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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の都市緑地めぐり⑥ 小金湯さくらの森緑地

2020-06-16 15:47:40 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 文字通り「さくらの森」づくりを目ざしている緑地である。目ざしているというように桜の名所となるにはまだまだ時間が必要である。しかし、緑地全体は気持ちの良いほど整備され、人々が寛ぐには絶好の緑地である。

   

   ※ 緑地内にはこうしたさくらの幼木が等間隔に植えられていました。

 小金湯さくらの森緑地    123,567㎡(ドーム約2.5個分)

   

   ※ さくらの森案内図です。図の左側が定山渓に向かう国道です。

 「小金湯さくらの森緑地」は、札幌市内から定山渓を目ざし国道を走っていると、小金湯という小さな温泉場があるが、そちらとは道路の反対側に広がる緑地である。

   

   ※ 国道のすぐ横に立派な園名石が鎮座していました。

 緑地のビジターセンターにあった資料によると、以前は札幌市の農業センターがあったところだという。平成7年に農業センターが移転となり跡地活用が話題となった際に商工会議所などから「桜の名所づくり」が提唱され、現在に至っているという。

   

   ※ 駐車場も最近できた施設として広々と取られていました。

   

 ※ ビジターセンターです。内部は休憩室とトイレ、事務所(ふだんは不在?)などがありました。

 緑地は国道から小高い丘に向かって長方形の形で広がっていた。訪れたのがさくらの花の季節ではなかったので、さくらの幼木が緑地の中にたくさん植わっていた。資料によると11種、約900本の桜の木が植樹されているという。緑地として指定されたのが2016年で、それから植樹が始まったということなので植わっている木々はまだまだ小さかった。私は2年前のさくらの花の季節に訪れたことがあったが、まださくらの花を愛でるという段階ではなく、おそらく見頃を迎えるにはまだ少し時間が必要に思われる。

   

   ※ 幼木の下部が覆われているのはシカの食害から免れるためでしょうか?(低すぎる?)

   

   ※ こちらもまだまだ幼木ですね。この辺りの芝生はイマイチですが全体は素晴らしい!

   

   ※ このようにさくらの種についての説明板も完備していました。

 さくらの木より驚かされることがあった。それはさくらの木の周りである。芝生がびっしりと敷き詰められ、それがきれいに刈り揃えられて、とても気持ちの良い空間となっているのだ。これだとさくらの花を愛でることはできなくとも、天気の良い日などはピクニック気分で寛げる素晴らしい空間となっていた。

   

   ※ ビジターセンターからさくらの森の中央を一直線に散策路が伸びていました。

   

   ※ その散策路の最終地点にはなぜか愛の鐘(?)が…。

   

   ※ 中央の散策路を反対にビジターセンター方向に撮ってみました。

 緑地内に植樹された木の葉の剪定をしていた女性の方に聞いてみた。すると常時緑地内の維持管理に従事する方が5~6名いるとのことだった。それだから芝生もきれいに管理されるはずだ。そう話している横を自動芝刈り機に乗った男性作業員が通り過ぎて行った。

   

   ※ このように専任でさくらの森を維持管理する方々が5~6人いるとのことでした。

 緑地の奥の丘の上には立派な東屋風の休憩所があり、さらに奥には近くの八剣山も望める展望台も備えられていた。

   

   ※ 森の奥の方にもこのような東屋風の休憩所が…。

   

   ※ さくらの森の最奥部にあった展望台です。

   

 ※ その展望台からは八剣山の特異な姿と、田植えを終えたばかりの水田が目に入りました。

 多種多様なさくらの花を市民が愛でられるようになるには、しばらくの時間が必要だが、現在でも十分に市民の憩いの広場として楽しむことができる「小金湯さくらの森緑地」だと思われた。

 

 



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