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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「めだかの学校」D VDフォーラム「北海道遺産を映像で訪ねる」Ⅱ

2022-12-01 17:11:19 | 「めだかの学校」関連

 螺湾ブキの大きさに驚いたり、石狩川の雄大さを再確認したり、アイヌ文化を理解するために何度もワークショップに参加した方がいたりと、今回もまた私たちが棲む北海道の豊かな自然や歴史に触れる学びができた。

   

   ※ 北海道遺産のDVDを見入る「めだかの学校」の会員の皆さんです。

 11月28日(月)、私が所属する「めだかの学校」の定例会において第2回目の「北海道遺産を映像で訪ねる」DVDフォーラムを開催した。

 今回の学習の対象となった北海道遺産は次の10件だった。

 ① 福山(松前)城と寺町【松前町】

 ② 螺湾(らわん)ブキ【足寄町】

   

 ③ ピアソン記念館【北見市】

 ④ 留萌のニシン街道(旧佐賀屋漁場、旧花田番屋、岡田家と生活文化)【留萌地域】

 ⑤ 根釧原野の格子状防風林【中標津町など】

 ⑥ 石狩川【流域市町村】                                                            

 ⑦ 上ノ国の中世の館(たて)【上ノ国町】

 ⑧ アイヌ文様【北海道各地】

  

 ⑨ ワッカ/小清水原生花園【北見市、小清水町】

 ⑩ アイヌ語地名【北海道各地】

 一度に10件は多すぎるのではないかと訝る向きをあるかもしれないが、用意できたDVDが1件あたり約5分と短いこと、第1回選定と第2回選定で選ばれた計52件を5回で終了するように計画した。このことで、それぞれの北海道遺産について概論的な学びとなってしまったきらいがあるが、いつかまた深堀する機会があるかもしれないが、今回はこのような形で実施することにした。

 以前に触れたかもしれないが、学びの形としては会員の中から体験したことがあったり、関心がある物件について簡単なレクチャーをしてもらってからDVD視聴に移るように計画した。そしてDVD視聴後には全員で感想を述べあったり、関心のある物件について深堀する機会として、フォーラムと称して話し合いの場をもっている。

   

   ※ DVD視聴前に北海道遺産の物件についてレクチャーする会員の方です。

 全体の司会進行は、このDVDフォーラムの発案者でもある私が担っている。私が特に意を払っているのは、会員全員の出番を作ることである。視聴前のレクチャーには5回の学びの中で必ず1回以上は登場していただくことをお願いした。また、視聴後のフォーラムでは全員が発言できるように配慮している。この学びのスタイルは「めだかの学校」の伝統であり、まさに「だぁれが生徒か♪先生かぁ♪」の世界なのだ。

 今回の視聴後の話し合いで、会員の中に本州から移住してきた方が、アイヌ民族の風習や文化を学ぶために数年間にわたってワークキャンプに子どもと共に継続参加されていた方がいらっしゃったことを知って驚いた。時間がなく深堀できなかったのは、司会進行の拙さだったが、いつかその体験談を詳しくお聴きする機会を作りたいなぁ、と思ったところだった。

   

   ※ DVDフォーラムの司会進行をする私です。

 その他にも物件によっては非常に詳しい方がいらっしゃって、興味深くお話を伺うことができるのもこの学びの楽しさである。

 残り3回の学びであるが、私たちにとって身近に感じられる歴史的、文化的、あるいは産業遺産である。まだまだ楽しいお話をうかがえることがあるかもしれない。楽しみながら北海道遺産の学びを続けて生きたい。

《WCサッカーカタール大会 情報》

 いよいよ明日早朝(日本時間午前4時)森保ジャパンの予選第3戦対スペイン戦がキックオフとなる。現時点では予選グループEで戦う4カ国いずれにも予選リーグ突破の可能性がある。森保ジャパンは勝てば文句なく予選突破だが、負ければ予選敗退、引き分けの場合は他の国との関係でやや複雑となる。

 しかし、サッカー強国スペインと対してはたしてどれほどの勝利のチャンスがあるだろうか?実は、私はドイツ戦に勝利したことで大いにテンションが上がったが、 コスタリカ戦の敗戦ですっかり意気消沈してしまい、正直言って期待感はかなり薄くなってしまった。それは画面を通して選手たちの必死さが私には伝わってこなかったからだ。もちろん選手たちは必死に戦っていたはずなのだが…。

 期待感は薄くなってしまったが、奇跡を期待して明日早朝テレビの前で声援を送り続けたい。



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