田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市のパークゴルフ場めぐり〈3〉曙西緑地コース

2020-07-20 14:54:19 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「曙西緑地コース」は正直に言うと「パークゴルフコースとしての使命は終わったかな?」という印象を与えてくれたコースだった。プレーしている人がいることを想像できないくらいコースは荒れていた。

 「都市緑地めぐり」で私は6月の初めに曙緑地を訪れていたが、その際に緑地内にパークゴルフコースがあることを認識していた。そして、そのコースを見たとき「これは使われなくなっているコースだな」とその時思っていた。その時のレポで私は「明らかにここ数年は使われていないように見えた。」と記した。

 それが「パークゴルフ場マップ」を入手して調べてみると、この「曙西緑地コース」も登録されていることを知った。そこで私はコースを管理する「手稲区土木部」に問い合わせてみた。すると、回数は少ないが定期的にコースの芝刈りは行っているとの回答だった。その回答を得て、「曙西緑地コース」向かったのだが…。

   

 その曙緑地の位置を説明するのは難しい。「JR星置駅」に近く、「手稲区土木部」や「札幌運転免許試験場」の隣とだけ説明しておこう。

 さて、その「曙西緑地コース」だが、「ここ数年使われなくなっているのでは?」という当初の印象を覆してくれるものではなかった。まず、ティーグランドにティーが備えられていなかった。私はティーを所持していない。仕方ないのでグランドに直接ボールを置いて打たざるを得なかった。

   

   ※ 右奥がティーグランドなのだが、ティーは用意されていなかった。

 芝の方も伸び放題という感じで、およそプレーを楽しんでくださいという状態ではなかった。コースの延長も240mと、市内では最短のコースということもあり、利用する人がいないというのが現状なのかもしれない。コースの環境としては木々が茂っていて環境的には良いコースではと思うのだが、残念である。

   

   ※ カップがありますが、とてもグリーン周りとは言えない草も野花も伸び放題でした。

 芝が伸び放題では私の成績も惨憺たるものだった。

   

   ※ コースは木が生い茂り、途中にはオブジェが置かれたり、素敵な設計なのですが…。

〔住   所〕手稲区曙5条5丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33、総延長約240m

〔休   日〕水・木曜日  〔利用時間〕8:00~17:00

〔プレー料金〕無料   〔駐車場〕あり(42台)

〔問い合わせ〕手稲区土木部☎681-4011

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   38/33

 


映画 駅馬車 №285

2020-07-19 15:29:49 | 映画観賞・感想

 いや~、やっぱりホールで観る映画はいいなぁ~。実に半年ぶりの醍醐味を味わった!札幌市民交流プラザで「映画へと導く映画」と題するイベントで2本の映画を鑑賞した。そのうちの1本が名画「駅馬車」である。ホール映画の良さを堪能した!

          

          ※ 市民交流プラザに掲示されていたイベントの案内です。

 「映画へと導く映画」とは、映画監督が選ぶ傑作2作品を鑑賞する映画会である。今回は入江悠監督(入江監督のことを私は全く存じ上げないが…)が選んだ「駅馬車」「テープインパクト」の2本だった。(「ディープインパクト」については後日感想をアップすることにする)イベントは2本の映画上映と、入江監督の講演との組み合わせになっていたのだが、私は監督の講演はパスしてしまった。

           

 映画「駅馬車」であるが、制作されたのは実に100年近く前になる1939(昭和14)年に西部劇の巨匠ジョン・フォード監督によって作られた白黒映画である。「駅馬車」はジョン・フォード監督にとって数多い西部劇作品を世に送り出しているなかでも金字塔的作品であり、この作品において主演を務めたジョン・ウェインはこの後ハリウッドの大スターとして上り詰める画期的作品となった映画でもある。

   

 映画はアメリカにおいてアパッチ戦争とか、ナホバ戦争などというインディアンと、西部開拓を目論む白人とが戦いを繰り返していた1860年代のアメリカ西部を題材としたものである。

 映画はアメリカ西部のとある駅逓所からさまざまな事情を抱えた6人が駅馬車(乗合馬車)に乗り込み、それに御者と護衛の保安官の計8人が次の駅逓に向かって旅立った。その途中で現れたのが、脱獄囚のリンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)だった。リンゴは有無を言わせず駅馬車の乗員の一員となった。

 旅の途中、リンゴをはじめとしてさまざまな人間模様が描かれ興味深いが、そこはカットして映画の最終盤になって駅馬車はインディアンのアパッチ族の総攻撃に遭遇した。そこで大活躍したのが腕利きのならず者リンゴ・キッドだった。窮地を救い、一行は目的地に到達したのだが、リンゴはそこで父と兄弟を殺したプラマー三兄弟との決闘が待っていた。

 銃撃戦あり、決闘あり、恋話あり、諸々の人間模様あり、と盛りだくさんの内容で観客を飽きさせずに画面に惹き付け続けるジョン・フォード監督の手腕はさすがである。 

 私は「駅馬車」は今回が初見ではないと思うのだが記憶が定かでない。そのため初見と同じようにストーリー展開をハラハラドキドキしながら楽しむことができた。

 ただ、一連の西部劇ものは全て西部を一方的に開拓した白人の側から描かれたものであり、そうした白人の行為を憎む先住民であるインディアンの抵抗であったということを忘れてはならないことだと思う。1939年当時は可能であったこのような映画も、現代では同じような内容での映画化は難しいであろう。

    

   ※ モニュメントバレーの中でも有名なジョン・フォードポイントと呼ばれる所です。

 ホール映画は画面も大きく、音響効果も優れていて、映画に没頭できる良さがある。久々に映画を堪能した思いだった。また別な意味で、ロケの舞台となった赤い巨岩が立ち並ぶモニュメントバレーは、私の数少ない海外旅行で訪れたことのある地でもあり、懐かしかった。(2012年 当時のブログ⇒https://blog.goo.ne.jp/maruo5278/d/20120611

 なお、映画の原題は「STAGECOACH」であるが、邦訳するとやはり「駅馬車」とか「乗合馬車」となるようである。                             


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈2〉明日風公園コース

2020-07-18 16:55:23 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 手稲地区のニュータウン、明日風地区にできた「明日風公園」内に造成されたパークゴルフコースである。「明日風」という名が現代的な響きを感ずるが、周りは新興住宅が立ち並ぶ新しい住宅街だった。

 「明日風公園コース」は、「星観緑地コース」と同じ「下手稲通」を5分ほど東に寄ったところにある「明日風公園」内にあった。周りは新興住宅が立ち並ぶニュータウンの様相を呈したところだった。「明日風公園」はその中心に面積47,500㎡強と割合広く広がる公園で、地域の人々が憩うさまざまな仕掛けが施されている公園だった。

   

   ※ 明日風公園の一角です。こちらは芝生の丘、あちら側には子ども用の遊具が…。

 その公園内の一角にパークゴルフの「明日風公園コース」が造成されていた。

 コース内にはテニスコートも併設されているため、テニスコートで大きく二分されるように造られていた。

   

           ※ 明日風公園パークゴルフ場の案内図が立てられていました。

 コースは「星観緑地コース」よりさらに短く、やや物足りない感じがした。また、芝生の状態もクローバーが進出してけっして良い状態とは言えないコースだった。

   

   ※ コースはご覧のようにクローバーが密生していて良いコンディションではありません。

 ただティーグランドが他とは違い(?)しっかりとした素材でできていて打ちやすいティーグランドになっていた。コースの魅力にやや欠けるところもあるからだろうか?プレーをしていた人は一人の婦人が同じところで何度も打って練習をしていた人以外は見当たらなかった。

    

   ※ ティーグランドがしっかり造られているのが印象的でした。

 近くに有料ではあるが、質の良いパークゴルフ場が存在するので、それも致し方ないことか?私は9ホールを体験して、早々に引き上げた。感想としては「う~ん」といったところか?

       ※ ご覧のようにグリーン周りも整備された状態ではありませんでした。                                                                          

〔住   所〕手稲区明日風2丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33、総延長約382m

〔休   日〕火曜日  〔利用時間〕7:00~17:00

〔プレー料金〕無料   〔駐車場〕あり(20台)

〔問い合わせ〕前田森林公園管理事務所☎681-3940

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   28/33

 

 


考えてみれば……納得です

2020-07-17 17:15:45 | 環境 & 自然 & 観察会

 植物は毒にもなれば、薬にもなる。考えてみれば常識なのだが…。新聞というマスコミュニケーションの威力はまだまだ捨てたものではない。考えてみれば当たり前のことなのだが…。

 足底部の痛みに慌てふためいた私だが、医師から「問題ない」とお墨付きをもらい、自宅にあった「経皮吸収型鎮痛消炎剤」を足底部に張って様子を見ていた。すると、本日になって違和感は残るものの痛みは消えてくれた。心配していただいた方にはお礼申し上げたいと思います。

 そこで数日前に新聞のお知らせ版に掲載されていた北海道立衛生研究所の「薬用植物園」の一般公開に出かけてみることにした。

   

   ※ 北海道立衛生研究所の正面玄関です。

 私は新聞で衛生研究所が薬用植物園の一般公開していることを知ったのだが、衛生研究所の HPを繰ってみると毎月のように公開していることを知った。関心のある方には既知のことだったのだろうが、私のようなものは初めて知った。同じような方がけっこういたのではないだろうか?一般公開に詰めかけた人の会話を聞いていると、私同様に初心者のような方が多かったようだ。改めてマスコミの威力を実感した。

   

 入口でコロナ対策をしたうえで植物園に入った。園内には見慣れた、聞き慣れた植物がたくさん栽培・展示されていた。植物の前には植物名とともに薬効が記されていた。それを眺めてみると、中には「へぇ-、この植物にこんな薬用があったの!」と思った植物にたくさん出会った。その数があまりにも多いので、中から私たちが良く知った植物をピックアップして掲載したい。( )内がその植物の効用である。

   

   ※ 園内では職員が説明していましたが、たった一人なので長居できませんでした。

 ①テッセン(利尿、整腸、痛風)

   

 ②ギョウジャニンニク(ニンニクの代用 香辛料、強壮健胃、利尿)

   

   

   ※ ギョウジャニンニクの葉によく似たスズランです。猛毒と言われています。

 ③ドクダミ(整腸、利尿、緩下、消炎)

       ※ 緩下(かんか)とは、便通を促進すること。

   

 ④イタドリ(利尿、通経、緩下、鎮咳)

   

 ⑤スギナ(民間で利尿)

   

   ※ 花壇においては憎っくきスギナに薬効があるとは…。

 ⑥オオバコ(鎮咳、止瀉、消炎、利尿)

       ※ 止瀉(ししゃ)とは、下痢を止めること。

   

   ※ 少し虫に食われたオオバコです。

 ⑦キキョウ(排膿、去痰、鎮咳、消膿)

       ※ 排膿(はいのう)とは、化膿した膿を出すこと。

       ※ 去痰(きょたん)とは、喉頭(こうとう)または気管にたまっている痰を取り除くこと。

   

 ◇次からは薬用植物の中でも樹木を集めた「薬用樹木園」の木々です。

   

 ⑧キウイの葉(利尿、止血)

   

   ※ 薬効があるのはキウイの葉なのですが、実がなっていたので…。

 ⑨ボケ(鎮咳、鎮痙、利尿)

       ※ 鎮痙(ちんけい)とは、内臓平滑筋の収縮・緊張を緩解すること。

   

 ⑩アメリカノウゼンカツラ(利尿、通経)

   

   ※ 馴染みのない種でしたが、花の形が独特だったので…。

 ⑪アジサイ(民間で花を瘧に煎用)

      ※ 瘧(おこり)とは、間欠的に発熱し、悪寒や震えを発する病気。

   

 

◇唯一ハイビスカスは温室で出会いました。

 ハイビスカス(花~洗眼、解熱、止瀉 葉~茶剤、洗髪、止瀉 根~去痰)

   

 以上、私が知っている植物や気になる植物のみをチェックしたが、植物園内には数多くの薬効をもった植物が栽培されていた。

 しかし、それも考えてみれば当たり前のことかもしれない。私たちはあらゆる植物を食料の原料としている。そこには人間にとって利となるもの、害となるものが入り混じっている。その中から古の人々は体験から利となるもの、害となるものを峻別してきた。そして薬効のあるものを伝承してきたのだと思う。それらはやがて工業的に処理され「薬」という形で私たちに提供されているということを改めて教わる機会だった。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈1〉星観緑地コース

2020-07-16 16:51:37 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 札幌市と小樽市が隣り合う、札幌市の最西端に位置する星観緑地にあるパークゴルフ場「星観緑地コース」は小さなコースながらも良く整備されていて気持ちの良いコースだった。平日だったがけっこうな人たちがプレーを楽しんでいた。

 記念すべき「札幌市のパークゴルフ場めぐり」の第1弾に選んだのは、札幌市の最西端に位置する「星観緑地コース」だった。

 私は札幌市のパークゴルフ場マップの全体図を見て、特に根拠はなかったが「西から攻めてみよう」と考えた。そうすると、「星観緑地コース」が小樽市と市境を接する最西端に位置していたのだ。

   

   ※ 入り口にはコースの全体図、エチケット、コース概要などの案内板がありました。

 私のところから「星観緑地コース」に行くには、札幌市内を環状に走る環状線から「下手稲通」に入り、ひたすらその道を西に向かって走ると良い。私の住居は環状線内にあるが、そこから車で約40分走ると道路標示に「星観駅」の案内が出て、そこを通過して「星函橋」を渡ってすぐ左側に星観緑地があり、入口のところに駐車場がある。

   

   ※ コース内の休憩所ではプレーを終えた(?)ご婦人が談笑していました。

 駐車場から緑地内に入っていくと、直ぐにパークゴルフ場が広がっていた。

 コース内では何組かの人たちがプレーをしていた。プレー料金が無料ということもあり、特に係の人とかスタッフは見当たらない。入口に来場者に対して住所・年代の記入を求めていたので、そこに記入をして早速1番ホールのティーグランドに立った。

   

   ※ 1ホールのティーグランドです。緑が濃いのがコースの特徴です。

 そこからは本当に久しぶりに1プレイヤーとしてパークゴルフを楽しんだ。とはいっても、9ホールで、総延長が約467mの小さなパークゴルフ場である。30分もかからずにアッという間に終わってしまった。

   

   ※ 2番のグリーン周りですが、本来ならもっと芝を短くカットしているのですが…。

 パークゴルフ場としての印象は小さいながらコース内に木も植わっていて、環境としては恵まれていて気持ちよくプレーできるコースである。ただし、グリーンの状態は無料ということが影響しているのか、必ずしも良いとは言えない状態だった。でも「ちょっと楽しもうか?」というような方には十分なパークゴルフ場と言えるだろう。

   

   ※ コース途中にはこのような休憩所も設けられていました。

〔住   所〕手稲区星置317番地

〔コース概要〕・9ホール、パー33、総延長約467m

〔休   日〕水曜日  〔利用時間〕8:00~17:00

〔プレー料金〕無料   〔駐車場〕あり(130台)

〔問い合わせ〕星観緑地管理事務所☎686-0680

 

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   34/33


えっ!?疲労骨折?

2020-07-15 16:53:17 | その他

 昨夕になって右足を突くと激痛が走り歩くのが困難になった。直接的な原因は思い浮かばない。影響があったとすれば、豊平川河畔を8日に18キロ、10日に28キロという長距離を歩いたことか?えーっ!とするとこれは“疲労骨折”ではないのか?私は今日、慌てて整形外科を訪れた…。

 実は予兆はあったのだ。10日の朝、豊平川河畔に向かうとき、右足を突くと違和感を覚えた。それでもし歩く際に痛みが出たら即座に引き返そうと思って家を出た。ところが歩き始めると違和感は消え、順調に歩くことができたために予定していたとおり28キロを歩き通して帰宅した。そして、その後に痛みが出ることは特になかった。

 二日後には「パークゴルフ場めぐり」を開始し、4コース、45ホールを回ったが、特に問題はなかった。

 昨日朝、痛みはなかったがなんとなく違和感を覚えつつも所要があり自転車で都心に出かけた。それが昨夕になって、激痛が走り歩くのも苦痛になったのだった。

 そこで今朝、慌てて整形外科の門を叩いた。

 私は整形外科医に経過を話し、症状を訴え、「あるいは疲労骨折なのでは?」と問うた。ところが医師の問題意識は別なところにあったようだ。私の年齢、足の痛みを訴えていると聞いて「痛風」を疑っていたという。そして、「痛風でなければ大丈夫だよ」と言うではないか!そして「あなたの年齢で28キロも歩けば痛みも出ますよ」と言う。それでも私が不安そうにしているものだから「それじゃ、安心のためにレントゲンを撮りましょう」ということで、レントゲンを撮った。

 結果はシロ。ただ一点だけ気になることを言われた。それは「足が偏平足気味だから、高価のものでなくてよいからインソールを入れると良い」とアドバイスされた。

   

   ※ 購入したのは店員のアドバイスをいただきソフトタイプのものにした。偏平足矯正用ではないが、足の裏をケアするタイプのようだ。しばらく使用してその効果を確かめたい。

 そして薬も湿布薬も出されずに診療終了となった。

 しかし、私はまだ“疲労骨折”の疑いを捨てていない。“疲労骨折”の場合レントゲンにも現れない場合もあるという。私の場合は“疲労骨折”ではなくとも、その寸前までいったのではないか、という思いが捨てきれない。何故なら、これまでに経験したことのない痛みだったからだ。

 それは、医師の言う通り年齢不相応の距離を歩いたということもあるだろう。あるいは私の体重過多も原因の一つかもしれない。そして老化による骨の劣化も考えられる。

 疑いは捨てきれないものの、今は医師の診断を信じたい。だから、病院を出たその足で量販店により、それほど高価ではないインソールを求めてきた。

 いずれにしても痛みが引くまでは何をすることもできない。ひそかに月末には山旅も狙っていたが、計画変更を余儀なくされた。今はただ痛みを引くことを願い、じっとステイホームに徹しなくてはならないと思っている。


札幌市パークゴルフ場めぐり プロローグ

2020-07-14 15:18:24 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 札幌市の「都市緑地めぐり」の中でパークゴルフをネガティブに語っていた私がパークゴルフ場めぐりを始めるって!?まったく噴飯ものである。いやいやこれが田舎オヤジの真骨頂!朝令暮改はお手の物。興味が沸けば豹変することに何の躊躇もしないのである。それではパークゴルフ場めぐりの始まり!始ま~り!

   

 ※ 有料パークゴルフ場の一つ「豊平川緑地パークゴルフコース」(南7条大橋左岸)です。

 札幌市の「都市緑化めぐり」が終盤を迎えたころ、「さあて、次は何をテーマにしようかな?」とあれこれ思案を巡らせていた。そんな時に札幌市が発行する「パークゴルフ場マップ」なるものの存在を知った。それによると、札幌市内には合計65ヵ所のパークゴルフ場があることが判った。(うち3か所は地域が運営するもの、1ヵ所が札幌市の公募に応じて民間が運営するものがある。他は全て札幌市が直接管轄している。)

   

   ※ 札幌市建設局「みどりの管理課」において入手した「パークゴルフ場マップ」です。

 「これらのパークゴルフ場を実際にプレーしながらレポするのは、私のブログのコンセプトにも合致するなぁ」と思い始めた。パークゴルフについては、現職時代に職種の親睦交流などで何度かプレーしたことがあり、付き合いでマイクラブも購入していた。しかし、退職してからはほとんどプレーすることはなかった。

 それなのに今さら何故か?と問われると、答える術もないのだが、最近体力的な衰えをとみに自覚することが多くなってきて「パークゴルフ程度が適度な運動かなぁ?」と思い始めている節がある。(パークゴルフもそれなりに体力が必要だが…)もちろんまだまだ山登りも歩き旅に対する意欲も失ってはいないのだが…。

 というわけで熱中するというわけではなく、特に予定がないときなどに気軽にパークゴルフ場に出向いて1プレーをしてみて、そこのパークゴルフ場の印象を語ってみたいと思っている。

 今のところ全65ヵ所を今年と来年くらいで全てを訪れることができたら、と考えている。実は昨日、ネット上で確認した数か所のパークゴルフ場を巡ってきたのだが、本日札幌市の建設局みどりの推進部「みどりの管理課」まで出向いて「パークゴルフ場マップ」を入手してきた。その中で意外なことを発見した。というのも有料のパークゴルフ場は17ヵ所しかないことが判ったのだ。意外や意外である。私はもっと有料のところが多いと思っていた。

   

   ※ マップを見開くと、全てのパークゴルフ場の位置が掲載され、その横や裏にパークゴルフ場の詳細な情報が掲載されていました。

 パークゴルフも誕生してから37年を迎え、成熟期に入ったといえるのではないか。そうするとプレーする人もより良い環境を選択するのではないかと思っていたので、いまだに無料のパークゴルフ場が多数を占めていることに少々驚いた。「安かろう、悪かろう」ではないと思われるが、そのあたりの違いも見定めたいと思っている。

 さあ~て、どんなことになりますやら…。札幌市のパークゴルフ場めぐりの始まり!始ま~り!である。

※ 原稿を作成後に、札幌市には65ヵ所の札幌市と関わりのあるパークゴルフ場と、その他に4ヵ所の完全民営化のパークゴルフ場が存在することが判明した。しかし、当面は当初予定通りに前記の65ヵ所を巡ることにしたいと思う。

             


札幌市の「都市緑地」めぐりを終えて

2020-07-13 16:55:07 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 6月の初めから取り組んできた札幌市の50,000㎡以上の21ヵ所の「都市緑地」めぐりを先日終えることができた。その結果、「都市緑地」と言ってもさまざまなタイプがあり、簡単に一括りにはできないことが判った。そんなあれこれを振り返ってみたい。

 そもそも「都市緑地」とは何ぞや?という問題がある。そこで法的根拠を調べてみた。すると日本では1973(昭和48)年に「都市緑地法」なるものが制定されている。それによると「都市緑地法は、都市において緑地を保全するとともに緑化を推進することにより良好な都市環境の形成を図り、健康で文化的な都市生活の確保に寄与することを目的として制定されました。この法律には、都市における緑地の保全及び緑化の推進に関する制度等が定められています。」とある。その後、時代の変遷により細部の改変は行われてきているようだが、根本は変わっていないようだ。とすると、都市緑地とはかなりアバウトな概念であることが見えてくる。そのため、今回私が巡って歩いた「都市緑地」に様々なタイプが存在することがちっとも不思議でなくなってくるということになる。つまり、今ある都市の緑をむやみに開発することなく保全し、その緑でもって市民の健康と文化的な生活を確保することに寄与しようというわけである。

 ということで、私は今回巡って歩いた札幌市の21の「都市緑地」を粗い分類ではあるが、次の4つのタイプに分けてみた。

 ◆第1タイプ《自然散策型緑地》

  ①清田緑地、②ハイテクヒル真栄緑地、③厚別南緑地、④天神山緑地、⑤東部緑地

   

   ※ 「ハイテクヒル真栄緑地」内の遊歩道の様子です。

 ◆第2タイプ《公園的緑地》

  ⑥石山緑地、⑦小金湯さくらの森緑地、⑧茨戸川緑地、⑨曙西緑地、⑩山口緑地、⑪あいの里・福移緑地、⑫豊平川緑地(豊平川雁来健康公園)

   

   ※ 茨戸川緑地の「集いの広場」の東屋と遊具です。

 ◆第3タイプ《河川緑地》

  ⑬新川緑地、⑭中の川緑地、⑮野津幌川緑地、⑯厚別川緑地、⑰豊平川緑地

   

   ※ 「厚別川緑地」の厚別川の流れです。

 ◆第4タイプ《どれにも属さないその他の緑地》

  ⑱荒井山緑地、⑲青葉緑地、⑳もみじ台緑地、㉑丘珠空港緑地

   

   ※ 「丘珠空港緑地」のランニングロードを走るランナーです。

 これらのタイプの分類、あるいはそこに属する緑地の分け方が的確かどうかは分からない。ただ、私が便宜的に分けたものと受け止めてほしい。

 第1の《自然散策型緑地》と第2の《公園型緑地》とは、自然をそのまま生かしたもの《自然散策型緑地》と、自然の中に人工的な工作物がおかれたもの《公園型緑地》に分けてみた。私の好みとしては《自然散策型緑地》の方がより好ましいと感ずるが、《公園型緑地》も緑を活かした緑地の造成が図られていると感じた。

 第3のタイプの《河川緑地》は難しい問題を抱えた緑地なのかな?と感じた。それはとりもなおさず、河川が大雨や増水時の対策を抱えながら、市民の健康・文化的生活要求にも応えねばならないという点である。そのためもあってだろうか?豊平川以外は河川敷の遊歩道や堤防上から川面を見ることがほとんどできないことが残念だった。市民が散策する際に水面が見えることでどれだけ癒されることか…。難しい問題なのだろうか?

 第4のタイプは難しい。⑱荒井山緑地はジャンプ台を維持するためだけの緑地に映った。⑲青葉緑地は崖地のために人が立ち入れるところは僅かだった。⑳もみじ台緑地は対象緑地が分散しているため緑地としての性格を掴みづらかった。㉑丘珠空港緑地は市民が健康づくりをしたり、憩ったりするには最適の緑地だったが、《自然散策型緑地》にも《公園型緑地》にも属さないタイプと思えたので、やむを得ずこのタイプに属したが、市民にとっては素晴らしい緑地の一つだろう。

 以上、ざーっと振り返ってみたが、緑地とはいっても広義的には「公園」の一つである。市民が健康的・文化的生活を享受する場としてますます魅力ある場所として存在し続けてほしい。札幌には「都市緑地」と称するところが、今回私が訪れたところも含めて126ヵ所も存在するという。50,000㎡以下の都市緑地の実態はどうなのだろうか?興味はくすぐられるものの、それらを訪れることは難しいかなぁ…、というのが本音である。

 

 

 

   

 

 

 


札幌市の都市緑地めぐり㉑ 豊平川緑地<右岸編>

2020-07-12 16:25:24 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 右岸は左岸に比べると、全体にあっさりした感じの河川敷が広がっていた。その理由は何なのだろう?と歩きながら考え続けた私だった…。 今回で札幌市の50,000㎡以上の都市緑地めぐりは一応の終了である。

   

豊平川緑地(南区・豊平区・中央区・東区・白石区)

 1,237 ,932(ドーム24.7個分)  探索日 ‘20/07/08 & 10

   

   

   

   

   ※ 昨日と同じマップを順番を反対に並べました。マップ⑧の国道274号線が渡る「豊水大橋」から右岸編をスタートしました。

 「豊平川緑地」の右岸は「豊水大橋」から上流の「五輪大橋」に向けてのウォーキングだった。「豊水大橋」と聞いてもピンとこない方もいらっしゃると思われる。札幌市の北34条を東西に走る「札樽道(札樽バイパス)」が豊平川を渡る橋である。その「豊水大橋」から真駒内公園が近くにある「五輪大橋」までの間の右岸を歩いたということである。

   

   ※ 「札樽バイパス」が走る「豊水大橋」です。

 「豊水大橋」からしばらくは河川敷には何も見当たらず、前に進んでいると何やら工事中の橋が見えた。マップ上で該当する橋は無い。「はて?」と思いながら進んでいると、堤防上に工事関係者の姿が見えた。私は堤防まで上がり「マップ上では見当たらない橋ですが?」と尋ねた。すると「新しい橋の建設中です」との答えが返ってきた。そして完成予定は令和5年3月で、橋の名は仮称「北24条大橋」としているが、現在名称募集中とのことだった。

   

   ※ マップにはまだ載っていない仮称「北24条大橋」が建設工事中でした。

   

   ※ 橋の下を通ると、ご覧のようにまだ骨組みだけでした。

 仮称「北24条大橋」通過後、テニスコート(2面)と少年野球場(1面)が目に入った。続いて「環状北大橋」を過ぎるとちょっとした公園風の広場があったが、その向こうに名称は定かではないが人車が通らない「水道管橋」が豊平川を横切っていた。

   

   ※ 札幌市内をぐるっと環状に走る道路が渡る「環状北大橋」です。

   

   ※ 河川敷に時にはこうした休憩広場がありました。後方は水道管橋です。

   

   ※ 移動可能なバックネットくらいしか設備されていない簡素な野球場です。

 さらに「北13条大橋」を挟んで、ゲートボール場、パークゴルフ場(9ホールの小型のもの)、テニスコート(2面)が散在していたが、そのどれもが広い河川敷の中にポツンと存在しているといった感じであった。

   

   ※ やや閑散としたパークゴルフ場です。後方は「北13条大橋」です。

 豊平川に目をやると、この日の好天も手伝い釣り人が豊平川に釣り糸を垂れているのが見えた。

   

   ※ 豊平川に目をやると、釣り人が釣り糸を垂れていました。後方は「上白石橋」です。

 そして「上白石橋」「JR鉄橋」を過ぎると、河川敷にはいよいよ何も施設はなく、ただただ広い芝生とサイクリングロードが伸びている光景となった。ところどころにあるベンチでは上半身裸になって日光浴をしている人が目立った。

   

   ※ ともかく右岸は このような景色を目にすることが多かったです。

   

   ※ 好天も手伝い、こうして日光浴をされている方が目立ちました。

 「東橋」「水穂大橋」「南1条大橋」と都心に近い橋を次々と潜り抜けた。

   

  ※  国道12号線が走る「東橋」です。道路標識のように左折すると北1条通に通じます。

    

   ※ 「水穂大橋」ですが、河川敷が狭くなり、ランニングロードとサイクリングロードが並行して走るだけで河川敷はいっぱいです。

 河川敷には何も見当たらなかった。何かの施設を設置しようと思えば設置できるだけの面積はあるように思える。なぜ何もないのだろうか?私は一帯が冬の雪捨て場となっていることは承知している。しかし、たとえ冬には雪捨て場として利用するとしても、夏季間はそこがサッカー場や野球場、あるいは人々が憩う空間となっても支障はないのでは?と思うのだがどうなのだろうか?何かもっと別の理由が存在するのかもしれない。

「南1条大橋」を過ぎとる二つの特殊な橋が豊平川に架かっていた。一つはNTTの電話線を渡す橋「でんでん大橋」、もう一つは水道管を渡す「豊平川水管橋」だった。

   

   ※ 「てんでん大橋」です。その隣には「水管橋」も並んでいました。

その後、「豊平橋」「南7条大橋」「南大橋」「幌平橋」「南19条大橋」と次々と現れるが、河川敷には時折ベンチや東屋、あるいはテニスコートが現れるが大半は広い芝地の河川敷が広がるだけだった。

   

   ※ このようなテニスコートが右岸では2か所で目にしました。

    

   ※ 広い芝地が広がっているのですが、これは冬の雪捨て場に利用するため?

「南22条大橋」が近づいた時だ、私が豊平川で目にする5番目のパークゴルフ場(9ホール)があった。

   

   ※ 豊平川河畔5か所目のパークゴルフ場です。

その後も「ミュンヘン大橋」「藻岩橋」と現われるものの景色は変わらなかった。

   

   ※ 時には写真のような休憩所の造営物もありました。後方は「ミュンヘン大橋」です。

   

   ※ ともかく右岸はこのような景色が延々と続きました。

 「五輪大橋」まで残りは人道橋の「藻岩上の橋」だったが、マップ上にはゲートボール場があるとなっていたが、私には認められなかった。「藻岩上の橋」を過ぎると真駒内川が石狩川と合流するためにコースは自然と真駒内川沿いの堤防に押し上げられた。

   

   ※ 真駒内川が豊平川に合流するところです。

   

   ※ 河川敷の散策路はとうとう前方で終点となり、堤防上に押し上げられました。

   

   ※ 豊平川の支流、真駒内川の流れです。

そして真駒内川に架かる橋(橋名不明)を渡り、「豊平川さけ科学館」の横に出て、「豊平川緑地」めぐりを終えた。

   

   ※ 右岸のゴールとした「五輪大橋」の袂に建つ「豊平川さけ科学館」の建物です。

 これで札幌市の50,000㎡以上の21ヵ所全ての「都市緑地」めぐりを終えた。めぐり終えて、一口に「都市緑地」といってもさまざまなタイプがあることが分かった。振り返ってみて、粗くいって4つのタイプに分かれそうだ。そのような観点に立って、明日「都市緑地」めぐりを振り返ってみたい。


札幌市の都市緑地めぐり㉑ 豊平川緑地<左岸編>

2020-07-11 19:14:35 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 豊平川緑地は左岸も右岸もよく整備されていた。しかし、どちらかというと左岸の方がさまざまな施設が充実していたように感じたのだが、実際にはどうなのだろうか?

   

   ※ 「南大橋」の橋上から見た豊平川の流れです。

豊平川緑地(南区・豊平区・中央区・東区・白石区)1,237 ,932(ドーム24.7個分)  探索日 ‘20/07/08 & 10

   

   

   

   

  ※ 以上の緑地マップは①の「五輪大橋」から⑧の「豊水大橋」(国道274号線)までを表示しています。

 「豊平川緑地」は長かった…。7月8日・10日の両日で私は豊平川河川敷の両岸を合計45キロ歩いた。そのうち、下流域の江別市市境から「豊水大橋」までを昨日レポしたように豊平川緑地の中でも「豊平川雁来健康公園」とした。

 ということで「豊水大橋」から上流の「五輪大橋」までを、今回レポすることにする。この「豊水大橋」から「五輪大橋」間の正確な距離は承知しないが、感覚的には片道20キロ程度ではないかと思われる。この区間を往復したので、そこを左岸と右岸に分けてレポすることにする。

 幸い、私は左岸を両日ともに上流から下流を目ざすコースを取った。反対に右岸は両日ともに下流から上流を目指した。よって、ここでのレポは「五輪大橋」から「豊水大橋」までの様子を連続した形でレポすることとしたい。

   

   ※ スタート地点となった「五輪大橋」です。

 私は8日(月)に真駒内公園内にある「サケの科学館」前の駐車場に車を停めて、「五輪大橋」に向かった。「五輪大橋」からは左岸を下ろうと計画した。ところが「五輪大橋」からは堤防が築かれていない。私はまず国道230号線の歩道を歩くことを強いられた。

   

   ※ 「五輪大橋」から堤防ではなく、国道歩きを強いられました。

 「五輪大橋」の下流に架かる人道橋「藻岩上の橋」からは河川敷にサイクリングロードが伸びていたので、私はそこを歩くことにした。しばらくはサイクリングロード以外は何もなかった。「藻岩橋」を過ぎ、支柱からケーブルが張られた姿が美しい「ミュンヘン大橋」を過ぎたところに夏に子どもたちが水遊びに興ずる「ウォーターガーデン」があった。しかし、コロナ禍の影響で水が抜かれていて、閑散とした光景が寂しかった。

   

   ※ 豊平川沿いを歩くことができたのは、この「藻岩上の橋」(人道橋)からでした。

   

   ※ 「藻岩の上橋」からサイクリングロートに沿って歩き始めました。

   

   ※ 最初はこのように堤防の法面と豊平川にはさまれた狭いロードを往くだけでした。

   

   ※ 姿の美しい「ミュンヘン大橋」です。

   

   ※ 子どもたちに人気の「ウォーターガーデン」に水は導かれていませんでした。

 途中、「山鼻川」が注いでいるため人道橋の「わんぱくかけ橋」を渡り、再び豊平川河川敷に戻ると、そこにはテニスコート(2面)、野球場(3面)、少年野球場(2面)などが広がっていた。

   

   ※ 河畔にはけっこうテニスコートが目立ちましたね。

   

   ※ こうした案内板がところどころに立てられていて心強かったですよ。

   

   ※ 河川敷にはたくさんの野球場が広がっていました。

 その後「南22条大橋」、「南19条大橋」間は特に目立ったところはなかったが、「南19条大橋」を過ぎると「スズラン群生地」という一角があった。初耳である。スズランの花の季節は終わっていたが、来季以降チャンスがあったら訪れてみたい。

   

   ※ ところによっては、こうして芝生だけの広場も広がっていました。

   

   ※ 右の森がスズラン群生地だそうです。後ろの橋は「南19条大橋」です。

 特徴のある形の「幌平橋」が近づいたところに樋門があった。近寄ってみると「創成川取水樋門」と書かれた銘板が架かっていた。明治期に札幌中央部に大友亀太郎が掘った「大友堀」がそもそもの由来である人工川「創成川」の取水口を確認できたのは幸いだった。

   

   ※ この橋も特徴のある「幌平橋」です。

   

   ※ 創成川に水を引き入れる「創成川取水樋門」です。

 「幌平橋」を過ぎ、河川敷そのものは広く資料によるとゲートボール場、芝生広場、休養広場、徒渉池、遊具広場などがあるとなっていたが、私の目には特別印象には残らない広場が広がっているという感じだった。そして、「南大橋」が近づいたところでこの日初めてのパークゴルフ場に出会った。

   

   ※ このような遊具が置かれた「遊具広場」もありました。

   

   ※ 「南大橋」の袂に広がっていたパークゴルフ場です。

 続いて「南7条大橋」を過ぎたところでもう一つのパークゴルフ場が広がっていた。さらに進むが「豊平橋」を過ぎ、「南1条大橋」が近づくとテニスコート(4面)、少年野球場(1面)が設備されていた。「南1条大橋」を過ぎるとゲートボール場があると資料には記されていたが、私には気づくことができなかった。

   

   ※ こちらは「南7条大橋」の袂に広がっていたパークゴルフ場です。

   

   ※ テニスコートですね。

 この後、「水穂大橋」、「東橋」、「JR鉄橋」、「上白石橋」、「北13条大橋」、「環状北大橋」と続くが、この間は河川敷が狭いこともあって、サイクリングロード以外は何一つ目にすることがなかった。

   

 ※ 一番手前が「水道管橋」、次が「でんでん大橋」、そして一番奥が「一条大橋」です。  

 この間、豊平川河川敷が他の川と違うのは、河畔に木が生えていないこともあり絶えず豊平川の流れを目にしながら歩くことができるのが目には楽しかった。

   

   ※ 河川敷が狭くなり、豊平川の流れを右に見ながらのウォークが続きました。

 「上白石橋」を過ぎたところでサイクリングロードと遊歩道が分かれるところがあった。遊歩道を進んだのだが、周りの雑草が刈り取られていなかったこともあり多少心細い思いもした。

   

   ※ サイクリングロードと別れると、こんな心細い散策路となりました。(一部分)

 「環状北大橋」を過ぎたところで、サイクルサーキット、バークゴルフ場があったが、どちらもあまり利用されている形跡がないような施設のように感じた。

   

   ※ 「豊水大橋」が近づいたところに、サイクルサーキットなるものがありましたが、未舗装でした。はたして利用者は多いのでしようか?  

 目的地の「豊水大橋」に達する前に新設架橋中の橋の工事がされていた。詳しくは明日の右岸編に譲りたい。

   

    ※ 目的地だった「豊水大橋」です。

 と、ざーっと豊平川河川敷の左岸の状況をレポしてきたが、施設が充実していたのは「ミュンヘン大橋」~「南1条大橋」間に集中していたように思われた。この間は、後背地に住宅が多いこと、河川敷が広いことなどが関係しているのかもしれない。ただ、「南1条大橋」を過ぎると極端に施設などが目に入らなくなったのは寂しい思いがした。

 「上白石橋」の下流域では河川敷全体の様子も寂しく、整備もイマイチのように感じた。私が歩いた区域はまだまだ札幌市内の中心地からそう離れていないところである。河川敷には近い将来整備する旨の立て看板も立っていた。一日も早く河川環境の整備をお願いしたいと思った。