東京オリンピックの競歩・マラソン競技に沸いた札幌都心はすっかり旧に復したかと思っていたが、まだまだ復旧作業の真っ最中だった。一方、意外な光景にも出会った。
男子のマラソン競技を観戦して以来、近所のコンビニに買い物に行くか、清掃ボランティアで戸外へ出るくらいで、ほとんど家を出ることがなかった。
それが本日、街中へ出なければならない用件があり自転車で出かけた。その帰路、オリンピックのために大通公園に建てられた各種施設はどうなっているだろうか、と気になったので立ち寄ってみることにした。マラソン競技を終え、すでに2週間近く経っているのですっかり片付いて、旧に復しているのではと思っていたのだが…。
しかし、大通公園に行ってみるとまだまだ元に戻すための工事の真っ最中だった。私は 関連施設は大通公園の3丁目広場と4丁目広場に設けられていたと思っていたが、今日行ってみて2丁目広場も使われていたことが分かった。傍にいた警備員に伺うと、2丁目広場は競技役員やボランティアの控室の建物が建てられていたということだったが、まだ金網の柵やプレハブが残っており、最も撤去が遅れているようだった。
※ 2丁目広場は、鉄柵がまだ残り、プレハブの建物も解体前と最も撤去作業が遅れている?
3丁目広場は各国の国旗などが立っていたところだが、もちろん国旗などは片付けられていたが、芝生の上を覆っている鉄板などはまだ敷かれたままだたった。
※ 3丁目広場は鉄柵は撤去されていたが、大型クレーンなどが残りプレハブ解体が進んでいた。
最も撤去作業が進んでいたのは4丁目広場だった。周りを囲っていた鉄製の柵は取り除かれ、プレハブの建物なども撤去されて機材などを運び出すだけの段階となっているようだった。
※ 4丁目広場はプレハブなどはすでになく、作業は機材の搬出だけとなっているようだ。
考えてみると4日間のオリンピック(札幌の場合)のために一か月以上(二カ月?)前から準備に入り、競技を終えてからも2週間近く経っても元に復していないということだから、改めてオリンピックというイベントがいかに大きく、特別な大会であるかを改めて教えられた思いである。
いずれにしてもここ一週間以内には元通りの大通公園に復するのではないかと思われる。
さて、意外だと思ったのは大通公園の10丁目広場に立てられていた「オリンピックモニュメント」である。東京などではすでに撤去され、代わりにパラリンピックのモニュメントが立てられているとニュースが伝えていたので、札幌のものも撤去されたものと思っていたのだが、なんとまだまだ健在(?)だった。今日は土曜日ということもあって人だかりまで出来ていて、ちょっとした観光名所になっていた?いつまで立てておくのだろうか?それとも永久保存?
※ 腰かけている人たちはそれぞれモニュメントの前に立ち記念写真(?)を撮っていた。
オリンピックとは全く関係ないのだが、大通公園と道路一つ隔てて立つ北海道を代表する銀行の建物の壁面のウィンドウに日本ハムファイターズナインのプレーする姿がイラストで描かれていた。その中で最も大きく描かれていたのがこのほど巨人に移籍が決まった中田選手のイラストだった。「バチバチはとまらない」という文字と共に…。銀行も突然のことで困惑しているのではないだろうか?
公園で休んでいました。
5丁目に大通り美術館があって地下に
「だいご食堂」の650円の定食を食べて
いました。この食堂 コーヒ・スープなど
飲み放題でほかに梅干しなどが無料で
好きな食堂でした。コロナ感染があって
から札幌へは殆んど行っていません。
大通美術館地下の食堂も思い出深いようですね。お勧めのようですので私も一度行ってみたいと思います。
ありがとうございました。