岩内岳登山口を確認した後、市街に戻り、本日宿泊予定の「岩内道の駅」の近くにある「木田金次郎美術館」を見学してきました。西洋画でやや抽象画っぽい画は私にはその良さを十分には感得できませんでしたが、全体の画からは画の深みのようなものを感じさせてくれました。
14時少し前に無事岩内に到着し、今「岩内郷土館」の見学を終えたところです。
今回の山旅は当初、「岩内三山 山旅」としたいと思っていました。もう一つの山は「雷電山」でした。しかし、雷電山はアクセス道が一部通行禁止となっていて、私の体力ではかなり厳しそうと判断し、二山としましたが、それとてもどうなるか不安いっぱいです。
天候は良いとの予想で登山を決めたのですが、東北まで雨が来ていることがちょっと不安です。
これから明日登る予定の「岩内岳」の登山口を確認してこようと思います。
写真は岩内郷土館の建物です。町外からと申告すると、入館料300円をしっかり徴収されてしましました。
岩内町の近くにある「岩内岳」、「目国内岳」に登ろうと岩内に向かう途中で、仁木町の農村公園フルーツパークにちょっと寄り道しています。さまざまなフルーツの畑が広がる景色を眼下に見る雄大な景色です。
今回もまたスマホではまとまった文章を打つにはストレスが大きすぎますので、このような日記形式で一日に何度か投稿しようと思っています。どうぞお付き合いください。
無事に写真を入れることができました❗️写真はフルーツパークの展望台から仁木市街を眺めたところです。
「自然と芸術の融合」というのが石山緑地のセールスポイントではないだろうか?札幌の建築用材として盛んに切り出された「札幌軟石」の産出地跡を利用して芸術家たちが素晴らしい異空間を創出した「石山緑地」は他には例を見ない貴重な公園の一つである。
明治期から昭和初期にかけて、札幌では建築用材として加工しやすい「札幌軟石」は盛んに活用された。その「札幌軟石」を産出した地が石山地区である。
※ 「石山緑地」の入口表示です。
昭和30年代以降、新たな建築用材の登場により需要が減り、やがて産出を止め跡地が残ったが、そこには切り出されなかった札幌軟石の山が残った。そこは不自然に残った岩肌が一見不気味にも映ったそうだが、そこを札幌を代表する彫刻家5人による造形集団「CIN Q(サンク)」に依頼して公園づくりがスタートしたという。
※ 壁泉とスパイラルリングです。奥の塔の壁を通って水が手前のスパイラルリングに水が流れます。今年はコロナ禍のために水は止められています。
※ 「手をつなぐ石」と名付けられた作品です。
CINQの5人は岩肌が剥き出しになった異様な空間を活かし、札幌軟石や他の石なども巧みに配したうえ、自分たちの作品もさりげなく並べるという、まさに自然と芸術が融合した素晴らしい空間を産み出した。
私は、この登録№020「石山緑地」を「札幌の都市緑地めぐり」で一か月前ほどに訪れてレポしたばかりだったが、このレポのために再び訪れてみた。何度訪れても私の中でその素晴らしさは色褪せることがない。
※ 「札幌軟石」を削り出した跡がうかがえる聳え立つ石の壁です。
※ 「赤い空の箱」と名付けられたオブジェが異空間を際立たせています。
※ さりげなく置かれたベンチも石を加工したものが置かれています。
※ 石山緑地の中心施設(?)のネガティブマウンド(野外ステージ)です。
※ ネガティブマウンドを反対側から見たところです。
特に私は「スパイラルスプリング」と称する「水の広場」、そして中心施設である「ネガティブマウンド」と称する「野外ステージ」が傑作であると感じる。
「ネガティブマウント」は札幌軟石を巧みに配して階段状の客席に見立てている。ちょうどすり鉢状になっているところなど、まるでローマ時代の野外劇場を見ているような錯覚に陥る。しかし、素人の私が不思議に思うのは、「野外ステージ」と称しながらも、中心部分が平坦になってはいないことだ。なにやらその中心部分にも彫刻が施されているのだ。きっと意味があるんだろうが、私にはとんと分からない。過去には、そこで野外劇も演じられたと聞く。その際はおそらく何か工夫をして演ずるのに不自由ないような仕掛けが施されたのだと思われる。
※ 緑地内にはこのような岩がところどころで顔を出します。
※ 「午後の丘」と名付けられた作品です。
※ こちらも「午後の丘」の作品の一部です。
石山緑地の造形を見ていると、私は実際には見たことはないが、大谷石を切り出した後の大きな地下空間を活用した観光施設(大谷資料館)のことを思い浮かべる。
自然をありのままの姿で保全し、観光資源として提示するというのが観光の本道なのだろうが、石山緑地のようにそれまでの自然の姿に手を加えることによって、さらに魅力をアップするという手法は、さしずめ住宅改修でいうところのリノベーションといったところだろうか?
※ 「午後の丘」の背景の剥き出しになった岩肌です。
※ 東屋に置かれたベンチもどこか芸術的です。
開発によって自然が削られ醜くなった姿をそのままにはせずに、反対にそれを活かして再生させた「石山緑地」は、バブル時代に日本各地が開発に晒された跡を再生するモデルの一つとなっているのではないだろうか?
《石山緑地概要》
〔住 所〕南区石山78-24外
〔面 積〕118810平方メートル
〔主たる施設〕・噴水・壁泉(スパイラルスプリング)・像・彫刻(オブジェ「赤い空の箱」「手つなぎ石」「呼吸する門」)・野外ステージ(ネガティブマインド)他
〔駐 車 場〕あり20台,18台,8台 3ヶ所46台
〔問い合わせ〕藻南公園管理事務所☎011-578-3361
宮丘公園コースは、宮丘公園自体は大きな公園なのだが、コースは小ぢんまりとしたコースで、しかも住宅街からはけっして近いといえないロケーションで、はたして利用者はどれほどいるのだろうか?と心配になるコースだった。
※ 一枚の写真に3つのホールが写り込むほど小さなパークゴルフ場でした。
「宮丘公園コース」を見つけるには、やや苦労した。ナビに住所を打ち込んで出たのだが、案内されたところは確かに宮丘公園なのだが、パークゴルフ場とはまったく関係のないところだった。そこで私は以前に訪れた駐車場にまず行ってみることにした。するとなんと!駐車場の横がパークゴルフ場になっていた。
参考までに駐車場(パークゴルフ場)まで行く順路を説明する。札幌都心から「北1条宮の沢通」を西へ向かって直進する。すると道路は「宮丘公園」の下を潜るトンネルを通過する。トンネルを通過して直ぐに右手に入口が見えるので、そこを右折して進むと駐車場(パークゴルフ場)に至る。
「宮丘公園コース」は「宮丘公園」の崖地と駐車場の間にできた狭い隙間を利用して造られていたコースだった。
※ 1番ホールですが、ご覧のよう狭いコースでした。
コースは無料であり、管理するような人も見当たらなく、プレーしている人もいなかった。そこで私はさっそく独りでプレーを開始した。
コースは意外にもけっこう整備されている感じがした。面白かったのは、よく芝地を保護するためにプラスチック製の保護材を埋め込んであるのに遭遇することがあるが、その保護材がグリーン周りに埋め込まれていた。コース整備としては邪道だと思うが、それほど頻繁に整備できない現状から考え出された方法なのだろう。(全てのホールではなかったと記憶しているが)
※ グリーン周りには写真のようにプラスチックの芝生保護材が埋められていました。
短いコースながら、コースによっては丘状の膨らみがあったり、バンカー(砂場)があったり、と工夫が施されていた。
※ 手前が丘状になっていて、その奥にはバンカー(砂場)も配されていました。
※ 最終9番ホールは打ち下ろしのコースでした。コース設計者はかなりのゴルフ好き?
ただ、周りには住宅地などはないので、利用度はどうなのか?ちょっと心配なコースでもあった。
〔住 所〕西区西野290番地宮丘公園内
〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長約250m
〔休 日〕月曜日
〔利用時間〕7:00~19:00 〔駐車場〕あり(75台)
〔プレー料金〕無料
〔問い合わせ〕五天山公園管理事務所☎662-2424
〔訪問日&私の成績〕20/7/22 32/33
以前から一度は見てみたい!と思っていた連凧を揚げるところをようやく目撃することができた。100枚もの凧が連なって羊ヶ丘の大空を悠々と舞うさまはまさに爽快だった。
※ 扉写真として使用しましたが、これはまだ100枚すべてが揚がった状態ではありません。
「札幌凧の会」(代表:田中光男さん)では四季の折々に市内各地で連凧を揚げる催しを開催していることをニュースで度々報じられていた。その度に「一度行ってみたい!」と思っていたのだが、なかなか実現できずにいた。
先日、新聞で今月12日に白老町にオープンしたアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業を記念して、羊ヶ丘展望台で カムイの文様を描いた連凧を揚げる会があると聞いて、24日(金)羊ヶ丘展望台まで出かけた。
※ 「羊ヶ丘展望台」の定番、クラーク立像と札幌ドームと札幌都心の風景です。
羊ヶ丘展望台にはそれなりの数の観光客が訪れていた。その展望台の傍の芝生の広場が凧揚げの会場になっていた。
私が展望台に着いたのは12時近くだったが、広場では手作り凧の講習会に参加した人たちが自ら作った凧を揚げていた。そして、運良く正午からこの日何度目かの「連凧を揚げます」という案内があったが、凧揚げには都合の良い緩やかな風が吹くコンディションだった。
見ていると同じ形の、同じ図案の凧が引き綱に等間隔に結ばれていて、それを20枚くらい出しただろうか?そしてリーダー(田中さん?)の方が何か合図をしたかな?と思う間もなく凧が軽々と揚がり始めた。あとはどんどんと綱を伸ばしていくと、それにつれて凧が次々と空に放たれた。100枚全てが空に放たれると綱はうねり、まるで竜が悠々と爽快に空を泳いでいるかのようだった。綱の長さは100mにもなるそうだ。
※ 連凧を収納している箱から取り出し、揚げる準備をしているところです。
※ 連凧の先を持っていた人がパッと手を離すと、直ぐに凧は揚がり始めました。
※ 凧のデザインはアイヌ民族にとっての象徴の一つシマフクロウの目をデザインしたものです。
※ 連凧揚げを指導する「札幌凧の会」代表の山田光男さんです。
※ 100枚全ての凧が空を舞う様子です。
凧にはアイヌ文様(シマフクロウの目を象った図案だそうだ)が施され、その下に「カムイの凧」と書かれていた。一方その横では「札幌凧の会」の代表の田中さんが「コロナ撃退」と書かれた幅1m×長さ2mの大凧を揚げていた。
※ こちらは「コロナ撃退」と書かれた大凧です。
私は連凧を揚げるのはもっと困難なのでは?と想像していたが、あまりにもスムーズに 揚がるのを見て、少し拍子抜けの思いをしたくらいだった。ただ、そのためには長年の経験から、凧のサイズとか、形状などに緻密な計算をされたうえでのことなのだろうとは思いながら空を泳ぐ連凧を眺めていた。
最後に凧を揚げていた「札幌凧の会」の会員の方に、「今日は凧を揚げるには良いコンディションなのですか?」と伺うと、ニッコリと肯定してくれた。
ところで「羊ヶ丘展望台」は札幌の観光スポットとして定番の一つだと思われるのだが、「札幌でしかできない50のこと」の中にはリストアップされていない。その理由は何なのだろうか?いかにも北海道らしい広々とした光景が広がり、北海道を代表する文化人の一人クラーク博士の立像が有名なのだが…。いろいろと事情があるのだろうと推察されるが、あえてその理由を挙げるとすれば…。周囲に広がる施設に統一感が感じられないところにあるのかな?と思われることだ。特に私が果たして「羊ヶ丘展望台に必要だろうか?」と思われる施設として、「オーストリア館」、「さっぽろ雪まつり資料館」、「石原裕次郎記念碑」、「羊ヶ丘ほっと足湯」などを挙げたい。
※ 観光客の誰もが、このようにクラーク博士のポーズをとって記念写真に収まります。
「オーストリア館」は札幌を訪れた観光客には、オーストリアと札幌との関係などほとんど無関心であり、違和感しか残らないのではないだろうか?
※ 眼前に羊たちが草をはむ牧歌的な風景が羊ヶ丘展望台のウリではと思うのですが…。
「さっぽろ雪まつり資料館」もその存在理由が希薄であり、内容もあまりにもチープである。私に言わせれば設置場所としては大通公園内にある「札幌資料館」が相応しいのではないかと思う。また、展示物もこれまでの雪まつりのポスターと雪像の模型が陳列されているだけだった。青森の「ねぶた資料館(名称は定かでない)」では実物のねぶたが展示されていてその迫力に圧倒されたものである。せめて本物の雪を使って大雪像の何分の一かのスケールで保存展示する方法などないものだろうか?
※ この風景からは都会の中にいるとは全く感じません。
「石原裕次郎記念碑」も「羊ヶ丘展望台」に存在する理由は見当たらない。「恋の町札幌」のヒットで札幌観光に貢献したというのであれば、札幌時計台の庭あたりに建立されるのが適当ではないだろうか?
※ こちらもいかにも北海道の広大な風景を連想させます。
「羊ヶ丘ほっと足湯」にいたってはまったくその理由を見つけることが難しい。もっとも今は休止していたが…。
また、チャペル(教会)が2棟も建っているのも解せなかった。1棟で十分ではないだろうか?
というように統一感がまるで感じられないのが残念である。できれば、大都市札幌の中心からそれほど離れていない「羊ヶ丘」で北海道らしい広大な光景を感じてもらうことだけに特化した観光スポットと出来ないものだろうか?
と勝手なことを綴ってきたが、そうしたことが「札幌でしかできない50のこと」の中にリストアップされなかった理由の一つではないだろうか?という思いが拭えない私である。
濃厚な海老のスープが口の中に広がる。たくさんの野菜と共にチキンのレッグが味に厚みを加えている。「札幌でしかできない50のこと」のスタートは、札幌が発祥の地であるスープカリーの奥芝商店とした。
「札幌でしかできない50のこと」のスタートを札幌が発祥の地であるスープカリーとしたが、いきなり躓いた。というのは、提唱している「さっぽろ観光創造研究会」が発行しているガイドマップによると登録№006の「スープカリー奥芝商店 札幌本店」は南8条南14丁目にあるとなっていた。ところが周りをいくら探しても見つからなかった。不審に思い、スマホで探ってみると、どうやら「札幌本店」は閉店したらしいことが判明した。
そこでその他に「奥芝商店」が札幌市内に3店出店している中から、JR札幌駅に直結する札幌パセオ内に出店する「奥芝商店 実家店」に向かうことにした。ガイドマップが作成されたのが2015年ということだから、特に栄枯盛衰の激しい飲食店の場合は閉店したり、転居したりしている店が少なからずあるのかもしれない。
「奥芝商店 実家店」はJR札幌駅の西出口の近くパセオウエストの1階に出店していて、観光客にも立ち寄りやすいところに位置していた。
※ 奥芝商店 実家店のエントランスです。賑々しく昭和チックな雰囲気です。
外観はずいぶんと賑々しく昭和チックな装いを施した外観だった。入店するスタッフが「お帰りなさい」と声をかけてくれた。「ん?」とは思ったが、きっとこれは店のコンセプトなのだろう。
※ 店内もどこか垢ぬけない雰囲気はお店のコンセプトのようです。
スープカリーといってもメニューは多彩である。私はガイドブックにあった「やわらかチキン特選野菜カリ~の巻」をオーダーしようとしたが、実家店のメニューにはなかった。そのことをスタッフに伝えると、それに一番近いのは「フェニックス With V」(1,480円)が最も近いと教えられたので、それをオーダーすることにした。
※ メニューの一部です。
しばらくして調理された「フェニックス With V」が運ばれてきた。その器を見て驚いた。直径が40cmはあろうかと思われる大きな器に盛られて出てきた。
※ 直径40cmはあろうかと思われる大きな器に盛られてスープカリーは出てきました。
メインのチキンのレッグがドカンと載っているのは予想どおりだが、野菜の多彩さが印象的だったので思わずメモしてしまった。その野菜の数々とは…。ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、カブ、ゴボウ、ナス、ニンジン、ピーマン、キャベツ、それに半熟卵が載っていた。
※ 厨房とその前のカウンター席です。厨房とカウンター席はガラスで仕切られていました。
実家店の場合、スープは海老スープのみとのことだった。その濃厚な海老スープが絡んだチキンや野菜を美味しくいただいた。
店内のデコレーションが昭和チックと称したが、店内に流れるバックミュージックも「神田川」、「恋の町札幌」、「上を向いて歩こう」等々、懐メロのオンパレードである。私たち世代には懐かしいが、果たして観光客でやってくる若い人たちはどんな思いで聴いているのだろうか?
※ 店内の天井を飾る提灯の数々です。
さて、スープカレーであるが札幌を発祥の地として、首都圏をはじめとして本州大都市圏への進出も果たしているようだが、まだまだ全国区とは言い難くローカルフードの一つと言えるようだ。その意味では、「札幌でしかできない」一つと数えてもいいのかもしれない。観光客にとっても「北海道の食」を実感できる一品なのかもしれない。
ただ年金族にはその価格がちょっと気になるところだ。メニューを見ると私が食した1,480円の「フェニックス With V」は中位の価格帯である。高価なものは1,800円台のものもあった。ランチメニューとしてはかなり高価である。チキンや野菜などたっぷり使っているために致し方ない価格設定だと思うのだが、この価格がスープカレーを普及するうえで足枷とならなければ良いのだが…。
【スープカリー奥芝商店 実家店 データー】
札幌市北区北6条西2PASEO WEST 1F
電 話 050-5596-8119
営業時間 11:00~22:00
定休日 不定休
駐車場 有(JRタワー、パセオパーキング)
座 席 45席(カウンター席、テーブル席 個室なし)
訪問日 ‘20/07/21
私の中で現在進行中のプロジェクトとして「札幌のパークゴルフ場めぐり」が進行中である。これと並行して新たな企画「札幌でしかできない50のこと」をスタートしたいと思う。拙ブログ「田舎おじさん札幌を見る!観る!視る!」のコンセプトにぴったりの企画なのではと自負しているのだが…。
「札幌でしかできない50のこと」とは、「さっぽろ観光創造研究会」(札幌市、北大観光学高等研究センター、民間事業者などで組織)という団体が独自の視点から札幌市内の施設、ショップ、飲食店などを「これぞ札幌!」という50件に絞って選定したものである。それを見てみると、すでに何度も訪れたことのあるところ、まったく知らなかったところ、等々さまざまである。
そのラインナップは次のとおりである。
001.てっちゃん
002.いそちゃん
003.モエレ沼公園
004.円麦
005.紙の店 馬渕
006.スープカリー奥芝商店
007.北海道庁旧本庁舎
008.北海道ダイニング ビッグジョッキ
009.札幌大通地下ギャラリー 500m美術館
010.さっぽろ地下街
※ 北海道庁旧本庁舎
011.もいわ山 山頂展望台
012.雪印パーラー
013.space1-15
014.食事処 ながもり
015.札幌市こども人形劇場こぐま座
016.Bossa
017.ミルクの郷
018.森彦
019.円山動物園
020.石山緑地
021.回転寿司トリトン
022.ショコラティエ・マサール
023.みよしの
024.北海道神宮
025.ビアバーノースアイランド
026.秀岳荘
027.サッポロビール園
028.やわらぎの里 豊平峡温泉
029.モリエール
030.エムズスペース
※ 北海道神宮
031.Bar Yamazaki
032.中国料理 布袋
033.くさかカバン店
034.モスコミュール大倉山
035.バル・エスパーニャ
036.義経
037.中島公園
038.千秋庵
039.HABANA
040.狸小路商店街
041.36号線
042.MIRAI.ST cafe
043.裏参道牛肉店
044.大通公園
045.札幌芸術の森美術館
046.国営滝野すずらん丘陵公園
047.レトロスペース・坂会館
048.豊平川
049.味百仙
050.PROVO
051.北海道大学
※ 大通公園
一覧をざっと見回して、どうだろうか?ほとんど訪れたことがある、という方はいらっしゃるだろうか?私の場合は公園とか公共施設などはほぼ訪れているが、飲食店などは初耳のところも多い。「てっちゃん」、「いそちゃん」なんて、いったいどのような業態のお店なのか想像もつかない。
いったいどのような基準でこれら50ヵ所が選定されたのか?はたまたここから見えてくる札幌とは、どのような札幌なのか?これらの施設やお店を訪れながら、そのことを考えてみるのも一興と思う。
ということで、「札幌でしかできない50のこと」を私のプロジェクトの一つに加えようと思う。「札幌のパークゴルフ場めぐり」と同様、急ぐことなく何も予定のないときを見つけながらじっくりと取り組んでみようと思う。あるいは途中で私のことだから他のことに興味が移ってしまい、中途半端な形で消えてしまうことも可能性も含みながら…。
※ 投稿後にスマホで確認すると、選定された50ヵ所がぐちゃぐちゃになっていたので、改めて一列にして掲載することにしました。
ここまで体験した3つのコースと違い、有料の上に、27ホールという大きなパークゴルフ場で、コースの整備状況も良く、気持ち良くプレーすることができた「前田森林公園コース」だった。
※ 前田森林公園コースの三つのコースの概要が記された案内板です。
「前田森林公園」はこれまで夏冬に関わらず何度も訪れていたが、パークゴルフ場の存在は知らなかった。というのも、パークゴルフ場は私が公園と認識していた箇所とは別の小さな道路一つ隔てたところに存在していたからだ。パークゴルフ場は公園部分とは同じ「新川」沿いにあったのだが、私はやや迷った末に、無事に大きな駐車場に車を乗り入れることができた。
コースの入り口には立派なクラブハウスが建っていた。中には休憩所、売店(食堂併設だったが現在は閉鎖されていた)、トイレ、チケット売り場などが入っていた。
※ クラブハウスを写真に収めることを失念してしまいました。
有料のコースは初めてなので、チケット売り場の係員に利用方法を教えていただいた。
それによると「前田森林公園コース」は「サクラ」、「シラカバ」、「ナナカマド」と9ホールのコース3コースあった。そこを標準では2コース18ホールを回るのに一般で300円だという。65歳以上は3割引で210円である。全コース回ったり、さらに長くプレーしたりするにはそれに応じた料金が設定されている。
※ ティーグランドにはこのようにコースの長さ、標準打数(パー)が記されています。
私は標準で2コースを回ることを希望した。すると、係員は初めての私に対して「シラカバ」が初心者向き、「ナナカマド」がロングコース、「サクラ」が丘陵コースと教えてくれた。私は「シラカバ」と「ナナカマド」をチョイスする旨を伝えた。
※ グリーン周りは芝が短く刈られています。でももう少し短くてもいいかな?
最初に「シラカバ」コースに入ると、先にプレーしようと準備していた人たちが「独りですか?」と確認すると、「先にプレーしてください」と先を譲ってくれた。独りプレーは進行が速いので、こうしたマナーが自然に出来ているのかもしれない。
※ 平日でしたが、多くの人がプレーを楽しんでいました。
コースは良く整備されていて、フェアウェイはきっちりと芝が刈りこまれており、ラフとの違いがはっきりしていた。また、グリーンは本来のゴルフ場ほど完ぺきではないが、ボールが良く転がるように整備されていた。
※ フェアウェイとラフではボールの転がりが全く違います。
私は初心者ゆえにボールが真っすぐに飛んでいかない。するとラフに捕まり、その後に苦労をして初心者コースであるはずなのにオーバー3で36打も叩いてしまった。反対にロングコースという「ナナカマド」コースではアンダー6の27で終えることができた。これはなぜだろうか?初心者ゆえの気まぐれのような気がする。
※ グリーン周りは整備前だったのでしょうか?芝がやや長いように思われます。
この日、無料コースと有料コースの両方を体験し、やはり気持ち良くプレーするにはコースが整備された有料コースに人々は集まるのではないか、との印象を私は持ったのだが…。しかし、拙速な結論を導き出すのはよそう。まだまだ多くのコースを訪れる中でこの問いを考えていきたいと思う。
〔住 所〕手稲区手稲前田482番地
〔コース概要〕・27ホール、パー99 総延長約1,554m
〔休 日〕なし(毎木曜日は整備日のため18ホールのみ開放)
〔利用時間〕8:00~17:00 〔駐車場〕あり(574台)
〔プレー料金〕・18ホール 一般300円、小中学生150円、65歳以上210円 他に回数券、一日券など有り
〔問い合わせ〕前田森林公園管理事務所☎681-3940
〔訪問日&私の成績〕20/7/13 63/66
巨大な彗星が隕石として地球に激突するというような事態が起こったなら…。考えたくもないことではあるが、「あるいは?」と思わせてもくれる映画だった。地球滅亡という危機の中で織りなす人間愛が色濃く描かれていた点に好感を持てた映画だった。
※ 映画タイトルの後にナンバーリングを付けているが、この数字は私が2007年に札幌に転居後に観た映画の通算の映画の数である。「映画は最高のエンターテイメント」と考える私にとって、これからも有料・無料にかかわらずできるだけ映画を観ていこうと思っている。
「映画へと導く映画」第2弾は「ディープ・インパクト」だった。製作年は1998年と20世紀末を迎え、世の中には終末的な発想がけっこうはびこっていた時期でもあり、こうした映画が製作される背景があったのかもしれない。
映画は天文好きの少年が未知の彗星を発見し、それが天文学者の知るところとなり、それが地球に向かっていることが判明した。しかし、天文学者が事故に遭遇し死亡したために闇に封じ込められていた。ところが、それが米政府の知るところとなり、米政府は人々がパニックになることを恐れ、密かに対策を練ったうえで、「『ウルフ=ビーダーマン彗星』が1年後に地球に激突することと、衝突回避のための『メサイア計画』を実施する」と大統領から発表された。
本作はこうした世界的な危機に陥った状況下の各登場人物の人間関係と、政府の危機管理対策を主軸として描いている。
「メサイア計画」は宇宙船メサイア号に乗り込んだ宇宙飛行士たちが彗星を核爆弾で破壊する計画だったが、思惑通りにはならず大小二つの彗星に分裂しただけだった。分裂した彗星はなおも地球へ向かっていた。
先に地球に到達するとされる小さな彗星が地球に激突しただけで1,000mくらいの津波が発生するという。そこで米国では100万人規模の地下都市を造り、そこに避難した人たちによって壊滅的打撃を受けた地球を将来再生するという計画を立てた。つまり米国の人口3億人強のほとんどの命を見捨てねばならないという計画である。映画ではこの100万人に選ばれるか否かを巡り、様々な葛藤と人間愛が描かれる。
果たして地球の運命は??
あり得ないと思いたい仮定であるが、災害国・日本に住んでいるとそうした仮定がまったくの絵空事とも思えない。地球規模とまではいえないが、いま日本で心配されている南海トラフ巨大地震が起こったなら…。
こうしたパニック映画は、ある意味で私たちに警鐘を鳴らしていると受け止めたい。
映画「Deep Impact」…、「深刻な衝撃」は一見絵空事のようでありながら、「あるいは?」と思わせてくれた映画だった。
ところでコロナ禍に揺れている中での映画会である。当然万全の体制を取っての映画会だった。検温、手の洗浄、適度なソーシャルディスタンス、退場時の混雑緩和、等々…。
※ 映画界の開演前にはスクリーンにこのような形で注意喚起されていました。
コロナウィルスの伝染を防ぐには、ステイホームに努めるべきなのだが、一方で万全の体制を執りながらこうした社会的、文化的活動も再開していかねばならないとも思う。もっとも映画会などは典型的な不要不急のことである、と指摘されれば反論の一言もないのだが…。