野上野幌自転車道」と名付けられていた。

   

   ※ 小さなポンノッポロ川に豪華なポンノッポロ橋が架かっています。

    

   ※ 散策路はサイクリングロートとの共用の形でした。 

 サイクリングロードは緑地内というよりは、緑地の淵を道路と並行して走っていたが、やがて緑地から外れ、進行方向も南東方向から南西方向に変わった。

   

   ※ やがてサイクリングロードは緑地の淵、道路横へと変わりました。

   

   ※ 「滝野上野幌自転車道」を示す道路標識です。

 するとそこにパークゴルフ場が現れ、たくさんの人たちがプレーを楽しんでいた。パークゴルフ場は「熊ノ沢川」沿いに広がっているようだった。(マップの上で確認)さらにサイクリングロードを進むのだが、緑地そのものはサイクリングロードの外側に緑が見える状態が続いた。そして南西方向を進む最後にもパークゴルフ場が広がっていた。

   

   ※ 「もみじ台緑地パークゴルフ場」と名付けられたかなり大きなパークゴルフ場です。

   

   ※ 右上は道路は、その路肩にサイクリングロードが設けられていました。

   

   ※ 「もみじ台緑地」2か所目のパークゴルフ場です。

 コースはさらに左折して、今度は北西方向に進路を変えた。そこは「野津幌川(のっぽろがわと呼ぶらしい)」沿いの緑地である。ここで疑問が沸いた。野津幌川沿いは「野津幌川緑地」という別の緑地が存在する。なのに、そこを「もみじ台緑地」とも称している。疑問に思った私は緑地を管理する厚別区土木センターに問い合わせてみた。すると、野津幌川沿いは基本的に「野津幌川緑地」だそうだ。ただ、野津幌川の河川敷が広がっている部分の外側は「もみじ台緑地」となっている、という説明だった。ちとややこしいですね。

   

   ※ 二度目に折れ曲がったところには「野津幌川緑地」の表示がありました。

 サイクリングロードは 野津幌川沿いにも伸びていた。そしてその一部には「自転車広場」というユニークな広場があった。自転車のジグザグコースや、波乗りコースなど、自転車を使って楽しむ施設が整えられていた。

   

   ※ ユニークな「自転車広場」がありました。

   

   ※ 広場の一つ、真ん中が高くなった円形の広場です。

   

   ※ 波乗り状態を楽しむコース(?)

 植物に疎い私にとって面白い体験をした。緑地を歩いていた時、ピンク色に色づいた木の葉が目に入った。それは遠くから見ると、大きな花びらはまるで葉が染まっているように見えたのだが、傍へ寄ってみると葉などではなく、立派な花だった。帰宅してから調べたところ「ヤマボウシ」という種のようだった。

   

   ※ この様子を見たら、葉に色が付いていると見えませんか?

   

   ※ 傍へ寄ってみると、葉ではなく確かに花でした。(ヤマボウシ)

 野津幌川沿いにも小さなパークゴルフ場があった。これで今回の散策路上に3ヵ所もパークゴルフ場があった。どこでもパークゴルフ場が花盛りである。時代を経て、ゲートボール場のように閑古鳥が鳴くようなことにはならないだろうか?

   

   ※ この緑地3ヵ所目のパークゴルフ場です。やや小規模でした。

   

   ※ サイクリングコース上に降り積もったニセアカシアの花ガラです。

 そして最後、こんどは進路が北東方向に切り替わる。散策路は道路と平行に造られているのだが、ここの部分は申し訳程度というほど細い緑地だった。

   

  ※ 最後の北東方向の緑地は左は道路、右側も住宅地の通路に挟まれた狭いところでした。

 そして約2時間かけてスタート地点の駐車場に戻ってきた。距離計は8.5キロを示していた。面白い形の「もみじ台緑地」だった。私はまた新しい形の緑地を見せてもらった思いだった…。

   

   ※ 駐車場に帰ってくると、高校の運動部の生徒たちがなにやらトレーニングをしようとしていました。

   

   ※ 帰ってきてから、近くに北星大付属高校の校舎があるのに気づきました。

 



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